今年度もあと1週間になりました。
1年が過ぎるのが年々早くなっているように感じます。
先日、登別市社会福祉協議会が入っている登別総合福祉センター「しんた21」で行われた、胆振の社会福祉協議会の職員連絡協議会に参加しました。
各市町村社会福祉協議会は、それぞれ独立した社会福祉法人ですが、つながりをとても大切にしています。
今回は役員会の後に、11月に起こった「暴風雪による送電線用鉄塔倒壊」による大規模停電に関する情報交換会がありました。
登別市社会福祉協議会の坂本係長より、当日の様子やその後の状況について報告がありました。
1日目は木や電柱が倒れており、出勤できない職員がいたこと、状況確認のために避難所を1つずつ訪問したこと、避難所の炊き出し活動をコーディネートしたことなどを報告いただきました。
また、地域の見守り活動の実態を把握するために行ったアンケートについてもご紹介いただきました。
どのような方が、安否確認をどのタイミングで行ったかなど大変興味深い内容でした。
今回の停電の原因は送電線の鉄塔が雪や風により倒れたことでした。
その倒れた場所というのが、登別市社会福祉協議会の建物の裏でした。
そのため、仮鉄柱を立てるための作業は、登別市社会福祉協議会の駐車場で行われたということです。
仮鉄柱は、下の写真の通り登別市社会福祉協議会の駐車場よりはっきり見ることができました。
赤い丸の中が仮鉄柱、左に写っている建物が登別市社会福祉協議会の入り口
災害時の体験を直接伺う機会は大変貴重です。今回うかがったことを、今後の苫小牧の活動に役立てたいと思います。
日ごろからの人の繋がりの大切さについて、改めて感じました。
つなっち