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河野太郎大臣がイージス・アショアを取り止めてから、大艦巨砲主義的な不思議な議論しか見当たらない。 軍事専門家も観念的な話に成ってる。一体どうしちゃったんだろう?

2020-06-19 19:33:05 | 日記


河野太郎大臣がイージス・アショアを取り止めてから、大艦巨砲主義的な不思議な議論しか見当たらない。

軍事専門家も観念的な話に成ってる。一体どうしちゃったんだろう? 

この感じは例えば『特定秘密保護法』の時も、『テロ等準備罪』の時も、『三項加憲』でも感じた。



例えば『テロ等準備罪』

一般人も捜査対象にしない、「通信傍受捜査」や、「おとり捜査」の強化、「仮装身分捜査」「会話傍受捜査」などを付加せずにどうやってオーム事件を阻むのか?

本質が見えなく成るのは冷戦の効能だね。


まず、核保有国に懲罰的抑止力とはどう言う状態を鑑みてるのか解らないが、F−35に搭載したJASSM−ER・LRASMでは全然足りない筈です。

まず、北朝鮮でも、中国でも、F−35で出て、把握が難しいと言う『移動目標』を攻撃し得る態勢を構築するには制空権を取ることの他に目標を正確に把握できる探知能力が必要。

私は前々から『敵地攻撃能力』を必要だと言ってますから、持つ事は良いが、飽くまでも【ネガティブ法の中の選択肢】としてであって、ミサイル防衛システムの代替に成るとは全く思えません。


『イージス艦で日本全土を包括警戒するには2隻必要。更にメンテナンスと乗員の休養帰投のローテーションで+2隻〜4隻。そして迎撃担当とは別に『早期探知』担当の1隻を加えると更に+1隻〜2隻。合計6隻〜9隻。後は費用対効果として「自宅から通える=365日24時間監視」メリット捨てれば8隻体制+アルファでも行ける。』と言う話なら解ります。しかし、あの大艦巨砲主義的な推移は何なのだろう。


有事は不測の事態の連続だからネガティブ法が必要で、当然『敵地を攻撃できる前提』も必要。その上での選択肢として法律上の「敵地攻撃能力を付加する」なら解るが、直接的関連性の無い『イージス・アショア』と絡めるのは【政治手法に過ぎません】よね?




根源論を言うと、核保有国に対して『通常兵器で攻撃する!!』と脅しても『我が国を攻撃したら核攻撃で火の海にする!!』と言われるだけでしょう。

懲罰的抑止力と言うなら、日本も核弾頭+MRBMを保有して【相互確証破壊】体制を作る必要が有るとしか思えない。

改憲(二項改正)もしないで、出来る事は相当に限られてると思いますけどね。