日本共産党千代田地区副委員長 冨田なおき

衆院東京1区で3度出馬。17年総選挙は政策協定結び比例で立候補。22年参院選に比例代表から立候補を決意しました。

千代田区に予算要望に行きました!

2008-12-16 19:05:09 | 市民運動・要求


今日は星野たかし港区議と、白金高輪駅前での宣伝からスタート。
町工場も残り、一方では再開発でできた高層ビルもそびえ、新しい住民も多い地域です。新住民の方々のチラシの受け取りが、最近よくなっています!

今日は千代田区役所に行ってきました。
日本共産党千代田地区委員会と共産党千代田区議団として、共産党区議団の区政アンケートに基づいた、110項目の2009年度予算要望書を区長当てに提出しました。区からは大山恭司副区長、政策経営部長、企画財政課長に対応していただきました。

私からは、千代田で子育て中であることも自己紹介し、幼稚園、保育園の先生は正規職員として雇用するよう求めつつ、緊急保障制度での区の窓口対応の努力に敬意を申し上げ、国への要望なども伺いました。

副区長は、景気低迷で、法人事業税や地方消費税などの税収減を懸念しながら予算策定しているが、基礎的自治体として役割を果たしたいとの話がありました。輸出頼みで、「アメリカがこけたらダメになる」式ではなく、内需をあたためないといけないとのお話もあり、ここでは一致したと思います。

子育て関連では、おむつかえのスペース、授乳室がない図書館がある点について、区としても「まずは公共施設から」ということで児童館につくる予定との回答もありました。

介護保険の減免については、「低所得者向けの何らかの救済を内部で検討している、保険制度なので難しい点はあるが」とのこと。

保育園については、「保育園に入れそうなのでよそから越してくる子育て世代もいる」と述べられ(私の周りにもそうした方はいます)、「待機児ゼロのブランドを維持したい」が、「認可保育園だけに頼ると進まない」との立場でした。

認証保育所をめぐっては、飯島和子区議が「せめて区内では、社会福祉法人に限るなど、できないのか」と尋ねましたが、この間営利企業が参入し、無責任な虚偽申請・補助金不正受給、2ヶ月での閉園など、問題が次々明らかになるなかでも、「区は意見はつけるが、都の責任で認証する制度だから民間企業お断りとは言えない」との趣旨の答えでした。

副区長のお話では、「高齢者と子育て支援に重点」と言われるのですが、千代田区として、親子の願いを受け、保育の公的責任を果たす真剣さは感じることはできませんでした。

ところで、

保育所設置の根拠になっている児童福祉法は、日中、保護者が世話できない子どもは、「(区)市町村」が保育を保障しないといけないという内容です。

そして、保育園はどの子にも等しくサービスを提供することが重要です。だから、保育料は、園にでなく、区市町村に払っています。区市町村は、運営費を(平等に)園に払います。保育料が安いから保育内容を削る、ということは許されず、いかなる場合も「保育に欠ける」子どもの保育は区市町村が保障しなければなりません。「十分遊べないよ」「ちゃんと食べられてないよ」「寝るスペースが狭いよー」「何とかして」と子どもは言えません。子どもの育つ権利を守るのは大人の責任です。

規制改革推進会議などは、乳幼児の生活と発達を保障する保育最低基準や幼稚園設置基準を、市場競争の「規制」としてとらえ、緩和・解体を主張しています。

直接入所方式にされてしまえば、区市町村の保育実施の責任をなくしてしまうことになります。親が「選択」できるよう、国と区市町村は、現行制度をしっかり生かして、保育所を整備する責任があるのではないでしょうか。

ただでさえ日本の「家族政策に関する財政支出の規模(対GDB比)は、30カ国中26位です!
スウェーデンやフランスは、日本(0・6%)の5倍です!
フランスの様子の一端は、映画「シッコ」で観ることができますよ。
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雇用、営業、暮らしをささえてこそ

