tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

イージス・アショアの件 少し考えてみようか。 

2020-06-18 15:04:10 | 日記



ミサイル・ディフェンスは飽和攻撃に無力なのだから、例えばアンダーセンから爆撃機を本土に移動させる程の『物量を誇る中国』に関して言うなら意味薄な話になりますよね。

『中国監視が【意味薄】』だとして、飽くまでも費用対効果として考えるなら、イージス艦8隻体制でも十分だとも言える筈。


イージス艦1隻を、弾道ミサイル警戒任務で貼り付け続けさせると成ると、必ず乗員の休養と、メンテナンスの為に帰投する必要が出て来る。ただ、任務に穴を開ける訳には行かない事から、警戒任務と休養帰投を交代しながら継ぎ目無くローテーションする必要があって、日本全土を包括するには監視に2隻。つまりローテーションに更に2隻〜4隻が費やされる。更に迎撃担当の2隻の他に『早期警戒担当』を置いた場合、もう1隻で総数3隻。その場合は6〜9隻が必要。

ミサイル実験が政治的に意味のある北朝鮮監視で8隻+アルファ。しかし、常に危ない状態ではないので常時8隻が必要な訳では無い。そしてミサイル・ディフェンスは飽和攻撃に無力なら、対中国に関しての意味は日米の結束を知らしめる位で実務的には薄い話になる。

以上を念頭に【費用対効果】を考えるなら、SM−3ブロック2Aを装備できる『まや型』2隻と、他のイージス艦とのローテーションで行ける話にも成るでしようね。

代替でイージス艦を増やす必要も無いし、憲法上無理な敵地攻撃とは全く関係ない話に成りますよね。


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