グライダー

言葉はどれほどの役割をもって人間の口から出てくるのだろうか？

今も僕の胸に残る色んな人から貰った沢山の言葉。
嬉しいものと、悲しいものと色々積んでいる。

僕の言葉も僕の知らない場所で今も生きていたりするのだろうか？
誰かを喜ばせたり、誰かを励ましたり、誰かを傷付けたり。
もしそうだとしたら奇妙だ。

影も形も色も無い物が、この世の多くを支配している。
人間は伝達手段として言語を手にした。
それは多くを表現することもあれば、真実だけ伝えないこともある。
僕らの感情はそれで作られているのだろうか。

奇妙な夢を見る夜が終わらない。
夢の中ではよく空を飛んでいる僕だ。


「あの日から僕の心にも
大切な変わらないものが
気分はハイ
言葉はきっとグライダー
大体いっつも飛んでるみたいだ

ああ　遠くの場所から
キミの事祈っていられない
こっちへおいで
ふたりでいたいよ

メイドインヘブンの服を着て
空飛ぶ夢をみたいのに
太陽も温かいのに
僕の羽はもう折れてるんだ
何でもかなう気がしてた
限られた世界の中の話
この壁の外に出たことないのは
僕だけかな

あの日から僕の心にも
大切な変わらないものが
気分はハイ
言葉はきっとグライダー
大体いっつも飛んでるみたいだ

ああ　遠くの場所から
キミの事祈っていられない
こっちへおいで
ふたりでいたいよ

あの日から僕の心にも
大切な変わらないものが
気分はハイ
言葉はきっとグライダー
大体いっつも飛んでるみたいだ

結局僕らは生きてるみたいだ」

（"グライダー"　from capsule）