tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

普天間問題・・・非難だけでは

2010-11-03 02:12:21 | 日記

 



ん・・・ですからね。言いたいことは解るのさ。でも現時点で必要派は説得する側で強制する側ではないのですよね。辺野古に代替施設を作らせないことを非難してもしょうがないでしょう。非難、ある意味それは運動家の糧になる。それで事態が動くものではないですよ。敵を明確にするから運動は成立するんじゃないですか。

逆に運動するにあたって重要なのは如何に相手を敵に仕立てあげるか。そのことによって目標と求心力が生まれる。敵を明確にして煽り立てることで支持者が増える。目標が明確になり求心力が強まれば運動が維持される。

説得を前提に運動に対するにおいて一番重要なのは如何にして敵にならないかを考えることですよ。つまり味方であることを印象付けることが重要なのでしょう。俺の言っていることはファンタジーだと解っている、それに言いたいことも解るけど、それほどのロジックを持っているなら批判・非難するよりも画期的な負担軽減案でも考えた方が可能性があると俺は思うよ。

まっ、俺には無理かもしれないけど、運動する彼らに「我々は貴方たちの敵でない。」と言うことが伝われば運動そのものは萎んで行くでしょう。何故なら、多くの参加者は良好で静かな生活を求めているのであって運動をすることが目的ではないのだから。俺の拙い長文は「共に考える方法を模索している。」と理解してください。確かにファンタジーであったとしても根底にはそれがあるんです。

多分、中東などでの紛争のようなものも明確な敵がいるから継続すると言う性質があるように思います。必ずしも一致した答えではないが、例えば紛争解決に9条を最大限活かそうと主張する伊勢崎賢治氏たちが語ることが理解できる理由はそこにある。まぁ、俺に何ができると言うものではないですけどね。俺は自分の欲望に従い思ったことをブログに書いているに過ぎないのだから。ろくなもんじゃありません。

 

 

必要派からすれば、結局、抑止力を担保できれば良い訳でしょう。つまり必ずしも基地が必要なのではなく、即応として軍備を輸送して展開する戦力投射能力が必要なんじゃないですか。抑止力とはそう言うものでしょう。戦力投射を何を持って担保するかの問題じゃないですか。

例えば普天間基地、また代替の施設であったり、オスプレイであったり、エセックスであったり、それは手段に過ぎないのですよね。確かに日本側が戦略を考えアメリカを説得することは無理だと思うが、それでも俺は組換えも可能だと思うんですよ。

普天間基地の返還と新たな基地を設けないと言うシーリングを作り、主眼を戦力投射能力に置くなら、31MEUと訓練施設を含めて第3遠征打撃群をグアムに移転して同盟国間での演習と共にアジア太平洋地域を広くカバーさせ対応の厚みを増させる。

替わりにグアムに移転する第3遠征旅団から約4000名程度を2班に別け、其々の中で地上戦闘部隊と後方支援部隊に役割分担を行い、約2000名程度がローテーションで沖縄に駐留。半年ごとにグアム駐留約2000名と交代で其々の駐留地で陸上戦闘訓練。沖縄の訓練地は既存を使用。

第3海兵遠征旅団の司令部はグアム。グアムの意義については第3海兵遠征旅団の主力と31海兵遠征隊をアジア太平洋地域に広く動かすハブ。グアムから沖縄に移動する場合の到着地は新たに基地は設けず嘉手納に委託。沖縄駐留の部隊においては日本、韓国、台湾、フィリピンの地域に対する即応性をカバー。

沖縄からの移動手段は母港を佐世保にグアムのエセックスに司令部を置き、更に作戦時の揚陸指揮など命令系統に、ある程度の独立性を付加したスワプ級強襲揚陸艦を新造。ハリアーⅡ搭載を排除して人員、中型強襲ヘリ、戦闘車輛・輸送車輛、LCACの搭載能力を強化し揚陸に特化。

駆逐艦と掃海艦で小規模の隊を組みホワイトビーチを起点に当該地域の警備運用。緊急時には沖縄駐留の第3海兵遠征旅団の約2000名を収容して紛争地に向う。18ノットで航行して台湾まで約20時間、100キロ程度離れた洋上に停泊すれば15時間強。航行途中、強襲ヘリやLCACでの揚陸を行う。LCACに人員輸送用モジュールを搭載すれば一度に240名を輸送可能でしょう。

