彦根市立鳥居本学園 ブログ 

平成27年4月から小中一貫型小中学校として新たな歩みを始めました。学園と鳥居本の魅力満載ブログです。

運動会 よさこい練習

2015年08月31日 | 鳥居本小学校学習
 9月19日(土)の運動会に向け、本日から練習を開始しました。
 2校時には、体育館で全校によるよさこい練習が行われました。
 「なるこ」を持っての練習は今日からでしたが、全校児童が集中して練習に取り組めたため、予定していた時間よりも早く終了できました。
 今日は、比較的暑さはましですが、運動会まで集中して練習に取り組めるよう、ご家庭の方でも応援よろしくお願いします。 -->

昭和36年「鳥中情報」

2015年08月29日 | 鳥居本小中学校
 夏季休業中に鳥居本中学校の耐火金庫の整理をしました。すると、写真の新聞がきれいにたたまれて、ある冊子の中から出てきました。
 昭和36年11月18日発行。きれいにレタリングされていますが、おそらく手書きによるものだと思われます。トップ記事が「校舎増築」図書室やその他の特別教室がなくて困っていると書かれ、新校舎見取り図には音楽室、理科室、技術室、調理家庭室が新たに記されています。
 校長先生が 福田理庸先生、今では考えられないご本人の住所も書かれています。第2室戸台風の被害の様子や、生徒会活動のことが第2、第3の記事として記載されていました。
 裏面には「私たちの学校生活」というタイトルで、当時2年生の小野さんが次のようなことを書いています。

 私たちの学校は全校二百名足らずの小さな学校です。よそへ試合に行ったりすると、「大きいなあ。うわあ、すごい人数やあなあ。教室の中真っ黒やなあ。」と驚きます。・・・。真ん中に広い運動場があって、ハンドボールとテニスコートがあります。学校のまわりには山と田と畑がゆったり、のんびりと広がっています。だから神経がめったにとんがりません。

 とあります。その後、三時間かけて通学している友達のことや静かに学習できていることなど、この学校で勉強できる喜びが綴られていました。
 そして、最後に『朝鮮の友から』という題は、おそらく先生が書かれたものだと思われる文章がありました。

 去る十月一日、T先生宅へ「日本国滋賀県・・・」と書かれた珍しい手紙が届いた。この春北鮮へ帰られたK(本文は本名が書かれています)さんからのものである。北鮮とは正しく言えば、朝鮮民主主義人民共和国でKさんは咸鏡南道咸州群新下里に住んでおられる。・・・こちらの冬はとても寒く、川の水が全部15cm~20cmくらいこおってしまうそうです。・・・・

 というような紹介がされていました。この新聞は昭和36年ですから、1961年。1950年代から帰還事業がすすめられ、多くの在日の方が、北へ戻られました。『キューポラのある街』の中でも少し描かれていますし、ビートたけしさん主演の『血と骨』は帰還事業がテーマの1つとして表現されています。在日朝鮮人の子どもたちが一緒に勉強した記念に、いくつかの学校に記念の像が贈られています。城東小学校にはその像が残されています。
 このような記事を見つけると遠い国が一気に近くなるような気がします。

2学期始業式

2015年08月28日 | 鳥小学校行事
 まだまだ、残暑厳しい中ですが本日より2学期がスタートしました。子どもたちは、大きなバックに夏休みの課題を入れ、元気に登校しました。
 1校時に体育館で2学期の始業式を行いました。最初に学校長より、“go for it”「目標に向かって進む」「がんばってやってみよう」そして“support each other”「支え合う」 (詳細は学校だよりにて)の話の後、児童代表4名が2学期の決意を発表しました。最後に養護教諭より熱中症に対する注意を行い、始業式を終えました。
 その後、子どもたちは教室へ戻り、担任の先生から話を聞いた後、後期の教科書が配布されました。
 夏休み中は静かな小学校でしたが、今日から明るく元気な声が校舎に響き本来の鳥居本小学校に戻りました。
 写真は、始業式の様子です。

男鬼森林学習(活用)中学3年生

2015年08月26日 | 鳥居本中学校学習
 4月に1年生の植樹、2年生の伐採に続き、3年生の活用を本日行いました。
 例年、地域の方々のご協力を得て、製品に仕上げていきますが、今年は、近江八幡市から厚生労働省もの作りマイスターにお越しいただき、木の見方から、木工のヒントなどいろんな事を教えていただきながら大きなすのこを3枚と、長いすを3脚作りました。
 
 インパクトドライバーを使ってのビス止めをおそるおそるの作業で始めた生徒たちも、終わり頃にはすいすいと作業をこなしていたように思います。

 「すのこに脚を付けたら椅子になる」ということで、天板の作業はすこの作りの後半戦同様すいすいとできたのですが、脚を付けるところが結構難しい。それでも、地域の皆さんや物づくりマイスターの皆さんに教えてもらい、手伝ってもらいながら、作業を進めました。

 なかなかの手つきになってきています。
 約2時間で3グループともすのこと長いすを作って、記念撮影。
 
 地元産のスギとヒノキを使ったすのこと長いす。贅沢な品物だなあと思いました。林業を守る事は、単に森林を育てることではありません。活用まで考えて、森林を守って行く事が大切です。今日はその「活用」を行いました。 

鳥居本小学校 愛児作業

2015年08月23日 | 鳥小学校行事
 8月22日(土)に、鳥居本小学校の愛児作業を行いました。
台風の影響なのか、蒸し暑い中での作業でしたが、保護者の皆様には熱心に作業に取り組んでいただき大変ありがとうございました。
 教室、運動場ともにたいへん美しくなり、2学期が気持ちよく迎えられます。
 夏休みも、残すところ5日となりましたが、2学期の気持ちよいスタートに向け、充実した夏休みの締めくくりとなるよう保護者の皆様のご指導をよろしくお願い致します。

