メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

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チェイス!

2014年12月22日 | 映画
チェイス! を観た。

シカゴは、たび重なる金庫破りに騒然となっていた。
舞い散る紙幣と共にビルを平然と走り降りてきた犯人は、黒いバイクで警察とカーチェイスを繰り広げる。
先回りしたパトカーの間を華麗な運転技術と、変幻自在のハイテクバイクを駆使してすり抜けて、更には1本のワイヤーの上をバイクで渡るという曲芸を見せて走り去っていった。
その犯人は、素晴らしいマジックと身体能力で父のサーカスの再興を目指しながらも、銀行への復讐に燃えるサーヒル(アーミル・カーン)だった。
奪った金で、マジックとダンスの融合した絢爛豪華なショーの準備を着々と進めるサーヒル。
唯一の問題だった、ショーのパートナー探しもオーディションで素晴らしいダンスを披露したアーリア(カトリーナ・カイフ)の出現で解決。
あとは初日を待つのみとなっていた。
その頃シカゴ警察は、現場に残されたヒンディー語のメッセージから、犯人をインド系と特定。
インドから敏腕刑事と名高いジャイ(アビシェーク・バッチャン)とアリ(ウダイ・チョープラー)を呼び寄せた。

って話。


ヴィジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ監督作品です。
原題から観るに実際はシリーズ2作目の様です。

アメリカが舞台ですが、インド映画になるのかな?

幼いころ、サーカス団を経営してた父が銀行の融資を断られ自殺してその復讐のために大人になってから銀行の金を奪ってばら撒く主人公。
と彼を捕まえるために何故かわざわざインドから警察が来る設定です。

凄いスケール感で冒頭から、スタイリッシュでクールな映像の連発でした。

コッテコテのハリウッドアクションに、
インド要素をスパイスの様に混ぜ込んだ映画ですね。

さすがアメリカを凌ぐ世界一の映画大国インド、
なかなかの大作でした。

展開のしつこさもなかなかです、半分くらいはバイクチェイスシーンでかなりお腹いっぱいになります。
何度も追い詰められたと見せかけて鮮やかに脱出する犯人。
とにかく同じような展開の連続で・・・。

ラストは同じように追い詰められてTHE ENDでしたけど、
いやいやいや、途中何回ももっと追い詰められてたやん!!って気持ちは否めなかったです。
もっと

・・・で、踊りますねーインド映画は。
ダイジェストとか挿入の尺では無く、
ガッツリとフルコーラスで踊りシーンを観せられます。
ちょいとしたコンサート状態です。
まあダンスの内容が凄いので観れましたが。

ストーリー展開、場面転換の脈絡の無さは凄いですね。
CM挟んだかな?って感じで思いっきり流れ省いた感じで次の場面に変わってたりします。
そういう辻褄を気にしてはいけないインド映画でしょうか。

主役のアーミル・カーンはなかなかの逸材ですね。
肉体美やアクションの質やダンスパフォーマンスなど一流だったと思います。

ヒロインのカトリーナ・カイフはかなりのべっぴんさんで良かったです。
ハーフみたいですが、こんな美人なインド系の人が居るんですね。

劇場のせいかもしれないですが、
最初から最後までずーっと爆音で非常にうるさかったです。
僕の人生でも最もうるさかった映画かもしれないです。
もう爆音重低音で、映画館の椅子がマッサージチェアーみたいでした!
映画館の椅子がぁーマッサージチェアーみたいでした!!

そういう塩梅を考えないところにアジアを感じました。


そんなわけで6点です。


インドらしいハリウッドアクションでした。

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