鈴鹿市議会議員の田中通です.
昨日の各派代表者会議で議場でのフェイスシールド着用が認められましたので,
大きい会派さんを中心に多くの議員がフェイスシールドをしてくるものかと思いましたが....
蓋を開けてみれば私だけがフェイスシールドをしていました!
開けてビックリ玉手箱状態でした.
一番前の席なので,後ろの席とかはよくわからなかったのですが,
どうも私以外いなかったみたいでした.
私はエレベーターを使うとき,同乗者の方が近くの階のボタンを押されたら
できるだけ一緒に降りて,そこから階段を使うようにしているのですが,
今日は本会議の直前に4階分を階段で登り,かなり暑かったところに
フェイスシールドでしたので,汗ビショでした.
フェイスシールドはかなり熱がこもって暑いのです.
学校で先生方がフェイスシールドをしているご苦労が少しは理解できそうです.
画像処理研究をしていた時は,人間の知覚情報処理過程の解明が常にテーマとなっていました.
人間はマクロの視界とミクロの視界を脳内に持つのですが,
議場での多くの時間,意図的にミクロの視界をオフしていました.
シールドの傷やゆがみ,そして曇りがあり,まともに見ていたら頭痛を起こすかもと危惧しました.
換気などいろんな課題があるかと思いますが,普段裸眼で過ごす私にとっては,
目が守られている感覚が大きくてかなり安心できます.
自分自身の指先からも目を守れます.
マスクがあれば,保護メガネでも良いのかもしれませんね.
世界中で新しい生活様式を模索している中,
フェイスシールドを使ったCOVID-19対策も,
より快適で安全なものに変わっていくことを祈ります.
写真の真ん中部分は結露の跡です.
さて,本会議の内容に戻りますが,
執行部から6/4に提案説明があった議案についての質疑がありました.
議案質疑においては議案の内容から外れることはいけないのですが,
議場が一斉に「あれ?」
となる質疑もあり,
皆が先行きに不安を覚えていた様子がテレビからでもわかったのではないでしょうか.
それぞれの議案が委員会付託されました.
予算決算委員会に付託されたものについては
本会議後に開催されました予算決算委員会で各分科会に付託されました.
そして午後からは平成25年以来初めて設置された特別委員会である
新型コロナウイルス感染症対策特別委員会が開催され,
異例のCNS中継&議場での開催.
委員は真ん中に並び,他の議員も議場で着座しての傍聴となりました.
ついつい意見を言いたくなりますが,そこは傍聴者なので絶対に押さえないといけないところです.
ここではたくさんの議員がフェイスシールドをされてました.
フェイスシールドの大変さも利点も共有できたかと思います.
議席からのフェイスシールド着用発言者は1名いて,
発言時はマスクを外されましたが,マイクの声の拾い方がいつもと違っていて
非常に参考になりました.
議席からのフェイスシールド・マスクの両方を着用しての発言の場合は
どうなるのか気になるところでしたが,その機会は訪れませんでした.
執行部答弁で少しおかしなところがありました.
インターネット接続とWiFi接続が混同されているような感じで気持ちが悪かったです.
興味深い答弁では,WiFiを利用してのインターネット環境があると回答した児童・生徒が約14,000名で集計者数の9割に当たるということ.
有線接続は?
携帯回線は?
と,突っ込みたいところですが,まぁ,鈴鹿市は9割プラスアルファでオンライン教育を受ける環境があるようですね.
ちなみに文科省は95%と見込んでおり,残りの支援をどうするか検討しています.
最後の委員長の締めはなかなか良かったです.
要約すると,
新型コロナウイルス感染症は未だ完全に収束に至っていない.
ひとりひとりができる対策をしていく以外にない.
これまで積み上げてきたひとりひとりの地道な努力は,
今しばらく続けていただき,
これまでの努力が水泡に帰することのないように皆様にお願いしたい.
緊急事態宣言が解除され,周囲が緩んでいく中でも
危機意識を強くもち続ける方々を勇気づける言葉でした.
今日は最後までいて良かったなぁ.
多くの方に傍聴に来ていただきたいです!
中継は少ないですが多くの方に視聴していただきたいです!
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