2008-12-15 12:22:48 | 宣伝
 

週末の東京は、暖かい日から寒い日へと、変化が激しかったですね。お風邪など召しませんように。

土曜は新宿で大山とも子区議、松ヶ谷まさお区議と、あべ早苗区議と宣伝、昨日は泉岳寺駅前で義士祭に向かう皆さんに宣伝しました。

大量首きり、さらに学生の採用取消しなど、土曜のテレビ東京で田勢康弘さんが志位委員長を招いての番組で述べたように、御手洗日本経団連会長が言った「苦渋の決断」にしてはずいぶん早いですよね。キャノンを見ても今年度の儲けは5800億円、内部留保(ためこみ)は3、3兆円、株主配当は中間配当でも715億円です。

体力の十分ある大企業、大銀行を甘やかす(金融法案が新テロ法とともに強行されました)のでなく、政治の責任で首切り、「派遣切り」、貸し渋り・貸しはがしをやめさせ、国民が心を痛め、苦しんでいる雇用、社会保障、農業を守るたたかいと結んで、総選挙でもぜひ議席を伸ばして未来を切り開こうと訴えました。

1年前の義士祭の日も宣伝しましたが、今年は雨で人出はイマイチにもかかわらず、「がんばれよ!」など、厚い声援が次々!昨年とは比較になりませんでした。

前述の松ヶ谷区議の地域、山吹町や地蔵通り入り口、あべ早苗区議と宣伝した戸山ハイツなどでも、施設の車に乗り込む車いすの女性や関係者の方々から、自転車や車から手を振り、クラクションを鳴らしての声援、私が話し終えると、手をたたいてくれた若い男性も!日に日に期待と注目の高まりを感じます。

週末地域を訪問していても、職場の廃業・首切りとたたかっている方、個人加盟の組合の一員として支援している方とも出会いました。
「勝手に(職場を)債権にして、何の保証もないなんて納得できない」
とおっしゃっていました。



 

昨夜は、あべ早苗区議地域の望年会に参加しました。
大山都議、私からもごあいさつをし、カラオケでは「昴」を歌わせていただきました。

最後はみんなで「青い山脈」を歌い、楽しかった会もおひらき。
参加者の皆さんから「体には気をつけて!」「私も、広げてるから!」とあたたかい言葉をたくさんかけていただきました。

ここは、今年亡くなった佐藤ふみのりさんが、区議をつとめておられた地域。
みんなで佐藤さんの遺志を受け継ぎ、総選挙、都議選に向かっていく決意もこもごも語られ、私もいっそう決意を新たにした望年会でした。



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世界の窮状に9条! Peace Night 9に参加しました

2008-12-13 20:49:10 | 平和
 

昨日12日、早稲田大学大隈講堂で開かれた、第2回「Peace Night 9(ピースナイトナイン)」に、かえるネット新宿のみなさんと一緒に参加しました。

高校生や大学生の「9条とわたし」に続いて「早稲田からのPeaceメッセージ」ということで、学生が自分の言葉で「あなたにとって、平和とは?」の問いへの答えを画用紙に書いたものが画面に映し出されました。

「小さなことにくよくよできること」「日常である」「大事な人を愛せること」「空が青く見えること」(ちゃんとメモしてないので、不正確ですが)などなど、一人一人の普通の意見、感覚に共感できました。早稲田9条の会「Article 9」の発想に「これはいいなー」と内心感嘆していました。


「Prayer9」のダンスも!

「世界の窮状から」と題したコーナーでは、イラクの青年のビデオメッセージと、朝日新聞の元中東アフリカ総局特派員の吉岡一さんのイラク報告がありました。
「こんなにたくさんの若い人が」9条をテーマに集まったことに、「かなり感激してます」と冒頭におっしゃったのが印象的でした。

イラクで取材したのは7ヶ月だったが、PTSDに悩まされておられるとのこと。今も現地に住んでいるビデオの青年は、「結婚はしたくない。こんな絶望的な状況で子どもはつくれない」と語っていたそうです。

