2014年、俺アカデミー賞のつづき。
例年通りにランキング形式でお送りします。
1、6才のボクが、大人になるまで。
(やはりこれは凄い映画だったと思います。散々絶賛してきたのでもう言うことも残ってないです。
映画というものの作り方に大いなる提唱をした名画です。
決して大げさな演出をすることもなく、ベタな起承転結のドラマを作ることもなく、
淡々と平凡な子どもの成長を伝えるだけです。
それなのに、それだからこそ凄まじく溢れる涙がありました。)
2、天才スピヴェット
(自分も異国の地であてのない冒険をした経験がありますが、
小さな天才少年がそれをする見事な設定。
その心細さ、不安感、達成感、感動が見事に詰まってました。
個人的に仲悪い姉が弟の成功を見て号泣してるシーンに猛烈にもらい泣きしました。
まとまってた家族が悲しい事件をきっかけに心がバラバラになってしまうが、
スピヴェットの成功を通して再びみんなの心が集まっていく感動。
冒険をしたからこそ知れる人生の深みや家族の絆や暖かさに満ちていました。
遊び心溢れる映像も良かったです。)
3、アバウト・タイム~愛おしい時間について~
(僕の愛してやまないレイチェル・マクアダムスが出てることを抜きにしても、
人生を幸福に生きるための見事な教訓を映画を通して伝える名画でした。
この手の映画は多いですが、そこまでハイセンスな映画でもないですが、
むしろ映画としては大衆向けなベタなテイストですが、
芯の部分や肝心なシーンの演出は非常にハイセンスでした。
忘れられないラストシーンでした。)
4、WOOD JOB!~神去なあなあ日常~
(上半期の1位でした。林業というものを世に知らせる素晴らしい内容でした。
主演の染谷将太の演技は相当素晴らしかったです、今まで観た彼の演技の中でもNo.1でした。
コメディ要素も非常に素晴らしかったし、独特の世界観でハイセンスな大衆映画を作る矢口監督の真骨頂だと思います。
林業は農業と違って自分が育てた木の収穫は2代先くらいだからお客さんの喜ぶ顔は見れない、
という深い林業モチベーションの難しさもよく伝わりました。
もっと評価されるべき映画ですね。)
5、ジャージー・ボーイズ
(イーストウッド監督作品に外れなし!を更新するような名画でした。
実在のバンドの一生を描いたノン・フィクションを役者が観客に語りかける演出や、
ミュージカルな演出などを加えて見事に仕上げていました。
同じバンドをやっている人間としてとても刺激になったし純粋に音楽映画としては相当な名画です。)
6、ぼくたちの家族
(ごくありふれた日本的な4人家族の崩壊、母の余命宣告。
それに立ち向かうべくどん詰まりな一家が団結して立ち上がる様な感動作です。
自分の家族とも通ずるものがあったし、
自然でリアルなやり取りは石井裕也監督の真骨頂の様な見事な演出の仕事でした。
「こんな時は・・・笑おうよ」
うん、名言です。猛烈に泣ける映画でした。)
7、イコライザー
(これはアクション映画の常識を覆したと言っても過言ではない名画だと思います。
元CIAモノ(僕の作ったジャンル)やセガールモノといった主人公がやたら強いって設定の映画は過去も多くありました。
これはそれをもっとハイセンスにしてやりすぎたパターンです。
ここまで敵が凶悪で怖い感じの映画も無いのに、それをはるかに上回るくらいおとなしい主人公が強すぎるというものです。
強すぎる、ミスなさすぎる、敵の裏をかきすぎる。
猛烈に興奮出来る映画でした。
それでいて叙情的で切ない映画の世界観も素晴らしかったです。)
8、荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて
(セス・マクファーレン監督・主演で彼の集大成を感じさせるような完成度でした。
映画館でここまで声を出して笑える映画は相当久々でした。
本人は映画好きなんだろうなーというのが伝わる全体的な質感も素晴らしかったです。
アメリカ人なのでよくわかりませんが、想像ですが、
日本だと三谷幸喜やクドカンの様なハイセンスクリエーターなんだろうなって気がします。)
9、TOKYO TRIBE
(前作”地獄でなぜ悪い”で出しきり過ぎた感のある園子温だったが、全くそんなことなかったことに驚きました。
全く別路線でもっとスケールの大きい映画を作ってました。
ヒップホップミュージカルという斬新過ぎるスタイルでかっこ良すぎる日本映画です。
これは本当に世界に誇れるような強気の日本映画ですね。
こういう時の窪塚洋介は本当にワールドクラスの俳優です。
清野菜名を知れただけでも価値のある映画でした。)
10、GODZILLA ゴジラ
(これはパニック映画、謎の生物モノとして本当に秀逸ですね。
あんなに巨大で目立つ生き物の姿を全然観れません。
もはや古典映画の手法と言っていい、スピルバーグ手法でした。
(ジョーズという映画でサメの姿を前半に全然写さない手法です)
それをおもいっきりやってる久々の映画でしたね。
別に「一体何が?」系の映画では無いのに引っ張りに引っ張っただけに遂に姿を見せてからの
「ガオー!!!!」
はめちゃくちゃさぶいぼでした。
映画館が震度3くらいに揺れてましたマジで。
ちゃんと日本のゴジラのフォーマットにも沿っていたし、いや~興奮しました。)
11、LIFE!
