メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

絶望はすぐそこで

2011年03月06日 | ボクヲサガシテル
僕はIT企業で働くシステムエンジニア、開発部主任である。
高いビルの上で偉そうに専門用語を使って取引先とミーティングをする。

しかし一人で歩いているとき、ふと自分は何者なんだろう?
僕が生きた全ての時間の果ての果てに今ここに流れ着いている。

これが正解なのだろうか?

というどうしようも無いやるせなさに襲われたりする。

意味もなく涙が流れたりする。

情緒不安定と言われればそれまでなのだが、
決して人前ではそれを出さない。

本当はもっともっと人前で怒りたい
本当はもっともっと人前で泣いてしまいたい

しかししない。

大人とはそれを我慢する生き物のことだと実感する。

どこかでそれをしちゃ駄目だと教えられてしまったのだ。


爆発しそうな感情が胸の奥にくすぶっているのを知っている。

どうしようも無く眠れなくなった夜。

バイクで田舎道を飛ばして思いっきり絶叫する。

誰も走っていない出来たばかりの田舎道を
喉が張り裂けそうなほど絶叫しながら走る。

バイクの音でそれをかき消しながら。

すぐ背後に忍び寄る絶望から逃げるように必死にアクセルをふかす。

ストレスという奴がどんどん後方に流れていく。

でも結局眠れない事にはかわりがない。


みんな一体どんなセルフコントロールでこの世界で暮らしているのだろうか?

それがわからない。
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