第1海兵航空団司令部をグアムに置き、中型ヘリ二個中隊を半数ずつ沖縄の新造強襲揚陸艦と鹿屋航空基地でローテーション。鹿屋沖とホワイトビーチ沖に縦170m横100mの浮体モジュールを一個、必要に応じて二個程度を繋ぎ洋上に設け擬似艦載訓練を行う。KC130Jは岩国・鹿屋でしたよね。

ヘリ中隊の離着陸は嘉手納基地に委託。鹿屋航空基地から嘉手納基地に一旦到着の後に新造強襲揚陸艦へ収容。まぁ、鹿屋航空基地は周辺住民からの反対運動がありましたからね。実現は不透明ですけど、発着訓練を海上の浮体に持って行ければ可能性はあるように思います。

 

第31海兵遠征隊と第3海兵遠征旅団の主力をグアムを中心に駐留させアジア太平洋地域を広くカバー。偵察、及び人的情報が入りしだい動くと言うことなら間に合わないと言うことは少なく済むんじゃないですか。沖縄に基地を設けずとも緊急時の即応対応要員を駐留させ艦船で運用。嘉手納には委託という形でハブを形成すれば総合的な運用に厚みが出るような気がします。

即応初動対応は沖縄駐留海兵隊約2000名。初動対応、在米国民の救出、港や空港の確保。そして後続部隊到着まで持ち堪える。後続部隊はグアムから沖縄まで2600キロ、航空機での移動なら3~4時間。

兵員、兵装など収容時間などを合わせても5~6時間後には沖縄までは到達できるんじゃないですか。必要なら31海兵遠征隊をよこすことも可能なはずです。基地統合と言う形でなく緊急時の輸送機の発着のみを嘉手納に委託すると言う形を取れば空軍のエリート意識をかわすこともできるんじゃないでしょうか。

輸送機で到着した海兵隊員の嘉手納からの移動に関しては鹿屋航空基地のヘリ中隊が有事発生と共に嘉手納に移動しておけば良いと思います。また、先発隊に降下地を確保させればエア・ボーンと言う選択肢もあるでしょう。

台湾の空港が生きているなら輸送機を用い台湾に上陸。駄目ならヘリでヘリ・ボーンか輸送機でエア・ボーン。何れにしても先発隊に降下地を確保させるなら成功率は各段に上がるはず。輸送航空機の運用に必要な航空優勢は嘉手納基地からの戦闘機で確保できるでしょう。

下地島を接収し補給を行えば嘉手納基地から台湾までヘリの運用が可能ですよね。つまり天候さえ良ければ台湾の空港が駄目でも上陸はできる。また、強襲揚陸艦まで辿りつけばLCACでピストン輸送すると言うことも可能ではないですか。

LCACは40ノット近く出ますよね。後続距離から言えば台湾から100キロ程度離れた洋上に停泊したとしてもLCAC自体は往復できるはず。更にLCACの航行には艦載のAH1Wでの支援も可能でしょう。

第7遠征打撃群は情報を駆使してXDay以前に対象地域に向かっているとは思うが、全くの寝耳に水でもグアムから沖縄南方まで6日以内で到達できるでしょう。台湾には3日~4日以内に少なくとも先発の海兵隊員約2000名と車輛、上手く行けば二個大隊約4000名と車輌が上陸しているでしょうからね。台湾軍が全く駄目になっていても第7遠征打撃群が到着するまで持ち堪えることはできるでしょう。

ホワイトビーチを機軸に運用すれば佐世保にいるよりも2日ほど早く台湾側に前進できる。甲板のヘリ発着スポットはエセックスで確か9箇所。新造の強襲揚陸艦でもそれは確保できるでしょう。下地島を接収して中継しつつ、航行しながら艦上から強襲ヘリを運用し、必要ならピストン輸送を行う。航行途中、台湾に接近しつつである以上、即応はある程度担保できるんじゃないですか。

また、約15時間後にはLCACの運用も可能になるはずです。更なる後続の投入も担保できるはず。

日本海側の北朝鮮有事に関しては韓国軍と在韓米軍がいる。すぐに強襲揚陸艦が必要になる訳ではないはずです。また横須賀にはジョージ・ワシントン打撃群、第15駆逐隊もいる訳ですよね。岩国もある。










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