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ワン・デイ 23年のラブストーリー

2012年07月04日 | 映画
ワン・デイ 23年のラブストーリー を観た。


エマ(アン・ハサウェイ)とデクスター(ジム・スタージェス)の23年間に及ぶラブストーリー。
大学の卒業式で出会う二人、関係を持ちそうになるが、二人は親友で居ようと微妙な関係になる。
それから二人は別々の道を行くが、お互いを励ましあい、お互いを支え合い過ごす。
エマは作家を目指し、別の男性と同棲したり、教師になったりする。
デクスターは人気番組の司会者になったり、堕落したり、母と死に別れたり、結婚して子供を授かったりする。
長い年月の中様々な状況で向かい合う二人はいつでも心の奥ではお互いを求めていた。


というお話。

結構ありがちな、
くっつきそうでくっつかない、
どうせ最後にはくっつくんでしょ?
って歯がゆいパターンのヤーツですけど結構いい映画でした。

デクスターのチャラさ、ダメ男っぷり、
エマの流され感、芯がしっかりしてそうで意外と駄目な所がある、
などを含め恋愛における細部が結構リアルだなと感じました。

全く経験は違いますが、等身大で観れるような感覚はありました。

なにより長い年月が二人にはあってそれの重さも上手く利用してました。

純愛モノに必要な要素は全部入りかな?ってくらいベタな展開ではあります。
起承転結してそれなりの終わりですが、演出や見せ方は上手でした。

最後のシーンがかなりジーンとさせるモノがあります。
ソラニンとかセカチュウ的な僕の好きであり、切なくなりすぎて苦手でもあるジーンでした。
そのシーンで終わったがゆえめっちゃ切なくて後引きました。

23年というから、22歳くらいから始まって45歳くらいまでですかね。
アン・ハサウェイは全然変わってない役づくり、最初のエマが老けすぎてる気がしました。
それなりに歳取ってる感じはありましたが・・・。
逆にジム・スタージェスは見事に徐々に歳を取ってる感を出して、少年っぽさからオッサンっぽさまで表したいい役づくりだったと思います。
イケメンですね。

それなりにグッとくるラブロマンスでした。


そんなわけで7点です。


僕がデクスターだとしたらエマは誰になるかな?
ふとそんなことを考えてしまうのでした。

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