新解釈・三国志
を観ました。
今から1800年前。中華統一を巡り三国【魏・蜀・呉】が群雄割拠していた時代。
民の平穏を願い、のちに英雄と呼ばれる一人の男・劉備が立ち上がった。
激動の乱世を経て、物語はやがて[魏軍80万]vs[蜀・呉 連合軍3万]という、圧倒的兵力差が激突する「赤壁の戦い」に突入していく!ーーー
という超有名歴史エンターテイメント「三國志」を“脚本・監督:福田雄一流の新たな解釈”で描く、完全オリジナル映画でございます。
福田雄一監督・脚本です。
言うまでもなく大好物で初期の初期から福田雄一作品はほぼ漏らさず見てきています。
また三国志は子供の頃から大好きで三国志にまつわる作品はことごとく食して来ました。
きっかけはNHKの人形劇のヤツだった気がします。
そんな大好きな三国志が福田雄一によってどうやって料理されるのか?
自分の学校は小学校のときも中学校のときも三国志はとても流行っていたので日常的に三国志ボケ的なものがありました。
こういう王道ものでキャラ設定がはっきりしてるとそういう素材に使えますからね。
きっと福田雄一監督もそういう欲求を映像化したくなったのかな?と思いました。
素材はあれどコレならばとことん自由にコメディ料理できるし、
コレができれば王道的な題材ならば歴史ものだったりおとぎ話だったりを何でも素材に出来ると思いました。
案の定ボケボケなコントテイストで。
原作があるわけじゃないのでよりコントっぽかったです。
三国志演義を元にしてるので黄巾の乱あたりから桃園の誓い辺りを始まりにして。
三国志の序盤の最大のハイライトである赤壁の戦いまでを描いている感じです。
一番王道な切り取りだと思います。
個人的には蜀が劉備から諸葛亮に変わってからの時代が好みですがそれは続編に期待しましょう。
キャスティングはふんわり知ってましたが中でもちょっとマイナー気味の武将は誰がやるのかな?
とワクワクしました。
期待通りボケボケで混んでいた劇場は笑いに包まれていて流石の福田雄一ワールドでした。
改めてよくぞこの作風を根付かせたなと思いました。
主演の劉備は大泉洋でした。
想像ではやる気ないキャラ設定になっていてボケ役もツッコミ役もやる感じでした。
ほぼ大泉洋の素材をそのまま活かしている感じなのでそれは面白いです。
天才軍師でお馴染みの諸葛亮(孔明)はムロツヨシでした。
適当キャラで賢いというよりは周りが馬鹿というような設定でした。
ご存知のように福田雄一コメディにおけるムロツヨシはいつも通りです。
出番が多い関羽を橋本さとしがやってました。
豪華キャストの中でトップの主要キャラには意外な気もしましたが朝ドラ等で今来てるのかもですね。
同じキャラばかりだとマンネリしてしまうので新しいスパイスを入れようとしてるのかもですね。
高身長で体格もいいのでハマっていました。
張飛は高橋努でした。
今やいろんな作品で非常に活躍していますが福田雄一作品やその他のコメディ作品でもインパクトを出してますからね。
張飛らしいアホさもちゃんとあって良かったですね。
孔明の妻・黄夫人を橋本環奈がやってました。
すっかり福田雄一作品には欠かせない女優になってますがここにマッチングして本当に良かったですね。
それまでは顔が整ったアイドル女優ってイメージでしたがこのへんですっかりそれから脱却してますからね。
趙雲は岩田剛典でした。
三国志モノだと何故か人気でイケメン設定になる趙雲を思いっきりそっちでいじってる感じでした。
カッコつけでナルシストで鼻について周りに煙たがられている設定なので監督も年々イケメン扱いされる趙雲に違和感を感じているのかも知れません。
絶世の美女・貂蝉を渡辺直美がやってました。
沢山のキャスティングの今作の中でもMVP級に笑いを取っていたと思います。
存在自体にフリが効いているので笑いを取り放題でしたね。
呂布は城田優がやってました。
この人ももう常連さんのイメージですね。
三国志No.1の最強豪傑ですがおバカですぐ裏切り騙されるキャラですがとてもマッチしていました。
