彦根市立鳥居本学園 ブログ 

平成27年4月から小中一貫型小中学校として新たな歩みを始めました。学園と鳥居本の魅力満載ブログです。

ダブルディスプレイ方式(ICT)

2015年09月30日 | 鳥居本小中学校
 一昨日このブログで紹介させてもらった前川教育長の出前授業の写真をご覧になって、「あれ?」と思われた方はいらっしゃいませんか。

この写真です。
左の80インチディスプレイには演題が映し出され、そのパワーポイントを使ったお話を進めた写真が右の電子黒板に映し出されています。
見出しの写真のように,スタートはどちらも講演のタイトルから始まるわけですが、話が進んでいくうちに、今日の話は何がテーマだっただろうと思う生徒は、常に左の画面で確認をしながら、右の画面を見て話を聞くという事が出来ます。
もちろん、黒板にタイトルを書けば済む話ですが、タイトルを示しながら、今回は生徒の宿題を左に写したり、講演中話題になったことをインターネットで検索して示したりしながら、元のタイトル画面に戻るということを行いました。

 「こんなことを可能にして欲しい」と言うところから、今回のICT設計が始まりました。お手本とするところを探したのですが、日本国内では見つかりませんでした。先進の米国視察をした本校職員が日本の教育にあった形にアレンジをした結果を実現した形がダブルディスプレイでした。まだ、電子黒板と、80インチ液晶の組合せだけですが、10月7日から全校生徒に1台ずつのタブレット端末が用意されますので、本邦最先端の方式を用いた授業が始まります。

 また、少人数教室を利用して小学生もここを利用します。小中一貫校らしい姿をお見せできると思います。1月27日には小学校6年生の公開授業を中学校校舎で行います。どうぞお立ち寄りください。

築山撤去完了

2015年09月29日 | 鳥居本小中学校
 昨日から行われていた築山の撤去が完了しました。
 長年親しまれていた築山がなくなったことは残念ですが、見渡しが良くなり、安全(保安)面からは見通しがきくようになりました。
 また、撤去が終了し、高学年が市陸上記録会の練習に向け、運動場の草むしりを頑張りました。

未来の自分に連れて行って

2015年09月28日 | 鳥居本小中学校
 彦根市教育委員会の前川教育長が4年の任期をまもなく終えられるにあたり、本日鳥居本中学校1年、2年の各教室で1時間ずつの授業をされました。
 2年生には見出しのテーマでのお話でした。20年後、50年後を想像してみよう。どんな社会になっているのだろう。人口推移の予想図を示されながら、私たちに出来ることや必要な力は何かを熱く語ってくださいました。
日野原重明先生の

鳥は飛び方を 変えることは出来ない。
動物は這い方、走り方を 変えることは出来ない。
しかし、人間は 生き方を変えることが出来る。

を最初に示され、最後にダーウィンの

最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、 変化できる者である。

あらゆる反論を想定して発表された『進化論』を著したダーウィンの説得力ある言葉で結ばれました。

生き残る=持続する 
このままでは、今の子どもたちが生活できなくなるかも知れない。それは環境問題だけではなく、人権問題や国際平和に関してもしっかり考え行動することが私たちに求められていると思います。そんな社会の担い手を育てるのがESDの考え方で、前川教育長が就任以来お話されていたことです。きっとその思いを生徒たちが引き継いでくれると思います。

宿場まつりフリーマーケットへ

2015年09月26日 | 鳥居本中学校学習
昨日触れましたが、今年の卒業研究は宿場まつりのフリーマーケットへ参加します。
そのうちの一つ、さんあかレンジャーTシャツを作るグループの作品です。
バックプリントには

今年の日付に「鳥居本宿場まつり」の文字。
まだ価格設定が出てきていないようで、次の総合的な学習の時間に、価格を決めるそうです。
このシャツ限定10枚。売り切れ御免です。
他に、子ども向けに、

色鉛筆タッチのさんあかレンジャー、顔をあちこちに散らしてあります。
他にもありますが、とりあえずこの2枚を紹介します。
男鬼の木製品とともに、10月4日 宿場まつりでご覧ください。
私は個人的に竹が気になっています。(昨日のブログをご覧ください)

卒業研究

2015年09月25日 | 鳥居本小中学校
 本日3年生は卒業研究の1日活動の日。それぞれのグループに分かれて丸一日自分達の課題に取り組みました。朝はあいにくの雨でしたが、10時頃から上がり、男鬼に登るグループ、佐和山との植生の違いを調べるそうです。鳥居本マップの英語版作成のグループなど。
 今年の特徴は、10月4日の宿場まつりにフリーマーケットを出すグループがあることです。「どんな商品なら買ってもらえるだろうか。」マーケティングを行い、さんあかレンジャーや男鬼の森林から得た木材でイノベーションを。

植木鉢や花瓶を置く台を作っています。台ですから水平じゃないと買ってもらえないだろう。ボールを置いて台が水平であることを確認しています。お客さんの気持ちになって、自分ならこの商品を欲しいと思えるように作っていました。

これは何になるのでしょうか。このグループは竹を切ったら、家庭科室に運んでいきました。10月4日に見られなかったら、文化祭に登場するかも知れません、とのことです。

さんあかレンジャー

2015年09月24日 | 鳥居本
 鳥居本中学校では、毎年3年生が卒業研究と題して総合的な学習の時間に思い思いの活動をします。以前このブログで紹介を少ししましたが、今年の活動も佳境に入ってきました。
 さて、標題の「さんあかレンジャー」は3年前にこの卒業研究で作られたキャラクターです。鳥居本をアピールする方法の一つとして古くから伝わる「鳥居本のさんあか」を形にしてくれました。今までは、ずっと平面だったのですが、今年はそれを立体にしようと鳥居本中学校の職員らが取り組みました。随分形になってきました。
これはどこに使われるのでしょうか。いろいろとプランが練られた結果、本物っぽく作ろうということになり、本物のヘルメット、赤のつなぎを基本に、イラストに使われている合羽や赤玉を配置することにしました。
鳥中体育祭で合羽レッドのみ登場。


ゆるキャラと呼ぶためには次の3箇条をクリアする必要があるそうです。
1.郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。
2.立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること。
3.愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること。
この3箇条に加えて着ぐるみがあること と書かれていました。

いよいよゆるキャラの仲間入り出来るのかな。もうすぐ街に飛び出します。