危険があぶない!?

2007年03月31日 | 航空祭

『危険があぶない』これは明らかに間違った日本語です

似たような言い回しに 『騒音が騒がしい』  『馬から落ちて落馬して』  『火事が燃えている』などなど・・・

学生の頃、このように正しくない日本語をわざと使っては友人たちと笑い転げていました。今思うと

別にカッコつけるわけではありませんが学生時代、勉強は嫌いだったくせに最近は正しい日本語の使い方について関心が高くなって、身近であきらかに誤った日本語を使っているのを聞くと、妙に気なってしかたがありません

言葉の話のついでに方言のお話を。 わが大分県の方言を代表する言葉として毎年輝かしい連続1位に君臨し続けるのはなんといっても『よだきい』でしょう。言葉の意味は関西弁なら『しんどい』、東京なら『かったるい』ってのに近いかと思います。

ちなみにお隣の宮崎県でもこの『よだきい』は通じるらしいです。九州ってところはこうした方言がしっかり出来上がっているほほえましいところなんです。

最近は若い人中心に、気持ち悪いを『キモイ』  告白するを『コクる』  なんて言うらしいですね。この二つの言葉と関連はありませんが大分弁の場合

 

気持ち悪りぃーはいびしい or げさきぃー

一生懸命に頑張っているんだよしらしんけん頑張りよんのやけんな

すごく恥ずかしいちゃーま、めんどしい』  

 

などなど。他県の方が聞いたらさっぱり意味が通じそうにない方言がいっぱいございます

 

 

ところでわがセスナ機を始めとするプロペラ機の場合エンジン始動前、大きな声で『アウトサイドクリアー、コンタクト』と発し周囲の安全を確認してからイグニッションキーを回すことになっています。

プロペラはいったん回りだすとまさに凶器となり得ますので非常に危険です。飛行機に近づくときは、プロペラの正面からけして近づいてはならないのです

 

 

私は飛行機をこの角度から見るのが一番好きです

 一句できました

 

=舞い降りて キラリと光る その翼= 

 

 

 

 

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おいさんの生きる世界

2007年03月30日 | 航空祭

おいさん』って標準語でしょうか??   私たちの地方では少しマジメで、少しおっちょこちょいで、少しお人好しの・・・みたいな感じかと。

自分の場合はその『おいさん』って言葉が半分以上あてはまる人間と言えるかもしれません。気持ち的には若いつもりですが実年齢は立派なおいさんです。基本的にウソはつけないタイプで、けっこう義理人情を重んじる昔堅気の人間でもあります

ちなみに、似たような呼称に『わるおいさん』ってのもあったりしますが若干意味合いが違ってきて、ちょっと頭のキレるタイプのおいさん、とでも言いましようか。

今流行りの『ちょい悪オヤジ』ってのとはまた違うんですねえ。ほとんどどうでもいいようなことですが

 

 

私はこんなブログを書いていますが飛行機以外にもいろんなことに興味があり、なにか面白いことはないかな? といつも探している根っからの遊び人でもあります。

で、映画の話題ですが昨年はハリウッド映画が元気がなかったような気がしますがそのぶん邦画がかなり頑張った年でもありました。

実は今年のG.Wあけにかなりヤバイ(涙腺がアブナイ)映画の公開が控えています。その映画の題名は・・・『俺は、君のためにこそ 死ににいく』 1945年、知覧-[特攻の母]が明かした真実の物語。という映画が・・・

これはマジでヤバイです。映画館でヒクヒク声出してしまう恐れあり

 

 

このセスナ172操縦訓練日記の前の方のページに、鹿児島の知覧特攻平和会館を訪れた時の記録がありますので興味のある方は一度C/Kしておいてください。

 

 

ふだんなにげなく渡っているようなこんな橋でも、視点を変えて空から見下ろしてみるとけっこう新鮮だったりするものです。あっちゃこっちゃ常にカメラ持ってうろうろしているので、そんな『おいさん』を見かけたら優しく見守ってやってください

たまには日常生活から離れて、なにか新しいことにチャレンジしてみるのもよいのではないでしょうか

 

 

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ストップモーション!