序盤の悪役として扱われる董卓は佐藤二朗でした。
言うまでもなく面白演技で笑えました。
今更言うのもなんですけどめちゃくちゃ凄い俳優だと思いますし大好きです。
呉の水軍の司令官の周瑜は賀来賢人でした。
賀来賢人はもう福田雄一組の主要メンバーでイケメンで一番おもしろいと思っています。
三国志では諸葛亮のライバルとして賢く描かれる人物なのに凄いバカ役でした。
周瑜の妻で美人で有名な小喬は山本美月でした。
かなり整ったルックスは確かに小喬のイメージにピッタリですね。
呉の君主・孫権は岡田健史でした。
今旬な売れっ子も福田雄一作品に絡んでいて順調なキャリアですね。
やはりバカバカで周りの意見に左右される優柔不断キャラでした。
呉の知将で周瑜の相棒的な黄蓋は矢本悠馬でした。
いつも言いますが大好きな俳優です。
今作の登場人物の中では渋い武将ですが、福田雄一作品ではコンビのツッコミ的ポジションをやるパターンが多いので妥当なキャスティングでした。
アホアホばかりのキャラクターの中で数少ないまともなキャラクターでした。
同じく呉の軍師・魯粛を半海一晃がやっていました。
出番は少ないですが物語上いて良かったですね。
魏の君主で最大のライバル武将・曹操は小栗旬でした。
最強の敵として納得のキャスティングでしょう、流石の存在感でした。
女好きの結構クズな扱いでした。
曹操の参謀の荀彧は磯村勇斗でした。
コレも矢本悠馬同様コンビのツッコミ役な感じでまともなキャラクターでした。
魏の豪傑の夏侯惇は阿部進之介でした。
最近大きな作品で結構活躍しているイメージですね。
今作ではツッコミ的な役だったので印象は少ないですが今後も福田雄一作品で観たいですね。
黄巾賊のボスみたいな役を山田孝之がやっていました。
序盤のピンポイントキャスティングですがボケボケで流石のコメディを披露していました。
HPに乗ってないのでサプライズだと思いますが僕の大好きな女優さんも出ていました。
その子が福田雄一作品で見れるのは嬉しい限りでした。
コレは是非続編が見たいし、その他似た系統の素材も扱って欲しいですね。
そんなわけで7点。
を観ました。
今から1800年前。中華統一を巡り三国【魏・蜀・呉】が群雄割拠していた時代。
民の平穏を願い、のちに英雄と呼ばれる一人の男・劉備が立ち上がった。
激動の乱世を経て、物語はやがて[魏軍80万]vs[蜀・呉 連合軍3万]という、圧倒的兵力差が激突する「赤壁の戦い」に突入していく!ーーー
という超有名歴史エンターテイメント「三國志」を“脚本・監督:福田雄一流の新たな解釈”で描く、完全オリジナル映画でございます。
福田雄一監督・脚本です。
言うまでもなく大好物で初期の初期から福田雄一作品はほぼ漏らさず見てきています。
また三国志は子供の頃から大好きで三国志にまつわる作品はことごとく食して来ました。
きっかけはNHKの人形劇のヤツだった気がします。
そんな大好きな三国志が福田雄一によってどうやって料理されるのか?
自分の学校は小学校のときも中学校のときも三国志はとても流行っていたので日常的に三国志ボケ的なものがありました。
こういう王道ものでキャラ設定がはっきりしてるとそういう素材に使えますからね。
きっと福田雄一監督もそういう欲求を映像化したくなったのかな?と思いました。
素材はあれどコレならばとことん自由にコメディ料理できるし、
コレができれば王道的な題材ならば歴史ものだったりおとぎ話だったりを何でも素材に出来ると思いました。
案の定ボケボケなコントテイストで。
原作があるわけじゃないのでよりコントっぽかったです。
三国志演義を元にしてるので黄巾の乱あたりから桃園の誓い辺りを始まりにして。
三国志の序盤の最大のハイライトである赤壁の戦いまでを描いている感じです。
一番王道な切り取りだと思います。
個人的には蜀が劉備から諸葛亮に変わってからの時代が好みですがそれは続編に期待しましょう。
キャスティングはふんわり知ってましたが中でもちょっとマイナー気味の武将は誰がやるのかな?