(典型的なヒューマンドラマで一昔前ならもう少し評価されたでしょう。
しかし個人的にこういう臆病な男が冒険に出てしまう物語への共感度はかなり凄いです。
そして繊細に品評出来ると思っています。
その点ではこの映画の主人公の身に起きた展開やそれによって得たもの。
そして彼を支えたささやかなモノに対する共感は凄いです。
そんな繊細な要素が沢山詰まった名画でした。)
12、グランド・ブダペスト・ホテル
(なんとも可愛らしいお伽話の様な独特な映像世界です。
物語は意外にも恐ろしい要素がありますが、それをコミカルに表現してて。
物語の起承転結も綺麗だったし、切なくともほっこりするような、
僕好きのする映画でした。)
13、インサイド・ルーウィン・デイヴィス
(コーエン兄弟らしい男の惨めさみたいなのを容赦なく生々しく描きます。
なんとも切なく悲しい男の哀愁にまみれた映画です。
イチイチ普通とは少しズレた物語展開もとても印象的ですね。
14、インターステラー
(宇宙物理学を専攻していた自分の得意ジャンルな映画だったのでちょっとムムムと感じる部分はありました。
それでもこのテーマを真っ向から描こうとしてくれたことはとても嬉しく思いました。
3時間近い大作でしたが、SFの真髄のような世界観であまりに壮大な映画でした。)
15、真夜中の五分前
(美しすぎる、静か過ぎる、退屈過ぎる、叙情的過ぎる行定ワールドです。
こういう映画が本当に好きなんですよね。
説明も少なく上級者向けですが、読み取って感じる映画です。
定期的に行定ワールドには触れていたいですね。)
16、円卓 こっこ、ひと夏のイマジン
(やはり行定監督作品ですが、かなりトリッキーな映画ですね。
ただ誰もが通った子どもの世界の不条理さ、不確定さが見事に表現されていました。
ハイセンスだし優しいし笑えるし、なかなかの名画です。)
17、パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト
(この品質でこの映画を撮ったことは賞賛に値しますね。
パガニーニの生まれ変わりとしか思えないようなデイヴィッド・ギャレットの演技、
彼以外にパガニーニを演じられる人間は居ないと思い知らされる映画です。
ヒロインのアンドレア・デックがかなり可愛かったのも加点ポイントです。)
18、太陽の坐る場所
(不意打ちの様な予想外の名画でした。
こういう青春時代の栄光と逆転系の物語は大抵切なくて大体好きです。
一人暮らしの切なさ見たいのもいい感じで滲み出ていて、
こういう日本映画らしい日本映画は好きですね。)
19、まほろ駅前狂騒曲
(年々大衆的なテイストが強くなってきてる気がしますが、それでもやっぱりこういう映画好きですね。
アウトローでワイルドで。
それでいて子どもとの何とも言えない切なさ。
子どもが居ない大人特有の子どもとの絆に泣けました。)
20、クローズEXPLODE
(クローズ映画の新章と言った感じですが、こんな感じでキャスト変えつつ続けられそうですね。
結構ダークでバイオレンス色増した気がしましたね。
役者たちも素晴らしかったし、かなり興奮できます。
ヤンキー映画としてはトップクラスだと思います。)
21、ホビット 決戦のゆくえ
(大好きなシリーズですが、締めとしてなかなか見事でした。
今更大きく評価が変わる要素もないですが、それでもらしい映像とらしい展開を提供してもらえるだけで嬉しいです。)
22、抱きしめたい-真実の物語-
