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亜人 第2部 「衝突」

2016年05月10日 | 映画
亜人 第2部 「衝突」
を観ました。


決して死なない亜人は国に追われ人として扱われず残酷な研究をされる。
佐藤の呼びかけで集まった隠れてた亜人たち。
しかし危険な思想の佐藤に違和感を感じ離脱する中野は世の中で大きな話題となり姿をくらませた永井と組んで佐藤と立ち向かおうとする。
静かに暮らしていた永井は国の亜人狩りに発見されたことをきっかけに佐藤一味に対抗することを決意する。


前作なかなかインパクトがあったので続編も観てみました。

相変わらずなかなか過激な内容です。
死なない特性の利用の仕方がもうかなり応用的になってきていてやたらスムーズです。

劇中で人間と姿が変わらない亜人が死にまくり瞬時に生き返りますが、死に対する感情が薄れるくらい死にまくります。
残虐さを感じなくなるくらいです。
コレ意外に若い子の死生観に良くない影響を与えかねないかもですね。

そしてジョジョのスタンドっぽいIBMはさらにスタンドっぽかったです。
姿形はみんな似てますが、亜人によってちょいちょい特性が違っています。
主人公の永井のIBMが若干使い勝手が良いです。

前作ではパニック状態が多かった永井がすっかり貫禄ついてクールに過ごすようになっていたのは良かったです。
勉強出来るくせに馬鹿すぎると思ってましたが、今作では勉強出来る人間らしい賢さを発揮してました。

佐藤は逆に酷く過激になって凄まじいテロ行為を実行し始めます。
ただ言ってることは間違ってもいないように思います。
死なない事以外は人間と変わらないのに全くもって人間らしい権利が与えられないのは異常ですからね。
溜めた怒りの表現としてこれくらいの過激な攻撃はしてもいいかも、とちょっと痛快さすら感じました。

完結的なことを一切言ってなかったので予想通りまだ続くようです。
なのでかなり途中な感じで終わりました。

少々退屈なシーンもありましたが作品のテイストとしては結構好きな方です。


そんなわけで6点です。

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