2007年03月26日 | 航空祭

 

 

 

 

 

 

ここはライダーたちが九州で最も多く集まる場所とも言われている

 

 

 

2007.3.11 大観望にて  

 

この日の阿蘇は年間に何日あるだろうか、というほど空気が澄んだ日だった

 

 

 

 

おすすめのツーリングコースはなんと言っても『やまなみハイウエイ』 

 

                                   

                                  

 

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訓練同乗記

2007年03月23日 | 航空祭

 

今日はhiropochi機の訓練に同乗する日だ。朝のうちはこんな青空が広がっていた。

おそらく30,000フィートあたりを飛んでいると思われるライン機を見つけてシャッターを切る。通常これくらいの高度を飛んでいる航空機を、肉眼ではその機影を見つけられてもどこの航空会社の機体かまではわからない。

後で写真をC/Kしていて垂直尾翼の赤いカラーリングからJALの機体であることがわかった。望遠レンズの威力であるけれどもこれはすごい。

 

 

わがホームベース大分県央空港へ到着。

この時期まだまだ風は冷たいが、地上で感じる風はそれほど強くもなく、この時点ではウインドソックスはわずかになびく程度。フライトには全く支障がないと思える状況かと思われた。ただ、風向は滑走路に対して完全な真横、これが少々気になった

 

 

最初の離陸については『操縦訓練生hiropochiの雑記帳を』

クロスウインドレグからダウンウインドに入ると

 

来た来た来た気流が悪い』 

 

県央空港北側に位置する山々より風下側の

乱流地帯

地上では一定の風のようでも1,600フィートあたりまで上がってくると機体が揺られる(もまれる?)

すり鉢の中でスリコギ棒を使う時の動きにも例えられるいわゆるミソスリ運動が発生する。後退角の強い主翼を持つ大型機のダッチロールとはまた違う動きだ。小刻みながら突き上げ、突き落としが・・・

 

 

だがMr.hiropochiはこの悪気流をほとんど気にしているようすはない。平然とマイクを握りフライトサービスとコンタクトをしている

上空で機番を言い間違えてあわてふためく自分とはえらい違いだ

この後の詳しい訓練状況は再度『操縦訓練生hiropochiの雑記帳』を

 

 

:追伸 

※あの人は今『がんばれミノムシ』のページで探していたミノムシ君を発見したのでご披露しておきます

 

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マイナスGと花咲かGさん

2007年03月19日 | 航空祭

 

飛行機とは、言うまでもなく『空を飛ぶ機械』である。

 

しかし私にとってのそれは、無機質な部品の集合体ではなく、しっかりとしたハートを持った友人とでも呼びたい存在なのだ。 

いい年になっても少年の心を持ち続けられてきたのは君がいてくれたからだよとたまにつぶやく・・・ 

 

 

こんな事を書くと『アホか』と思われるかもしれない。

いや、そう思われてもいい。ただ飛行機のそばにいるだけで幸せだから(対象物は異なれど、こういう人間がたぶんあなたの周りにも一人くらいはいるはず。いわゆる※オンリーワン)

 

オンリーワン 職場じゃただの 変わり者

 

という痛烈な皮肉を込めたサラリーマン川柳を考えた人もいたりする

 

日頃の不摂生がたたって余分な肉がつきまくりのわがBodyとは違い、彼の体には贅肉など一切付いていない。

主翼、尾翼、プロペラに降着装置と・・・ありとあらゆるパーツの製造にあたっては当然のことながら航空力学が用いられ、それこそボルト一本に至るまで設計者による緻密な計算と、積み上げられてきた先人たちの英知が尽くされている

 

 

航空機というものは常に

目に見えない空気という物質

を相手にしている。時には自然の荒々しさに翻弄され、時にはその力によって離着陸を助けられたりもする。

 

前回、自分の訓練飛行で上昇中の機体を水平飛行に戻す際、操縦輪を押して高度を押さえようとしたら、急に押さえ過ぎて頭の血が・・・ 

頭の血が、と言うより首から下の血が上がってくるのがわかった。ほほーっこれが噂の?? マイナスGかーううっー気持ちわるぃ

 

                                     

 

同乗の機長は知らんぷりをしてくれたけれど、ほんの一瞬でもマイナスGはさすがに気持ちが悪い。自分が子供のころエレベーターに乗り降りする時、必ずと言っていいほど味わっていたこのプラスマイナスG。 

意識はしていなかったがそう言えば最近のエレベーターではあまり感じることがないような気がする。乗客に不快感を与えないようにGを軽減するようなしくみにきっと今はなっているのだろう。

技術というものは我々が知りえないところで常に進歩を続けているようだ 

 

2007.3.15 この日わが地方の平地では冷たい雨が降った。 3月だと言うのに標高の高いところではなごり雪を見ることになった。

 

 

見慣れたrunway-29前方に位置するハゲ山の向こうには、その時に降った雪により、うっすらと雪化粧をした久住連山が見える。

 

わが町にも花咲かじいさんがまもなく桜の花を咲かせにやってくる。今年は空から花見とシャレこんでみたいと思う

大分の桜開花予想日は3.24 

  

