メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

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ミルカ

2015年04月17日 | 映画
ミルカ を観た。

ローマオリンピックの400メートル決勝の試合において、インド代表のミルカ・シン(ファルハーン・アクタル)は世界記録を出した直後とあって、金メダルへのへの期待を一身に集めていた。
「走れ、ミルカ!」
コーチがかける声に重なるように、ミルカの心には渾身の力で叫ぶ父の声がこだました。
すると、なぜかミルカはゴール前で後ろを振り向く。
結果、4位まで転落、「インドスポーツ界最大の悲劇」と国じゅうを落胆させることとなった。
チャンディガルの家に戻った彼は、オリンピックでメダルを逃した無念さだけでなく複雑な思いを抱えて沈んでいた。
インドとパキスタンの友好親善試合のためにインド側団長としてパキスタンへ行くようインド政府からの要請を受けたにもかかわらず、それをかたくなに固辞していた。
ネルー首相から派遣された担当大臣がミルカを育てたふたりのコーチに同行してもらい、彼を説得すべく訪ねようとチャンディガル行きの汽車に乗る。
道中、ふたりがミルカ・シンの陸上選手としての苦難と成功の軌跡とともに、生い立ちのストーリーを語り始めた。
どうして彼はパキスタン行きを拒んでいるのか、そしてローマオリンピックで彼の心を後ろへと引っ張ったトラウマとは何なのか。
ミルカの謎の行動が、解き明かされていく。
1947年。イギリスからの独立後、インドとパキスタンとの国土分断の混乱のなか、幼いミルカとその一家が暮らすシク教徒の村に、残酷な運命が襲いかかった。
そのときからミルカ・シンが背負った厳しく激しい人生とは・・・。

って話。


近所では終演間近でしたが、結構気になっていたのでに慌てて観に行ってみました。
上映時間も2時間40分あるので名画の期待を込めて観に行きました。

伝説的なランナーの物語です。
インドにこういう伝説的な凄いランナーが居たことを知れて勉強になりました。

主演のファルハーン・アクタルはなかなか見事な演技でした。
モデルの人物を知らないですが、かなりなりきってるのは伝わりました。
劇中で肉体もパンプアップしてて余程鍛錬したのだと思います。

なかなかの迫力とスケール感で描かれた大作伝記映画です。
映像のレベルも高く上質な映画でした。

しかしインド映画にピンと来たことない僕ですが、
今作もやっぱりピンと来なかったですかね。

エンターテイメント性は面白いですが、
演出がベタで極端でイチイチ強めです。
朝ドラくらいの老若男女にわかり易い演出で延々と続きました。

恋人役のソナム・カプールがめちゃくちゃ美人でした。
インド人の美人って息を呑む程の美しさがありますね。
インド人美女と出会いたくなりました。

そして毎度のことですが、
インド人って嬉しくなると・・・踊りますね~。
イチイチ歌って踊るんですね。
そういう国民性なんですね、
みんな踊れるんですね。

物語や歴史の勉強にはいい映画です。
インドとパキスタンのこういう事情ってなかなか伝わりにくいので。


そんなわけで5点です。


長さを感じずに楽しめました。

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