日本がこの戦争に加担するいわれはまったくなかったと、吉岡さんは断言しました。大量破壊兵器はうそだった(こちらは今では誰でも知ってますが)し、「石油のための戦争」もうそ!イラクの石油省を米軍が占領した映像が流れたが、その後米軍は撤退し、原理主義集団が占拠したそうです。クルド地域の油田に行ったら、アメリカ企業は来ていなかったそうです。「石油のためしょうがない」と日本の協力を取り付けるための世論誘導だったのではと、吉岡さんはみているそうです。

また、中東の人々は日本のアニメを見て育ち、9条を持つ日本を尊敬していたのに、派兵したことで、サマワ以外の中東の人々は本当に衝撃を受けたと話してくださいました。

学生と、井上ひさしさんのトークは、小森陽一さん(東大教授、9条の会事務局長)をコーディネーターに進められ、井上さんのストリップ劇場勤務時代のこと、現在宮本武蔵を題材にした芝居を書いている最中だが、歴代の剣の達人たちの結論は、武器を使わず勝つ、殺さず、殺されないことだという話、

学生の問いに答え、「学生でもできることはたくさんある。自分の専門をしっかり学んで、隣の人、バイト先の店長などに一人ずつ広げていこう」という話など、楽しい中に深いメッセージのこめられた話は、まさに井上ひさしの芝居に通じるものを感じました。

実行委員会からのアピールの採択のやり方ががまた、若者らしいというか、創意あふれるやり方で。

拍手で確認するのでなく、事前に司会の指示で携帯電話の「電源を入れて、マナーモードに」してあった参加者一堂が、携帯電話を舞台に向かって掲げました!写真を撮り損ねたのが残念でしたが、私もしっかり携帯を掲げました。この時、壇上の実行委員の一人が涙していたのが見えました。

学生の実行委員会の、参加者とまっすぐな思い、迷い、悩みなどいろいろな思いを共有しながら、現実を見つめ、日本と戦争とのかかわりを知り、9条の価値を選び取ることをかかげ、この企画を成功させたまっすぐさ、熱い思いに私も大変胸をうたれました。

9条を守り、活かす方法はさまざまだと思いますが、私は国政に挑戦する者として、正面から語りぬいていこうとの思いをいっそう強くしました。

かえるネット新宿のみなさんと。


東京12区の池内さおりさんと会場で会い、2ショット!

学生時代、阪神淡路大震災個人補償の取り組み以来の仲間、比例南関東ブロック、千葉4区重複の斉藤和子さん、東京6区の佐藤なおきさん、18区の小泉たみじさん、24区の長谷川あきらさんとも会場や帰り道で出会い、エールを交換しました。

蛇足ですが、会場外では、実行委員会と無関係な人たちが大挙して署名を集めるなどしていました。そのうちの一人が驚いた様子で、「冨田なおきだ!」と、呼び捨ててくれました。

新宿区あたりでのポスターや宣伝のおかげか、こういう方々にも少しは顔と名前を覚えていただいているのかと、認識を新たにした次第です。
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本日11日は経済提言報告・懇談会です!

2008-12-11 00:30:31 | 政策




港区の沖島えみ子区議と、三田5丁目を訪問したとき、携帯で撮りました。かつての、芝区時代の表示です!こんな貴重な路地がまだ残っています。

年配の皆さんも、「派遣の人たちは気の毒だ」とおっしゃるなど、これまでの経済路線を大本から変えなきゃ、との訴えが通るこの頃です。

「共産党は嫌いだよ、でも応援してるから」と握手してくれた男性もいました。

今日11日(木)午後6時30分より、新宿スポーツセンター2階の大会議室で、「景気悪化から国民生活を守る日本共産党の緊急経済提言」についての報告・懇談会をおこないます。

報告するのは、比例東京ブロックの
とくとめ道信東京都副委員長大山とも子都議あべ早苗区議団長です。私は司会進行役を務めます。

新宿区内約350団体に案内を出し、昨日まで約60団体と懇談してきました。みなさん、どうぞお越し下さい!お待ちしております。
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新宿民商と懇談しました