(大好き北川景子の純愛映画ですが、想像以上にハイセンス映画でおもいっきり感動してしまいました。
大量生産されるこの手の映画の差別化は難しいですがこの映画は中でもちゃんと高品質なタイプです。
可愛いだけじゃない北川景子の演技も素晴らしかったですが、やっぱりそれをも超える可愛さ、美貌でした。)
23、想いのこし
(この手の映画は正直嫌いです。
ベタな大衆映画で心なくただただ感動シーンを詰め込んでいこうとする。
ただ、感動してしまったんですよね。
僕がこんなに感動したということはそれなりに心も入っていたし演出も素晴らしかったということですね。)
24、麦子さんと
(僕の大好きな吉田恵輔監督のちょっとあまちゃん的な映画ですが、
コメディ要素薄めでちゃんとしたヒューマンドラマを作った感じですね。
久々に現れた母がすぐ死んでしまい母の故郷で死んだ母のことを知っていくという、そもそも切ない物語設定ですが、
ハイセンスなのでラストはしっかりと感動させてくれます。)
25、ウルフ・オブ・ウォールストリート
(マーティン・スコセッシとディカプリオのお馴染みのコンビの映画です。
お馴染みのチンピラ映画ですが、経営者として多少勉強になる要素もあったので結構刺激的でした。
ドラッグの演技をはじめ、基本ぶっ飛んでいて痛快ですね。
こんな人間、僕は大嫌いですけど。)
そんなわけで今年はベスト25まで発表してみました。
6位まではどれがトップになってもおかしくない真の名画でした。
下の方は結構順不同な感じでどう入れ替わってもいいですが、
ここにタイトルが出ただけで凄いことなので胸を張って欲しいですね!
アナ雪やトランスフォーマーですら入れてないですから。
例年通りにランキング形式でお送りします。
1、6才のボクが、大人になるまで。
(やはりこれは凄い映画だったと思います。散々絶賛してきたのでもう言うことも残ってないです。
映画というものの作り方に大いなる提唱をした名画です。
決して大げさな演出をすることもなく、ベタな起承転結のドラマを作ることもなく、
淡々と平凡な子どもの成長を伝えるだけです。
それなのに、それだからこそ凄まじく溢れる涙がありました。)
2、天才スピヴェット
(自分も異国の地であてのない冒険をした経験がありますが、
小さな天才少年がそれをする見事な設定。
その心細さ、不安感、達成感、感動が見事に詰まってました。
個人的に仲悪い姉が弟の成功を見て号泣してるシーンに猛烈にもらい泣きしました。
まとまってた家族が悲しい事件をきっかけに心がバラバラになってしまうが、
スピヴェットの成功を通して再びみんなの心が集まっていく感動。
冒険をしたからこそ知れる人生の深みや家族の絆や暖かさに満ちていました。
遊び心溢れる映像も良かったです。)
3、アバウト・タイム~愛おしい時間について~
(僕の愛してやまないレイチェル・マクアダムスが出てることを抜きにしても、
人生を幸福に生きるための見事な教訓を映画を通して伝える名画でした。
この手の映画は多いですが、そこまでハイセンスな映画でもないですが、
むしろ映画としては大衆向けなベタなテイストですが、
芯の部分や肝心なシーンの演出は非常にハイセンスでした。
忘れられないラストシーンでした。)
4、WOOD JOB!~神去なあなあ日常~
(上半期の1位でした。林業というものを世に知らせる素晴らしい内容でした。
主演の染谷将太の演技は相当素晴らしかったです、今まで観た彼の演技の中でもNo.1でした。
