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感染列島

2009年01月25日 | 映画
感染列島を観た。

日本に原因不明の感染病が現れ、感染爆発をしてどんどん人が死んでいき、都市機能は停止して、日本が滅びようか?というお話。

いずみ野市立病院で働く救命救急医の松岡剛(妻夫木聡)の元に若い夫婦が診察に来てインフルエンザが発見出来なかった為、その夫をただの風邪と診断するが翌日その患者は瀕死の状態で運びこまれ口や目から血を吹き出して死ぬ。
その妻真鍋麻美(池脇千鶴)も感染する。

その後同様の症状の患者が急増し、病院は院内感染の恐れありと隔離治療を始める。

数日後、病院にWHOのメディカルオフィサーである小林栄子(檀れい)がやってきて対策にあたる。

栄子と剛は同じ大学で学生と助手だった。


(ネタバレ)
感染者はどんどん増え、都市は封鎖され、感染の恐れのあるものは強制的に連れて行かれる。

都市機能は停止し、街はゴーストタウンと化す。

当初鳥インフルエンザと思われ、養鶏所の神倉茜(夏緒)の家族は世間からひどい仕打ちを受け父は自殺し、茜は孤独になる。

剛は規則を犯し、ウィルスの検体を無名の研究者鈴木浩介(カンニング竹山)に渡す。

そして鈴木がウィルスを発見する。

結局インフルエンザではなかった。

剛は最初の感染者の妻麻美の元へ行きどうやらその父親が怪しいと睨む。
麻美の父はアジアの小国で医師をしており感染前に一時日本に帰国しており、彼と関わった人間はみんな感染している。

麻美の父はウィルス研究をしている教授の仁志稔(藤竜也)と共にその国へ向かい、ひどい惨状を目にする。

そしてそこに残った仁志教授がウィルスの発現地を突き止める。

感染ストップへの希望が見え始めるが、病院に泊り込みで必死に働いていた看護師の三田多佳子(国仲涼子)も夫(爆笑問題田中)と幼い娘を残し犠牲になってしまう。

栄子も移動先の長野で感染してしまう。
しかし自分を犠牲にして試した治療法で感染して死に掛けていた茜は奇跡的に助かる。


(評価)
思ったよりベタなウィルス映画でした。

日本が舞台になっているので、アウトブレイクなんかより身近で、恐ろしさは感じました。

最終的に容赦なく身内が死んでいってしまうのは悲しくもあり、映画の趣旨的に良かったと思います。

栄子が泣いた途端に雨が降り出しました。
剛と栄子が抱き合った途端雪が降り出しました。
僕は無しと思う今更のきっかけでした。

アジアの国に行った際感染者がゾンビのように剛に群がってくるシーンは誰の目にも明らかにバイオハザードみたいでした。

音をちょっと変えれば結構な恐怖シーンでした。

そんなわけで6点です。

質は低くないですが、ちょっと無駄に長く感じました。

もう一度観たいとは思いません。
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