ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
を観ました。
1971年、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国内には反戦の気運が高まっていた。
国防総省はベトナム戦争について客観的に調査・分析する文書を作成していたが、戦争の長期化により、それは7000枚に及ぶ膨大な量に膨れあがっていた。
ある日、その文書が流出し、ニューヨーク・タイムズが内容の一部をスクープした。
ライバル紙のニューヨーク・タイムズに先を越され、ワシントン・ポストのトップでアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人キャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)と編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は、残りの文書を独自に入手し、全貌を公表しようと奔走する。
真実を伝えたいという気持ちが彼らを駆り立てていた。
しかし、ニクソン大統領があらゆる手段で記事を差し止めようとするのは明らかだった。
政府を敵に回してまで、本当に記事にするのか…報道の自由、信念を懸けた“決断”の時は近づいていた。
スピルバーグ監督作品です。
現存する最も巨匠な監督の一人だと思います。
個人的にはNo.1だと思っています。
様々なジャンルの作品を作るスピルバーグ監督ですが、今作はとことんな社会派なノンフィクションです。
ペンタゴン・ペーパーズという事件の名前は知ってますが、内容は知らなかったので勉強がてら観てみました。
簡単に言ってしまえばベトナム戦争に関して政府がつき続けていた嘘を暴く事件ですね。
改めてアメリカにとってのベトナム戦争の黒歴史っぷりが伺えます。
作品は最近のハリウッドでちょいちょい見かける報道モノって感じでしょうか?
もっとピンとくるジャンル名があると良いのですが。
消されたヘッドライン、スポットライト、女神の見えざる手、
辺りがこのジャンルに入れたい作品ですが。
冒頭にはちょっとした戦争シーンもあります。
スピルバーグが社会派をやればそれは高品質です。
ですけど、ちょっと娯楽性が低いと言うか観ていて難しかったです。
登場人物たち感情やら、事の重大さがイマイチ伝わらないというか。
自分の学が無いのが大きな要因なのでしょうが、そういう人たちを置いていく感が強いというか。
賢い人達が賢いを主張しているような雰囲気も強いです。
ただ攻略するならば、演出は難しいですがテーマは単純ですかね。
報道の自由はどこまで許されるか?
国防のための嘘はどこまで許されるか?
典型的な政府VS報道です。
アメリカならではの状況でありテーマでありますね。
途中、ニューヨーク・タイムズ紙が違法と判断されて、
その後主人公たちワシントン・ポスト紙がどうするか?という極限の選択を迫られる緊迫感でした。
掲載するか?しないか?緊迫過ぎる数日間。
自分が思い出すのは邦画ですが、クライマーズ・ハイなんかが思い出されます。
主演のメリル・ストリープはさすがの演技派ですね。
あまり役作りしてる感じはなく、結構ナチュラルなメリル・ストリープでした。
女経営者として強気なキャリアウーマンかと思いきや結構弱気でおどおどした感じで良かったです。
人間味が溢れる役立ったと思います。
スピルバーグ作品常連のトム・ハンクスもほぼ主演でした。
久々にキビキビと若々しいトム・ハンクスを観た気がします。
時代背景は1970年前後ですが、そういう雰囲気にピッタリ合う役者ですね。
難しかったですが、面白かったです。
娯楽性が無いのでガラガラでしたが、歴史的に必要映画だと思います。
ラストシーンが個人的にとても関心あるあの事件につながっていたので、
次はそっちの事件も描いていて欲しいですね。
そんなわけで7点。
を観ました。
1971年、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国内には反戦の気運が高まっていた。
国防総省はベトナム戦争について客観的に調査・分析する文書を作成していたが、戦争の長期化により、それは7000枚に及ぶ膨大な量に膨れあがっていた。
ある日、その文書が流出し、ニューヨーク・タイムズが内容の一部をスクープした。
ライバル紙のニューヨーク・タイムズに先を越され、ワシントン・ポストのトップでアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人キャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)と編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は、残りの文書を独自に入手し、全貌を公表しようと奔走する。
真実を伝えたいという気持ちが彼らを駆り立てていた。
しかし、ニクソン大統領があらゆる手段で記事を差し止めようとするのは明らかだった。
政府を敵に回してまで、本当に記事にするのか…報道の自由、信念を懸けた“決断”の時は近づいていた。
スピルバーグ監督作品です。
現存する最も巨匠な監督の一人だと思います。
個人的にはNo.1だと思っています。
様々なジャンルの作品を作るスピルバーグ監督ですが、今作はとことんな社会派なノンフィクションです。
ペンタゴン・ペーパーズという事件の名前は知ってますが、内容は知らなかったので勉強がてら観てみました。
簡単に言ってしまえばベトナム戦争に関して政府がつき続けていた嘘を暴く事件ですね。
改めてアメリカにとってのベトナム戦争の黒歴史っぷりが伺えます。
作品は最近のハリウッドでちょいちょい見かける報道モノって感じでしょうか?
もっとピンとくるジャンル名があると良いのですが。
消されたヘッドライン、スポットライト、女神の見えざる手、
辺りがこのジャンルに入れたい作品ですが。
冒頭にはちょっとした戦争シーンもあります。
スピルバーグが社会派をやればそれは高品質です。
ですけど、ちょっと娯楽性が低いと言うか観ていて難しかったです。
登場人物たち感情やら、事の重大さがイマイチ伝わらないというか。
自分の学が無いのが大きな要因なのでしょうが、そういう人たちを置いていく感が強いというか。
賢い人達が賢いを主張しているような雰囲気も強いです。
ただ攻略するならば、演出は難しいですがテーマは単純ですかね。
報道の自由はどこまで許されるか?
国防のための嘘はどこまで許されるか?
典型的な政府VS報道です。
アメリカならではの状況でありテーマでありますね。
途中、ニューヨーク・タイムズ紙が違法と判断されて、
その後主人公たちワシントン・ポスト紙がどうするか?という極限の選択を迫られる緊迫感でした。
掲載するか?しないか?緊迫過ぎる数日間。
自分が思い出すのは邦画ですが、クライマーズ・ハイなんかが思い出されます。
主演のメリル・ストリープはさすがの演技派ですね。
あまり役作りしてる感じはなく、結構ナチュラルなメリル・ストリープでした。
女経営者として強気なキャリアウーマンかと思いきや結構弱気でおどおどした感じで良かったです。
人間味が溢れる役立ったと思います。
スピルバーグ作品常連のトム・ハンクスもほぼ主演でした。
久々にキビキビと若々しいトム・ハンクスを観た気がします。
時代背景は1970年前後ですが、そういう雰囲気にピッタリ合う役者ですね。
難しかったですが、面白かったです。
娯楽性が無いのでガラガラでしたが、歴史的に必要映画だと思います。
ラストシーンが個人的にとても関心あるあの事件につながっていたので、
次はそっちの事件も描いていて欲しいですね。
そんなわけで7点。