1・2年生とゴードン先生の交流をのぞきました。

2017年09月28日 | 学校生活

1日のうちに数回,学校内外をブラブラしています。
暇だからではありません。
学校施設の安全点検と,子どもたちの学習の様子を見るためです。


28日(木),4校時,2階の多目的室から子どもたちのにぎやかな笑い声が聞こえてきました。
何をしているのか気になり,ひさしぶりにブラブラでかけることにしました。
教室をのぞきこむと1・2年生とゴードン先生が何やらゲームをしていました。
ゴードン先生は ALT(外国語指導助手)として週1回木曜日に来校します。
5・6年生を対象として行われている外国語活動の授業を担任の先生とチームを組んで教えるためです。
でも,せっかく来ているのに5・6年生の2時間だけの授業では,あまりにももったいない。
そこで,ゴードン先生には,低学年・中学年の学級活動の時間にも行っていただいています。
また,ローテーションで全学年の給食に行ったり,中休みや昼休みなどに児童と一緒に遊んだりもしていただいています。
のぞき見たのは,1・2年生と交流している場面でした。
リズムに合わせて次のような英語の単語を言いながら歩きます。
ワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ・シックス・セブン
ワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ・シックス・セブン
ワン・ツー・スリー・フォー・ファイブ・シックス・セブン
次に向かい合ってお互いに次の単語を言います。
ロック( rock )
シザーズ( scissors )
ペーパー( paper )
ワン・ツー・スリー
そしてこのあとジャンケンです。
さて,何というゲームでしょう。
写真から想像してみてください。
答えは → じゃんけん列車
ゲームを通して子どもたちは英語に慣れ親しんでいきます。
やがてこれが,天気やあいさつなどの身近な日常表現の理解へと進みます。
6年生にもなると,知っている限りの単語を並べ,身振り手振りで,コミュニケーションを図ろうとする子どもたちの姿を見ることができます。
そんな子どもたちの姿とわが身を比べると,恥ずかしさとともにうらやましさを感じてしまいます。

※おまけ
学校教育の内容を定める学習指導要領が2020年度に改定されます。
それに伴い,小5・6で週1時間行われている外国語活動は外国語科(英語科)として週2時間に増えます。
また,小3・4でも週1時間の外国語活動が新たに加わります。
2020年度に行われる東京オリンピックをきっかけにしてさらに英語の必要性が高まることに備えての変更です。
さらにさらに,文部科学省では,2020年度実施まで待てないということで,全国の教育委員会に,2018(平成30)年度からの先行実施または移行措置を迫っています。
移行措置となった場合には次のように外国語教育を進めていくことになります。
小5・6は毎週1回に加えて7週に3回の割合で外国語科(英語科)を行う。
小3・4は7週に3回の割合で外国語活動を行う。
現在,大月市ではどちらにするか検討中です。
どちらにしても,来年から外国語(英語)を学習する時間は増えることになります。