メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ビザンチウム

2013年09月22日 | 映画
ビザンチウム を観た。


神秘的な16歳の少女エレノア(シアーシャ・ローナン)は、彼女の保護者である八つ年上のクララ(ジェマ・アータートン)と共に暮らしていたが事件を起こして海辺のリゾート地にたどり着く。
一見姉妹のように見える二人は、長年定住することなく街から街へと放浪する日々を送っていた。
実は、なまめかしい美貌を持つクララと悲しげな瞳を持つエレノアにはある壮絶な秘密があった。
二人は遥か昔に決して老いない禁断の儀式を行いヴァンパイアになっていたのである。
そして同じように過去から生き続ける男たちに追われているのだった。


って話。


インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのニール・ジョーダン監督が再びヴァンパイアをテーマにした映画を撮ったのですね。

とてもディープでしっとりと暗くてなかなか僕の好きなテイストな映画でした。

ラブリーボーンでとても印象的だったシアーシャ・ローナンはすっかり大人の女優になってました。
想像したより可愛くはなってない気がしましたが存在感は抜群で主演にはふさわしい女優さんですね。
主演する俳優さんにはそれにふさわしい存在感は欠かせません。
そうでなければ映画自体の力も失われてしまいますからね。

物語自体はシンプルなヴァンパイアものですかね。
うっかりヴァンパイアになってしまい老いることが出来ない苦悩。
誰かの血を求め続けなければいけない苦悩。
クララは容赦無いが、心優しいエレノアは死にゆく人からしか血を奪わない。
というわかりやすいもの。

映像は美しく絵力は結構あって印象深かったです。
映像の美しさは作り手のセンスを判断する大きな要素だと思っています。
入り込みやすい強烈な世界観を持った映像でした。
ビザンチウムというホテルに辿り着くシーンの絵は素晴らしかったですね。

ちょっと登場人物達のヒステリックが過ぎるのが自分の苦手な点でした。

結構残虐でもあり怖い雰囲気でした。


そんなわけで5点です。


僕の好きなモールスと近い空気感があって良かったですね。
モールスがもう一度観たくなりました。
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