メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

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崖っぷちの男

2012年07月21日 | 映画
崖っぷちの男 を観た。


高層ホテルの最上階の窓の外の縁に立つニック・キャシディ(サム・ワーシントン)は数日前に父親の葬式を利用して脱獄した囚人。30億円のダイヤを横領したと投獄された元警察官。
己の無実を晴らしたいとビルの縁に立つ、交渉人にリディア(エリザベス・バンクス)を指名しリディアは鋭くニックの狙いを悟っていく。
NY中の注目を集めるニック、その頃弟ジョーイ(ジェイミー・ベル)とその恋人アンジー(ジェネシス・ロドリゲス)はとある計画を実行する。


ってお話。

一点特化モノといいますか、大半を高層ビルの縁でのやりとりで見せています。
よくこんな素材でこれだけ引っ張れるなって感心しました。
でもちゃんと釘付けにされました。

物語はコンパクトでハイテンポで無駄が無く、ハリウッドアクション特有の入り組んだ裏の裏をかくようなよく出来た構成でした。

高所恐怖症の人は見れない様な、僕でさえ股間がムズムズするシーンの連続でした。
クライムサスペンス的にギリッギリの時間での計画の遂行が、
もはやハリウッドあるあるな感じでしたがハラハラドキドキでした。

そんな最中イチャつく実行部隊の弟カップルが結構イライラしてこういうのは余り好きじゃなかったです。
しかし恋人役のジェネシス・ロドリゲスがめっさスタイルよくて可愛かったので許しますけど。

サム・ワーシントンはアバター以降すっかり超売れっ子ですね。
この人が出てる映画はどれもそれなりに見れるのでこの映画もそれなりに観れました。

エド・ハリスなど脇を固める役者達も渋くて充実していたので結構見やすかったです。

狭い範囲で行われるクライムサスペンスで登場人物達の背景も効率良く描かれ、
僅かな時間で変わっていく人間関係も良し、
相手の裏をかくやり取りもなかなか痛快で、
ドンデン返し具合もいい塩梅でした。

つまるところ非常に完成度の高いB級アクションって感じでした。

記憶には残りにくいですが、こういうライトに見れるアクションを時々映画館で観るのは結構好きなんです。


そんなわけで6点。


最初タイトルを聞いたとき僕のことを言ってるのかな?と思っちゃいました。
やかましいわ!!

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