小町塚

2015年08月18日 | 鳥居本
 毎日中山道を通っています。以前から気になっていたのですが、先日昼間に通る機会がったので立ち止まって見ました。すると小野小町がここで生まれたという伝承があると設置された案内板に書かれていました。

 ここからしばらく米原方面に進むと「おののこまち会館」という建物があるので、そういうことかと納得。案内板によると、

 出羽郡小野美実(好美)は、奥州に下る途中に、小野に一夜の宿を求め、ここで生後間もない可愛い女児に出会った。美実はこの女児を養女にもらい受け、出羽国へ連れていった。この女児が小町という

とあります。
 小野小町と言えば、百人一首に「はなのいろは・・・」があります。このような歌を詠まれた方ですから、自他共に認める美人だったのだろうなと思います。百人一首には「はな」を詠んだ歌はたくさんありますが、「はな」から始まる歌は「はなさそう」と「はなのいろは」の二首のみ。従って、「はな」の次の「さ」と「の」が決まり字になる3字決まりの歌です。このブログを小中学生が読んでくれていたら、今年の冬の百人一首大会では、、「わかみよにふる」の場所を覚えておいて「はなの」と聞こえたら取ればいいのです。また「はなさ」もおなじようにすると「ふりゆくものは」を取れます。
 

太陽光発電

2015年08月14日 | 鳥居本中学校学習
 平成24年度に、学校のエコ化ということで太陽光発電が本校に設置されました。写真の光電池はその時に鳥居本中学校の屋根に設置され、現在も発電をしています。(スクールニューディール政策は21年度、設置までに時間がかかっています)
 10Kwの太陽光電池が載っています。4月1日から本日までに5390Kwh発電しました。もし、38円で買ってもらったら204,820円になります。ただ、本校の場合は、発電した分は学校で使い、その余剰分を買い取りという契約になっていますから、発電した電気のほとんどを学校で使っています。
 では、本校の太陽光発電によって削減できた二酸化炭素は、どれほどになるのでしょうか。
 これは、かなり難しいのですが、
 例えば、関西電力が全て石油を燃やして発電していたとしたら、石油で1Kwh発電すると738gの二酸化炭素が出ますから、その5390倍になります。関西電力がLNGを使って発電してたら、600gです。間をとって700gとして計算すると、3,773,000g削減したことになります。4か月半で約3.8トン。かなりですね。

滋賀県吹奏楽コンクール

2015年08月10日 | 鳥居本小中学校
 昨日滋賀県吹奏楽コンクールの県大会が行われました。本校は小規模編成の部に出場しています。大規模校の部は本日開催されています。
 結果は銅賞でした。
 しかし、先日の中部日本吹奏楽コンクールのときと違って、みんな晴れやかに終えることができました。中日のときには演奏している生徒たちも演奏がバラバラになっていることを自覚していたみたいで、昨日の演奏は自分達でも納得のいくステージだったようです。ステージを後にして、記念写真を撮っている生徒たちのところに行くと、口々に「有り難うございました」と言ってくれ、笑顔があふれていたように感じました。
 学校に戻ってからも、練習場所である音楽室の黒板には顧問の先生へ感謝のメッセージがあって、もう一度中学生に戻りたい気分になりました。

平和学習

2015年08月09日 | 鳥居本中学校学習
 鳥居本中学校3年生が修学旅行を中心に「平和について」考えた新聞が彦根市立図書館に掲示されています。併せて今年の中学生広場で意見発表してくれた3年の生田君の発表原稿も掲示されていますので、お知らせします。
 今日は、長崎に原爆が投下されて70年目。そして、今週末には終戦記念日を迎えます。
 おそらくどこの中学校でも平和学習を行っていると思いますが、今マスコミで時々見かけるのが、中学校の平和学習の不十分さについて指摘する記事です。1人や2人の現象をあたかも全員がそんな態度をとったかのような記事になることがあります。しかし、今彦根市立図書館に展示されているのは鳥居本中学校3年生23人全員分です。一人一人感じ方は違うし、表現の仕方も違います。沖縄に行って感じたことを素直に書いてくれていますので、是非ご覧ください。下は、生田君の原稿と、中学生広場の様子が印刷されたものです。

中日吹奏楽コンクール

2015年08月07日 | 鳥居本中学校学習
 本当に暑い日が続き、鳥居本の空は盛夏の様相です。
 先日行われました、中部日本吹奏楽コンクール滋賀県予選は 
銅賞でした。
 吹奏楽部にとっては不本意な結果となりましたが、最後まで規定通り演奏できたことの証として銅賞をいただきました。
 先日の滋賀県吹奏楽コンクールの地区予選の演奏が良かっただけに、悔やまれます。8月9日の県大会に向けて、今日も練習に励んでいます。

 ところで、先日、学校の近所の方と、このブログについてお話をさせていただく機会がありました。ご愛読いただき感謝しているところに、鳥居本から出ておられる方々にも知らせてくださるというお話をいただきました。鳥居本小学校、鳥居本中学校の卒業生の方々がたまにふるさとを懐かしむ一助となれば、私たちも嬉しく思います。
 というわけで、上の写真を今日のブログの見出しに持ってきました。阪神甲子園球場では高校野球が真っ盛りです。多くの方々が故郷を思う時期だと思います。学校から彦根カントリーのあたりにレンズを向けています。新幹線がちょうど走っていました。少し東に目を向けると、

名神高速道路が見えます。下り車線から見るともうすぐ彦根インターというあたりだと思います。学校から近いんだなとファインダーを通して感じました。