埼玉県にある「市民活動センター・ハンズオン!埼玉」というNPO法人で発行した小冊子に書かれている内容が、社協職員にとってちょっと刺激的だったので紹介させていただきます。
この本は、毎週、全国社協から送信されてくる「情報メール」で紹介されていたので、興味本位もあり購入してみました。
「はじめに」から一部引用
(略)・・・社協とNPOがお互いにどう思っているのか、それぞれの強み・弱みは何かを率直に話し合いました。そして、社協が住民参加で地域の暮らしの課題を解決してきた歴史、地縁団体とのつながり、寄付や会費の財源、ネームバリューなど、知れば知るほど、社協は地域福祉の推進役としておいしいポジションだということに気づきました。しかしNPO関係者からは、「社協は何をしているのかよくわからない」「社協はお役所的だ」など疑問や不信の声が上がったのも事実です。・・・・(略)
最初は、「おいおい、社協の批判本かよ!」と思って読み始めましたがうなずきながら読みました。「うっかり本音座談会」では、社協職員へのアンケートを紹介しながら社協にズバッと切り込んでいておもしろかったです。
アンケートでは「社協職員になろうと思ったきっかけは?」とか「社協での活動の中で、辛かったこと、理想と現実のギャップを感じたことは?」など、普段聞けない本音が取り上げられておもしろかったですよ。
「どっぷり見聞録」では全国のイケてる社協の興味深い事業が紹介されていました。また、最後の「資料編・・社協とNPOのびみょ~な関係」では、NPOから見た社協についての調査結果も掲載されており、「むむっ!?」という内容でした。
〈目 次〉
○ うっかり本音座談会 ・・・ 社協の仕事って何だ?
○ どっぷり見聞録 ・・・ 旅の空から活動レポート
イケてる社協レポート(1)~(3)
○ ゆっくり昔話 ・・・ 地域の原点にかえる
○ 資 料 編 ・・・ 社協とNPOびみょ~な関係
北海道の社協について書いてあるわけではないですが、社協職員としてはうなずける内容でしたし、社協職員のみならず社協を知る方々にとっては興味深い本でないかと思います。
読みたい方は買ってみてください。苫小牧社協には1冊だけあります(閲覧可能)
http://www.hands-on-s.org/blog/ ハンズオン!埼玉
社協とNPO、 ハンぶんズつの オもいが ドンと詰まってます
(さっく)
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