とワクワクしました。
期待通りボケボケで混んでいた劇場は笑いに包まれていて流石の福田雄一ワールドでした。
改めてよくぞこの作風を根付かせたなと思いました。
主演の劉備は大泉洋でした。
想像ではやる気ないキャラ設定になっていてボケ役もツッコミ役もやる感じでした。
ほぼ大泉洋の素材をそのまま活かしている感じなのでそれは面白いです。
天才軍師でお馴染みの諸葛亮(孔明)はムロツヨシでした。
適当キャラで賢いというよりは周りが馬鹿というような設定でした。
ご存知のように福田雄一コメディにおけるムロツヨシはいつも通りです。
出番が多い関羽を橋本さとしがやってました。
豪華キャストの中でトップの主要キャラには意外な気もしましたが朝ドラ等で今来てるのかもですね。
同じキャラばかりだとマンネリしてしまうので新しいスパイスを入れようとしてるのかもですね。
高身長で体格もいいのでハマっていました。
張飛は高橋努でした。
今やいろんな作品で非常に活躍していますが福田雄一作品やその他のコメディ作品でもインパクトを出してますからね。
張飛らしいアホさもちゃんとあって良かったですね。
孔明の妻・黄夫人を橋本環奈がやってました。
すっかり福田雄一作品には欠かせない女優になってますがここにマッチングして本当に良かったですね。
それまでは顔が整ったアイドル女優ってイメージでしたがこのへんですっかりそれから脱却してますからね。
趙雲は岩田剛典でした。
三国志モノだと何故か人気でイケメン設定になる趙雲を思いっきりそっちでいじってる感じでした。
カッコつけでナルシストで鼻について周りに煙たがられている設定なので監督も年々イケメン扱いされる趙雲に違和感を感じているのかも知れません。
絶世の美女・貂蝉を渡辺直美がやってました。
沢山のキャスティングの今作の中でもMVP級に笑いを取っていたと思います。
存在自体にフリが効いているので笑いを取り放題でしたね。
呂布は城田優がやってました。
この人ももう常連さんのイメージですね。
三国志No.1の最強豪傑ですがおバカですぐ裏切り騙されるキャラですがとてもマッチしていました。
序盤の悪役として扱われる董卓は佐藤二朗でした。
言うまでもなく面白演技で笑えました。
今更言うのもなんですけどめちゃくちゃ凄い俳優だと思いますし大好きです。
呉の水軍の司令官の周瑜は賀来賢人でした。
賀来賢人はもう福田雄一組の主要メンバーでイケメンで一番おもしろいと思っています。
三国志では諸葛亮のライバルとして賢く描かれる人物なのに凄いバカ役でした。
周瑜の妻で美人で有名な小喬は山本美月でした。
かなり整ったルックスは確かに小喬のイメージにピッタリですね。
呉の君主・孫権は岡田健史でした。
今旬な売れっ子も福田雄一作品に絡んでいて順調なキャリアですね。
やはりバカバカで周りの意見に左右される優柔不断キャラでした。
呉の知将で周瑜の相棒的な黄蓋は矢本悠馬でした。
いつも言いますが大好きな俳優です。
今作の登場人物の中では渋い武将ですが、福田雄一作品ではコンビのツッコミ的ポジションをやるパターンが多いので妥当なキャスティングでした。
アホアホばかりのキャラクターの中で数少ないまともなキャラクターでした。
同じく呉の軍師・魯粛を半海一晃がやっていました。
出番は少ないですが物語上いて良かったですね。
魏の君主で最大のライバル武将・曹操は小栗旬でした。
最強の敵として納得のキャスティングでしょう、流石の存在感でした。
女好きの結構クズな扱いでした。
曹操の参謀の荀彧は磯村勇斗でした。
コレも矢本悠馬同様コンビのツッコミ役な感じでまともなキャラクターでした。
魏の豪傑の夏侯惇は阿部進之介でした。
最近大きな作品で結構活躍しているイメージですね。
今作ではツッコミ的な役だったので印象は少ないですが今後も福田雄一作品で観たいですね。
黄巾賊のボスみたいな役を山田孝之がやっていました。
序盤のピンポイントキャスティングですがボケボケで流石のコメディを披露していました。
HPに乗ってないのでサプライズだと思いますが僕の大好きな女優さんも出ていました。
その子が福田雄一作品で見れるのは嬉しい限りでした。
コレは是非続編が見たいし、その他似た系統の素材も扱って欲しいですね。
そんなわけで7点。