メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ジュラシック・ワールド

2015年08月08日 | 映画
ジュラシック・ワールド を観た。

ジュラシック・パークから20年後、遂にテーマパークはオープンして連日世界中から観光客が訪れる。
客を喜ばせるためにより大きくより凶暴な新種を開発したが、その恐竜が脱走して島はパニックに。
元軍人の管理人オーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は行方不明になった甥っ子たちを救出すべく事態の収集に務める。

って話。


僕の大好きなジュラシック・パークシリーズの新起動的な作品です。
監督はコリン・トレヴォロウ、スター・ウォーズの新シリーズもやる監督です。

元々恐竜大好きですが、初めて映画館でジュラシック・パークを観た時の感動は、
自分の映画人生でもかなり忘れられない体験だった。

その後の作品ももちろん観てますが、結構力を込めた感じのある今作。
ジュラシック・パークの20年後の世界設定。
ジュラシック・パークでの失敗を踏まえて新たなパークは大盛況ですが、
ビジネスのプレッシャーでもっとスリリングなアトラクションを作らねばと言うコンセプトの中、
創りだした凶悪な新種がもちろん逃げ出して大パニックになります。

映画史を塗り替えたジュラシック・パークと比較するのは野暮ですが、
その醍醐味は味わえる映画でした。

パークの安全面のアピールを観客に知らしめてからのパニックという手法はテッパンでいい感じです。

逃げてる最中にジュラシック・パークの廃墟にたどり着いたりして往年のファンを喜ばせるような要素もアリ。
展開もちょっと・・・結構似てます。

ただちょっと苦言を呈するならば、
実在しなかった新種で見せてたらもはやGODZILLAあたりと違いが無くなっちゃうと思うのです。

実際に居た生き物たちと時代を乗り越え現代の生き物が遭遇するのが醍醐味の一つだと思うのです。
そのリアリティがこのシリーズの大きな魅力だと思うのですが。

図鑑で見てた恐竜がリアルに動いているシーンに興奮するので。

ティラノサウルスは活躍するけどちょっとしか出ないし。
3の時のスピノサウルスもちょっと疑問でしたが、あれはまだ実在の恐竜だったから良かったですが。

今回は新種のインドミナスという恐竜がメインで様々な特徴が盛り込まれててリアリティには欠けます。

やっぱりティラノサウルスがカッコイイですね。

巨大な肉食恐竜がぬーっと横顔でカットインしてくるパターンはもうスピルバーグの特許ですね。
足音の振動で存在を伝える演出も同じくスピルバーグのコピーライト。
もうわかってても説得力十分で大好きです。

このシリーズの象徴的な恐竜ラプトルが今作は大活躍で、
ラストはちょっとその健気さに泣きそうになっちゃいました。

恐竜と人間の絆という新たなテーマが盛り込まれていました。

主演のクリス・プラットはカッコよくて良かったです。
この作品の主人公としてはちょっと物足りないと思ってましたが、
良いキャスティングだったのではないでしょうか。

ブライス・ダラス・ハワードもべっぴんで作品にハマっていました。
悪女のイメージが強いですが、今作では悪女からいい人への変貌も良かったです。

今作はコメディ要素もなかなか秀逸で結構笑えました。
格好いいシーン、思い白いシーン、怖いシーン。
パート1の時から20年経った割に手法的斬新さは無く、
従来の醍醐味を出すのにいっぱいいっぱいでしたが、
インパクトと出来はなかなかだったのでそれなりに成功かもです。


そんなわけで8点です。


4Dで観てみたいですね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 猛暑 | トップ | 東アジア杯2015 日本VS中国 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。