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貴方は、こんな事ありませんか?

2008年03月05日 09時39分09秒 | My投稿
睡眠時無呼吸症候群

最近読んだ本で、大変に気になった記事です。

貴方は、こんな事ありませんか?

『眠っている間、激しいいびきをかいたかと思うと、いきなり静かになる(呼吸が止まる)。
やがて急にまたすごい音でいびきをかき始める』
睡眠中にたびたび呼吸が止まってしまう症状で、10秒以上続く無呼吸状態が、一晩7時間の睡眠中30回以上起こるか、1時間に5回以上の無呼吸状態が起こる場合を、睡眠時無呼吸症候群と診断する。

習慣性のいびき・夜間睡眠中に何度も目が覚める・起床時の頭痛・口の渇き・日中の眠気による居眠り運転などがあります。
また高血圧の他、不整脈などの循環器系の障害や呼吸器系の障害などの合併症を引き起こすこともあります。

睡眠時無呼吸は、多くの場合、空気の通り道である気道が、部分的あるいは完全に閉塞してしまうことにより起こります。
その為、睡眠時無呼吸は肥満体の人、首が短くて太い人、顎が小さい人などに多く、もともと気道が狭い構造になっている上に、睡眠中には、咽頭の筋肉や舌(これも大きな筋肉です) が緩みさらに気道が狭くなって起こってきます。

(舌根沈下)そのような状態で息を吸うと、肺に生じた陰圧によって狭い気道は一層狭くなって閉じてしまいます。
ストローの端を指でふさいで吸ってみて下さい。
ストローはつぶれてしまいます。
これと同じようなことが睡眠中の上気道で起こり、睡眠中の無呼吸 が発生します。

睡眠時無呼吸症候群を治療すると、日中の眠気や倦怠感などの症状だけではなく、睡眠時無呼吸症候群による合併症を予防したり改善することが可能です。
しかしながら、その治療法は、単に薬 を服用するだけで治療できるものではありません。
睡眠時無呼吸症候群の重症度や患者さん の症状に応じた治療が必要になります。

生活習慣の是正

睡眠中の体位の工夫

仰向けで寝ると舌根沈下を起こしやすくなるため睡眠中の体位を横向きに保つ方法が考案されています。
ただし、中等度から重症の睡眠時無呼吸症候群の患者さんでは、無呼吸が減らない場合が多くあまり有効とはいえません。
軽症な方でも効果がないこともある。

減量

一部の睡眠時無呼吸症候群の患者さんには、減量が有効な治療になることがあります。
食事のカロリーを減らし、運動量を増やします。
しかし、睡眠時無呼吸症候群の患者さんでは、日中の眠気がある為に運動量が減少し、実際には減量が難しいこともあります。
体重を維持することが大切になります。

禁煙

喫煙は、血中の酸素を低下させ、咽喉頭部の炎症を起こし、睡眠中の無呼吸に悪影響を与えます。
肺がんの予防など他の健康のためにも禁煙をお勧めします。

飲酒・精神安定剤の服用を控える

就寝前の少量のアルコールでも、いびきや睡眠中の無呼吸を悪化させることがあります。
就寝前の少なくとも4時間は飲酒を避けることが必要です。
アルコールや睡眠導入薬、抗不安薬、筋弛緩薬などの精神安定剤及び類縁薬剤は、普通の状態より咽頭の筋肉を緩め気道の閉塞を引き起こしやすくします。
アルコールや精神安定剤は、脳の目覚めを悪くさせるために、身体に危険な長い無呼吸を増加させます。
しかし、こうした薬剤は服用が必要な場合もありますので、急に服用を中止することによって、その反動が出現することがあります。

心当たりの在る方は、早めに専門医で診てもらった方が良いかも。