2008-12-07 22:13:26 | 出会い・訪問


先日、比例東京ブロックのとくとめ道信さん(日本共産党東京都副委員長)とともに、新宿民主商工会と懇談しました。

増村会長、角田事務局長に応対していただき、10月31日に始まった、中小企業融資のための「原材料価格高騰対応等緊急保証」の対象を運動で618業種に広げたこと(5日、さらに698業種に拡大が発表されました)、民商と信用保証協会新宿支店との懇談について、業者の皆さんの窮状、日本共産党の緊急経済提言についてなど、率直に様子をお聞きし、意見を交換しました。消費税増税の動きとどうたたかうかについても、話は盛り上がり、予定の時間をすぎての懇談となりました。

今回の融資を受けるために必要な「5号認定」の申請がすんなり通るかどうかも自治体によって異なるなど、始めて伺う話も多く、大変勉強になりました。






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今日もフル稼働、その甲斐あって・・・!!

2008-12-05 23:40:43 | 宣伝


5日は朝の新宿西口からスタート!

全国・全都労働者後援会のみなさん、比例東京ブロックのとくとめ道信さんと出勤途中、また喫煙所で一服中のみなさんに訴えました。

9時に終了、都バスで西早稲田(早稲田車庫)へ移動。この時間帯、意外とすいていました。思わず心地よい眠りに・・・あっという間に到着します。ここから私は終日、12箇所で宣伝カーで宣伝しました。

この早稲田アパート前では、私に握手を求めてきた50代の男性や、先日私が「しんぶん赤旗」を購読していただこうとお電話した方が通りかかり、声をかけてくださったり。
派遣にもかかわらず終電後タクシーで帰宅、交通費ももらっていないという方が、パンフを配っていたWさんに話しかけてくるなど、今日はどこでもすごい反応が帰ってきて、「何とかしてくれ」の思いをいっそう感じます。


西早稲田のスーパー三徳前です。麻生総理が先日視察したところです。共産党は以前からここで宣伝していますが。
このあたりから風が強まり、沢田あゆみ区議がたれ幕をおさえてくれています!


ここはあざみ民栄区議と宣伝した富久町。
我ながら寒そうな写真です。気温は高かったので、1日通してみるとたいして寒くはなかったのですが。木の葉だけならまだしも、紙切れ、ごみなどと交じり合って強風に舞い上がり、小学生の子どもたちは進めないほどの風でした。この日は雨も降ってきました。近藤なつ子区議、あべ早苗区議とも、それぞれの地域で一緒に宣伝しました。

とくとめさんは、この日、私たちと別れ、日野自動車に行って無法な首切りをやめよと、申し入れにいってきました。そこからまた新宿にやってきてくれ、あべさんとの宣伝に再度合流しました。
なお、志位委員長と麻生総理が、中小企業と雇用の緊急問題について、党首会談を1対1で行いました。  毎日新聞の報道はこちらです。  朝日新聞の記事はこちら。
今日のある駅前での宣伝の中で、目と目が合ってにっこり会釈を返してくれた、とても感じのよい青年がいました。離している間、アナウンサーのWさんが話しかけると、この間の共産党の宣伝をここで何回か聞き、興味を持ったこと、ネットで共産党の綱領規約を読んだし、共感していること、手伝いたいと思ってくれていることなどを話してくれ、じっくり話を聞いてくださるというのでスタッフAさんと党の事務所にきていただき、彼は日本共産党に入党してくれました!

宣伝で出会った方が、その日のうちに入党してくださったのは、私には初めての体験でした。しかも、これまでの宣伝を聞いてくれていたのが、きっかけとなっていたとのことで、二重にうれしい日でした!!


夜は、誰でも、1人でも入れる労組、新宿一般労働組合の定期大会にあべ区議、新宿地区の中野副委員長とともに参加、ごあいさつしました。

こんな記事を見つけました。ダイヤモンド社のページで、「もやい」の湯浅誠さんにインタビューしたものです。










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