彦根市立鳥居本学園 ブログ 

平成27年4月から小中一貫型小中学校として新たな歩みを始めました。学園と鳥居本の魅力満載ブログです。

総天然芝グラウンド

2015年05月31日 | 鳥居本中学校学習

鳥居本中学校のグラウンドは総天然芝です。

グラウンドが芝生化されて6年になります。どんなに風が吹いても砂や土が舞い上がらず、強い日差しの日でも気温が抑えられ、快適です。多少転んでも大丈夫。

グラウンドの芝生化は2000年代に入って各地で取り組まれていますが、わりと失敗に終わり断念している学校が多いようです。季節によって中心となる芝の種類を変えていったり、校舎の陰になるところへの配慮。何といっても水やりと芝生刈りは日常的な取り組みとして欠かせませんし、天候勝負のところがありますから、管理は大変です。芝生の管理を担ってくれているのが本校の用務員さんで、9月の運動会の日、みごとな緑をご覧いただくために、今から緻密に生育してくださっています。地元の方だけでなく、一度鳥居本にお越しいただき、是非ご覧ください。

写真は先週行われた体力テストで、ハンドボール投げを行っているところです。


イチゴ狩り

2015年05月30日 | 鳥居本小学校学習

地元の農家の方が、イチゴハウスに鳥居本小学校の児童を招待してくださいました。低学年、中学年、高学年の3回に分けて。昨日は最終日の中学年が訪問させていただきました。

子どもたちは自分の背丈くらいの位置にあるイチゴを探して、たくさんいただきました。

この農法、少量土壌培地耕というそうで、農業技術振興センターが開発した滋賀県独自の養液栽培技術だそうです。路地栽培と水耕栽培の良いとこどりだそうで、植物にとっては土があるので植物そのものの元気さがあって、雑草も交じっていましたから、路地に植わっている雰囲気です。それに、必要な養分は溶液で与えられ、さらに余った溶液を回収し、養分が無くなるまで繰り返し使うことで、無駄なく、さらに連作障害もでない。子どもたちにとっては少し高い位置にありますが、農家の方は腰をかがめることなく収穫できますから、身体に対する負担が少ない。子どもたちの頭と、イチゴの葉っぱをご覧ください。大きなイチゴであることが分かっていただけると思います。それでも今年は、ハクビシンの被害にあってイチゴの生育に影響が出たそうで、ハウスのまわりには、いくつかの仕掛けが・・・。

すると、

キツネが罠にかかっていました。イチゴを罠に入れておくとそれを食べに入るそうで、今年4頭目だそうです。

美味しいイチゴをいただいたうえに、キツネまで見ることができて子どもたちは大はしゃぎでした。

 


広報6月15日号取材

2015年05月29日 | 鳥居本小中学校

 平成26年度全国学校関係緑化コンクール学校林等活動の部で特選「農林水産大臣賞」を受賞しました。5月17日の全国植樹祭で表彰があり、賞状と盾が届きました。それに伴い、ひこね市広報が鳥居本中学校へ取材に来られ、生徒会長と代議員議長がインタビューに答えました。写真は取材の模様です。

 なお、ひこね市広報には6月15日号に掲載されます。その他、新聞でも報道される予定です。お楽しみにしてください。

このテーマについては、続報を後日アップします。


男鬼学習(小学校)

2015年05月28日 | 鳥居本小学校学習

先日鳥居本学区仏生寺町にあります信行寺へ6年生児童が行って来ました。

鳥居本の、特に男鬼(おおり)にまつわる歴史を信行寺のご住職から学びました。

鳥居本学区には、仏生寺、荘厳寺と「寺」という字が付く町名があります。比叡山よりもずっと古い時代に霊山寺というお寺があり、霊山寺の別院として七ヶ寺が周辺に作られました。観音寺、安養寺、大杉寺、仏生寺、荘厳寺、男鬼寺、松尾寺の七ヶ寺です。男鬼寺というお寺は今はありませんが、お寺の名前が町名に残っていると考えられています。

なぜ、男の鬼という名前が付けられたのかを、鳥居本中学校の学校便りで「ご存知の方、教えてください」と求めたら、資料をいただきました。なんでも、京の都から見て北東の方角、つまり鬼門にあたり、鬼の名前がついているというお話や、「鬼」というのは今は悪者のイメージがあるが、力強いものの象徴でもある。観音寺の観音様をお守りするために力強い男性の鬼をここに置いてあるのだというお話がありました。

男鬼、「おおに」と読まずになぜ「おおり」と読むのかについては、改めて考えます。

男鬼の地形や産業についてお話をうかがった後、子どもたちは楽しみの「魚つかみ」

企画をしてくださった信行寺ご住職、鳥居本学区青少年育成協議会の皆さん、仏生寺のみなさん、お世話になりました。有り難うございます。子どもたちが元気にはしゃぐ声が、静かな山村にこだましていました。 

 


本年度初ブログ カキツバタ群生

2015年05月27日 | 鳥居本

こんにちは。

平成27年度を迎え、鳥居本小学校と鳥居本中学校は「鳥居本学園」という小中一貫型小中学校として新たな歩みを始めることとなりました。鳥居本学園の様子はもちろんのこと、鳥居本のことを紹介しますので、ご愛読よろしくお願いします。

さて、本来でしたら学園の紹介から始めさせてもらうと良いのですが、季節的なことなので、先日行われました笹尾町での観察会で撮影してきたカキツバタの群生をご紹介します。

 

少し旬は過ぎましたが、まだまだきれいなカキツバタが見られます。笹尾町へお急ぎください。

 これはウツギの花。

例の  う~のはな~の 匂う垣根に・・・の ウノハナです。 カキツバタの群生を見ながら、あぜ道を歩いていると、至る所に咲いていました。

笹尾町に何軒かの家が建ち並び、少し小高くなった所に、冬季期間中のみ利用されていた鳥居本小学校笹尾分校があります。

窓から、そっと覗いてみると、黒板や机が残っていました。その古い校舎の回りに

 

マムシクサがいくつも育っていました。私の目には、マムシと言うより、コブラが頭を上げているように見えてしまいます。詳しい方に尋ねると、この植物の茎になるのでしょうか、それとも花柄になるのかの模様がマムシの模様に似ているらしいのです。

本当に豊かな自然にめぐまれた所です。全て5月24日に撮影した写真です。今ならご覧いただけますよ。