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回想

2007年03月18日 | 航空祭

                                         

 

飯田高原に駐機している離陸前のとんぼ1号です

この機体の特徴は重量が軽い事。したがいまして滑走距離を必要とせず、その場でテイクオフ可能な極めて優秀な機体です。

神様から与えられた飛行能力には素晴らしいものがあります。飛行機よりもむしろヘリコプターに近いかも

 

 

 

暖冬と言われたこの冬、妙に気温が高い日が多かった2月とはうってかわって3月に入ってからは、のきなみ平年並みか平年を下回る日が多い気候となっております。

なんかほんとに良くわからない気候であります。

さて、今日は久しぶりにフライングクラブへご出勤です。どんなドラマが待ち受けているでしょうか。 県央フライト劇場のシナリオはノンフィクションをベースにしていますのでどんな話題が出てくるかはお楽しみです。

水戸黄門一行のメンバーとしてうっかり八兵衛を名乗っていた私の今年の目標は風車の弥七になることです。ではまた

 

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がんばれミノムシ!

2007年03月09日 | 航空祭

ミノムシがこの世から姿を消しつつあるという事実をご存知ですか 

 

 

私が子供の頃、ミノムシなんてほんとありふれた存在でした。街路樹、庭木のたぐいには必ずミノムシが宿ったあの紡錘形の袋がいっぱいブラ下がってました。

先日、ミノムシが絶滅危惧種に指定されていると聞いてそんなバカなと思いつつ散歩しながら街路樹を意識して見てみたら・・・ 

 

 

2005.5月撮影 宮崎県小林市『生駒高原』にて

 

 

いませんねーほんとにいないんですミノムシが。この日、街路樹という街路樹には全く見つけられませんでした。

 

原因は『オオミノガヤドリバエ』という生物が寄生して食べてしまうからなんだそうです

 

 

同高原にて満開の『アイスランドポピー

 

 

 

阿蘇『草千里』にて

 

 

皆さんの町ではいかがですか? ウォーキングをされる方、ためしにご近所の街路樹を見てください。そしてミノムシを見つけたら

がんばれっ』 

って声かけてやってください

 

飛行機を目指す者にとって気象を学ぶということは非常に大切なことです。自然界の様子もC/Kしておかなければ

 

身近な自然を感じながらこれからも 

 

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九州の旅シリーズ第2弾

2007年03月02日 | 航空祭

大分県北部に位置する豊後高田市というところに

 昭和ロマン蔵 というところがあります。

 

このブリキ製のおもちゃ。なんとも言えず懐かしく。

今の時代はほとんどがプラスチック製だと思いますがこのブリキでできたおもちゃってなんとも言えない味があるんですよ・・・

 

 

※大分県きっての豪商であった野村家の倉庫(昭和10年頃の建築)を改造し“昭和の町”の中核施設としてオート三輪車や紙芝居などの展示、木製の机のある学校の教室など、なつかしい昭和が中に再現されています。  

 

隣に“駄菓子屋の夢博物館”があり、昔の駄菓子屋の再現や“男はつらいよ”などのポスターやおもちゃ、山口百恵などが表紙になっている雑誌などの展示もあります。

 

 

この『足』のついたテレビがまたなんとも言えません

 

 

私にとってはこの写真に写っているゴム動力の『ライトプレーン』が飛行機人生のスタート地点です。これを追っかけて学校の校庭やら、空き地やなんかを走り回ったもんです 

 

 

この車、マツダのキャロルという車だったと思います。私が子供の頃よく走ってるの見ました。『グリュリュリュリュ』 みたいなエンジン音響かせて

私のおすすめスポットのコーナーでした 

 

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九州の旅シリーズ第一弾

2007年03月01日 | 航空祭

阿蘇の草千里へバイクツーリングした時の写真です。わが大分からは約2時間で到着いたします。

前方に見えている山は阿蘇の外輪山。ここからは視程がよければRJFT熊本空港を見ることが出来ます。

バイクを所有していた頃はそれこそ毎週のようにこのあたりまで日帰りツーリングしてました。

 

 

ところ変わってこちらは宮崎日南海岸、堀切峠でございます。この下にはいわゆる『鬼の洗濯板』が・・・

 

 

 

昔、昔のそのまた昔、ここで鬼がほんとに洗濯していたかどうかは謎です

九州には魅力的な観光地がいっぱいですよー! たまにはバイクでもなんでも乗り物はかまわないんで、家族・友人を誘ってあちこちへ出かけましょう。本格的な春もまもなくです

 

九州よかとこ一度はおいで 

 

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