正社員というのは待遇もまあ良いがそれだけ仕事もきつい。拘束もされる。大きな成果もあるが大部分はデメリットである「責任」を取らされる立場にある。
つまりハイリスクハイリターン(職種によってはローリターン)。誰も彼もがそういった立場に立ちたいのかと言われれば明確にノーだろう。昔の日本はこの点を考慮に入れず男性ならば正規社員である事が必須であった風潮があった。それが単に崩れてきたという事だろう。
仕事は程々の時間でやって尚且つ趣味に打ち込む、という人が増えてきているわけで別段会社が正社員を絞ったから、という理由に原因を求めるのはどうかと思う。
この先にある理想系の社会は一日5時間程度働けばそこそこ生活出来、金がかからない&金にならない趣味(ミュージシャン、アーチスト、俳優)などが3,4時間出来るような社会、それが認められている社会になればいい。数字だけから問題を提起するのは往々にして本質を見失う可能性がある。
しかもだが、こういった記事を書く人が100%正規社員であろうから視点がそうなるのは理解出来るのだが。