仮面ライダーオーズの話。21、22話。グリードは、800年前に人間の欲望によって誕生した生命体。コアメダルを核とし、セルメダルで体を構成しているため、メダルを欲しがる。多く集めれば強くなるが、多すぎると暴走する。そして、メダルの集め方は、人の欲望を開放しヤミーをつくり、ヤミーに稼がせて(その人の願う欲を満たすほどに、メダルが貯まる)搾取する。
21、22話に登場するのは、正義の行使という欲望。司法試験に挑戦中のおっさんの欲は「この腐った世の中を、少しでも良くしたい」。その子供も「危ないから大人に注意しちゃダメだ」とオーズらに忠告されても「悪い奴がいてもいいの?」と尋ねてくるから厄介。
対してオーズの方は「正義の為なら何をしてもいい。戦争も、それで起きる。目の前の小さな幸せを少しずつ。自分ができる事以上の事はできませんしね」と、家族愛を持ち出して丸く収めようとするから、肩透かし。
正義感、正義の行使も、欲望のひとつでは?「腹減った」とか「きれいになりたい」とかと同じで・・・と、テーマも上げておきながらの消化不良。
かくいう私は、マイケルサンデルの「これからの正義の話をしよう」という本を読んでみるが、難しすぎて進まない。
21、22話に登場するのは、正義の行使という欲望。司法試験に挑戦中のおっさんの欲は「この腐った世の中を、少しでも良くしたい」。その子供も「危ないから大人に注意しちゃダメだ」とオーズらに忠告されても「悪い奴がいてもいいの?」と尋ねてくるから厄介。
対してオーズの方は「正義の為なら何をしてもいい。戦争も、それで起きる。目の前の小さな幸せを少しずつ。自分ができる事以上の事はできませんしね」と、家族愛を持ち出して丸く収めようとするから、肩透かし。
正義感、正義の行使も、欲望のひとつでは?「腹減った」とか「きれいになりたい」とかと同じで・・・と、テーマも上げておきながらの消化不良。
かくいう私は、マイケルサンデルの「これからの正義の話をしよう」という本を読んでみるが、難しすぎて進まない。