晴天が続いているかと思っていたら、鳥中の自転車庫前の桜が咲きました。まだチラホラ程度です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/2f/769a78b1a6cba912031cbff4c1b7cb04.jpg)
もろともに あはれと思へ 山桜
花より外に 知る人もなし
前大僧正行尊(66番)
『ちはやふる』がヒットしているようです。映画の中で、この歌についてのやりとりがあります。
古典大好きな大江奏(おおえかなで)さん、部活動の途中で
「『もろともに』は、とあるお坊さんが、一人孤独な修行に耐えていた時に詠んだと言われてます。山に一本だけ咲いていた桜に向かって、ひとりぼっち同士、仲良くしようって呼びかけた、ちょっと寂しげな歌ですね。」
すると、千早(ちはや)が、
「あたしはちっとも寂しくないよ。 あたしには強い絆の歌にきこえるなあ。」
「あなたがいれば、私は頑張れる。だからもっともっと深くわかり合いたいって。」
この歌が、今後仲間割れしそうになった机君(つくえ君)の気持ちをつなぎ止めることになります。
おっと、ネタバレになりそうですね。これくらいで止めておきます。でも、この場面、ホントいい場面です。
いよいよ明日は、離任式。「別れ」には「せ」の歌が似合います。
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ
崇徳院(77番)
岩によって二つに分かれても、また会いましょうという内容です。66番、77番とぞろ目を並べて見ました。
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もろともに あはれと思へ 山桜
花より外に 知る人もなし
前大僧正行尊(66番)
『ちはやふる』がヒットしているようです。映画の中で、この歌についてのやりとりがあります。
古典大好きな大江奏(おおえかなで)さん、部活動の途中で
「『もろともに』は、とあるお坊さんが、一人孤独な修行に耐えていた時に詠んだと言われてます。山に一本だけ咲いていた桜に向かって、ひとりぼっち同士、仲良くしようって呼びかけた、ちょっと寂しげな歌ですね。」
すると、千早(ちはや)が、
「あたしはちっとも寂しくないよ。 あたしには強い絆の歌にきこえるなあ。」
「あなたがいれば、私は頑張れる。だからもっともっと深くわかり合いたいって。」
この歌が、今後仲間割れしそうになった机君(つくえ君)の気持ちをつなぎ止めることになります。
おっと、ネタバレになりそうですね。これくらいで止めておきます。でも、この場面、ホントいい場面です。
いよいよ明日は、離任式。「別れ」には「せ」の歌が似合います。
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ
崇徳院(77番)
岩によって二つに分かれても、また会いましょうという内容です。66番、77番とぞろ目を並べて見ました。