コメディ要素も非常に素晴らしかったし、独特の世界観でハイセンスな大衆映画を作る矢口監督の真骨頂だと思います。
林業は農業と違って自分が育てた木の収穫は2代先くらいだからお客さんの喜ぶ顔は見れない、
という深い林業モチベーションの難しさもよく伝わりました。
もっと評価されるべき映画ですね。)
5、ジャージー・ボーイズ
(イーストウッド監督作品に外れなし!を更新するような名画でした。
実在のバンドの一生を描いたノン・フィクションを役者が観客に語りかける演出や、
ミュージカルな演出などを加えて見事に仕上げていました。
同じバンドをやっている人間としてとても刺激になったし純粋に音楽映画としては相当な名画です。)
6、ぼくたちの家族
(ごくありふれた日本的な4人家族の崩壊、母の余命宣告。
それに立ち向かうべくどん詰まりな一家が団結して立ち上がる様な感動作です。
自分の家族とも通ずるものがあったし、
自然でリアルなやり取りは石井裕也監督の真骨頂の様な見事な演出の仕事でした。
「こんな時は・・・笑おうよ」
うん、名言です。猛烈に泣ける映画でした。)
7、イコライザー
(これはアクション映画の常識を覆したと言っても過言ではない名画だと思います。
元CIAモノ(僕の作ったジャンル)やセガールモノといった主人公がやたら強いって設定の映画は過去も多くありました。
これはそれをもっとハイセンスにしてやりすぎたパターンです。
ここまで敵が凶悪で怖い感じの映画も無いのに、それをはるかに上回るくらいおとなしい主人公が強すぎるというものです。
強すぎる、ミスなさすぎる、敵の裏をかきすぎる。
猛烈に興奮出来る映画でした。
それでいて叙情的で切ない映画の世界観も素晴らしかったです。)
8、荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて
(セス・マクファーレン監督・主演で彼の集大成を感じさせるような完成度でした。
映画館でここまで声を出して笑える映画は相当久々でした。
本人は映画好きなんだろうなーというのが伝わる全体的な質感も素晴らしかったです。
アメリカ人なのでよくわかりませんが、想像ですが、
日本だと三谷幸喜やクドカンの様なハイセンスクリエーターなんだろうなって気がします。)
9、TOKYO TRIBE
(前作”地獄でなぜ悪い”で出しきり過ぎた感のある園子温だったが、全くそんなことなかったことに驚きました。
全く別路線でもっとスケールの大きい映画を作ってました。
ヒップホップミュージカルという斬新過ぎるスタイルでかっこ良すぎる日本映画です。
これは本当に世界に誇れるような強気の日本映画ですね。
こういう時の窪塚洋介は本当にワールドクラスの俳優です。
清野菜名を知れただけでも価値のある映画でした。)
10、GODZILLA ゴジラ
(これはパニック映画、謎の生物モノとして本当に秀逸ですね。
あんなに巨大で目立つ生き物の姿を全然観れません。
もはや古典映画の手法と言っていい、スピルバーグ手法でした。
(ジョーズという映画でサメの姿を前半に全然写さない手法です)
それをおもいっきりやってる久々の映画でしたね。
別に「一体何が?」系の映画では無いのに引っ張りに引っ張っただけに遂に姿を見せてからの
「ガオー!!!!」
はめちゃくちゃさぶいぼでした。
映画館が震度3くらいに揺れてましたマジで。
ちゃんと日本のゴジラのフォーマットにも沿っていたし、いや~興奮しました。)
11、LIFE!
