なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

第二波

2020-05-28 23:07:28 | 日記
14日だったか15日だったに福岡県の緊急事態宣言が解除され、二週間。
解除後に人の動きが活発になり・・・って、一カ月も検査してない人もいたらしい。昨日だけど。
ということは自粛真っ盛りの時期に罹患して、GW前から熱発してたってことか。

テレビを見てたら、街の活気が徐々にとか、三密を避けて営業再開だとかの話題が多いんだけど、あれって「あ、じゃぁ、街に繰り出してもおっけー?」って思われてるんじゃねーの?って思うんだ。経済最優先なのはよくわかるし、それこそのっぴきならない状態の店も個人もたくさんいるだろうし、我慢の限界の人も崖っぷちの人も絶望の淵の人も、たぶんコロナで良い思いした庶民なんて一人もいない。まぁ、満員電車に乗らないで済んだ人たちには良い思い出になるかもしれないけど、会社業績からみると夏冬のボーナスに期待はできないだろう。
ともあれ、愛知の知事が言ったように、医療崩壊してるとしたら行政の敗北だ、というのが筋として正しいわけで、疫病だから誰しもが感染のリスクを負っていて、交通事故のように気を付けていても貰ってしまう事もあり得るわけで、もちろん交通事故が起きないようなミラーだとか標識だとかガードレールだとかを整備することも大切だけど、もしも事故が起こった時に迅速にキチンと医療を受けれるようにして命を救う事も大切な行政サービス(このサービスって言葉が語弊を招いてる。やってもらってる感のある「サービス」じゃないそれが仕事で義務なんだし)だし、事故を防ぐ事ばかりに注視しまくって、命を救うことがおろそかになってちゃ、やっぱり駄目な行政だ。なんか目が届かないからアヤシイ状態って疑いたくなる東京とか大阪、きまってパフォーマーな感じだし。

そしてテレビは現在の医療の状態を報道するべきだと思う。どれくらいの患者がいて、感染症の医療がどれほど大変なのか、そして入院して退院して回復するプロセスでの罹患者がうけるダメージ、そんな本質を報道する事が本当の病気に対する抑止効果になるとおもうんだ。
力を合わせて頑張りましょうだとか、テレビで言っても何回か聞いてたら誰も気にも留めなくなっちゃうよ。

なにはともあれ、うちの娘は北九州市の学校に通学してるわけで、今日も出校日だったんだけど、昨日の報道を受けてとりあえず今週は様子見で休ませようって嫁が言ってたから行かなかったんだけど、それなりに予想は当たってた感じだな。
日本モデルのクラスター対策で流行を抑え込んだらしいんだけど、市中に無症状の感染者がいるって現実に最初でつまずいた専門家たちの尻拭いで検査数の絞りをしてたとしたら、権威に弱い国民性だから真っ逆さまに没っしてしまう。
モグラたたきのようにクラスターを追って、それに漏れた感染者がまたどこかでクラスターになる、これはかなりの長期に渡って感染リスクが減らないんじゃないか?って素人ながらおもうのだけどね。

ま、巣ごもりする生活、不活性な経済、追い詰められる社会(日本には社会性が欠如したところもあるんだが)、尻に火が付くのが先か、絶滅危惧されるほうが先か、国民が国の最重要ファクターだと気が付くのが先か・・・・こんな未来を想像してなかったんだけどなぁ。

てか、第二波って言ってるけどそもそも第一波って終わってなかったんじゃなかろうか?

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