トマムリゾートは、スキーやスノーボードで有名ですが、雲海テラスというものがあるそうです。トマムの雲海は、夏の間、山の頂上へ早朝に行くとだいたい5割の確率でみられるようです。
雲海テラスというのは、ゴンドラで山頂に登り、眼下にひろがる雲(雲海)を眺めながらコーヒーをのんでいただこうと開いているカフェだそうで、経営が厳しい中、シーズンオフの収入を支えている大きな事業になっているそうです。
さて、この雲海テラスですが、提案したのはゴンドラの整備を担当している社員の方だそうです。夏の間、整備のために山頂へ行くとすばらしい雲海がよくみえ、ここでコーヒーを飲んだら、おいしいだろうとな提案したのがきっかけだそうです。
この雲海テラスのことは、ある研修で講師に聞いたのですが、この提案が生まれた背景には、会社のリーダーが徹底して会社の目指すものは何かを話すことで社員と共有しあえたこと、そして、社員がそれぞれの業務を行うなかで、それぞれの担当だけにとらわれず、全体像から自分の役割を考え、自由に意見を言い合える環境をつくったこと、さらに、この提案した社員においては、常に会社の目的や課題を意識して日々仕事をしていたことが、この提案を生んだのではないかと話していました。
実は、この雲海、夏の早朝5時くらいから、ちょっとの間しかみられないそうで、テラスは、5時に開店しているのだとか。
でも、今では、年間1万7,000人が集まる観光スポットになったそうです。
こんど、いってみよっかな。
yasu
クリックお願いします。