(典型的なヒューマンドラマで一昔前ならもう少し評価されたでしょう。
しかし個人的にこういう臆病な男が冒険に出てしまう物語への共感度はかなり凄いです。
そして繊細に品評出来ると思っています。
その点ではこの映画の主人公の身に起きた展開やそれによって得たもの。
そして彼を支えたささやかなモノに対する共感は凄いです。
そんな繊細な要素が沢山詰まった名画でした。)
12、グランド・ブダペスト・ホテル
(なんとも可愛らしいお伽話の様な独特な映像世界です。
物語は意外にも恐ろしい要素がありますが、それをコミカルに表現してて。
物語の起承転結も綺麗だったし、切なくともほっこりするような、
僕好きのする映画でした。)
13、インサイド・ルーウィン・デイヴィス
(コーエン兄弟らしい男の惨めさみたいなのを容赦なく生々しく描きます。
なんとも切なく悲しい男の哀愁にまみれた映画です。
イチイチ普通とは少しズレた物語展開もとても印象的ですね。
14、インターステラー
(宇宙物理学を専攻していた自分の得意ジャンルな映画だったのでちょっとムムムと感じる部分はありました。
それでもこのテーマを真っ向から描こうとしてくれたことはとても嬉しく思いました。
3時間近い大作でしたが、SFの真髄のような世界観であまりに壮大な映画でした。)
15、真夜中の五分前
(美しすぎる、静か過ぎる、退屈過ぎる、叙情的過ぎる行定ワールドです。
こういう映画が本当に好きなんですよね。
説明も少なく上級者向けですが、読み取って感じる映画です。
定期的に行定ワールドには触れていたいですね。)
16、円卓 こっこ、ひと夏のイマジン
(やはり行定監督作品ですが、かなりトリッキーな映画ですね。
ただ誰もが通った子どもの世界の不条理さ、不確定さが見事に表現されていました。
ハイセンスだし優しいし笑えるし、なかなかの名画です。)
17、パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト
(この品質でこの映画を撮ったことは賞賛に値しますね。
パガニーニの生まれ変わりとしか思えないようなデイヴィッド・ギャレットの演技、
彼以外にパガニーニを演じられる人間は居ないと思い知らされる映画です。
ヒロインのアンドレア・デックがかなり可愛かったのも加点ポイントです。)
18、太陽の坐る場所
(不意打ちの様な予想外の名画でした。
こういう青春時代の栄光と逆転系の物語は大抵切なくて大体好きです。
一人暮らしの切なさ見たいのもいい感じで滲み出ていて、
こういう日本映画らしい日本映画は好きですね。)
19、まほろ駅前狂騒曲
(年々大衆的なテイストが強くなってきてる気がしますが、それでもやっぱりこういう映画好きですね。
アウトローでワイルドで。
それでいて子どもとの何とも言えない切なさ。
子どもが居ない大人特有の子どもとの絆に泣けました。)
20、クローズEXPLODE
(クローズ映画の新章と言った感じですが、こんな感じでキャスト変えつつ続けられそうですね。
結構ダークでバイオレンス色増した気がしましたね。
役者たちも素晴らしかったし、かなり興奮できます。
ヤンキー映画としてはトップクラスだと思います。)
21、ホビット 決戦のゆくえ
(大好きなシリーズですが、締めとしてなかなか見事でした。
今更大きく評価が変わる要素もないですが、それでもらしい映像とらしい展開を提供してもらえるだけで嬉しいです。)
22、抱きしめたい-真実の物語-
(大好き北川景子の純愛映画ですが、想像以上にハイセンス映画でおもいっきり感動してしまいました。
大量生産されるこの手の映画の差別化は難しいですがこの映画は中でもちゃんと高品質なタイプです。
可愛いだけじゃない北川景子の演技も素晴らしかったですが、やっぱりそれをも超える可愛さ、美貌でした。)
23、想いのこし
(この手の映画は正直嫌いです。
ベタな大衆映画で心なくただただ感動シーンを詰め込んでいこうとする。
ただ、感動してしまったんですよね。
僕がこんなに感動したということはそれなりに心も入っていたし演出も素晴らしかったということですね。)
24、麦子さんと
(僕の大好きな吉田恵輔監督のちょっとあまちゃん的な映画ですが、
コメディ要素薄めでちゃんとしたヒューマンドラマを作った感じですね。
久々に現れた母がすぐ死んでしまい母の故郷で死んだ母のことを知っていくという、そもそも切ない物語設定ですが、
ハイセンスなのでラストはしっかりと感動させてくれます。)
25、ウルフ・オブ・ウォールストリート
(マーティン・スコセッシとディカプリオのお馴染みのコンビの映画です。
お馴染みのチンピラ映画ですが、経営者として多少勉強になる要素もあったので結構刺激的でした。
ドラッグの演技をはじめ、基本ぶっ飛んでいて痛快ですね。
こんな人間、僕は大嫌いですけど。)
そんなわけで今年はベスト25まで発表してみました。
6位まではどれがトップになってもおかしくない真の名画でした。
下の方は結構順不同な感じでどう入れ替わってもいいですが、
ここにタイトルが出ただけで凄いことなので胸を張って欲しいですね!
アナ雪やトランスフォーマーですら入れてないですから。