BRAVE HEARTS 海猿 を観た。
海上保安庁の仙崎大輔(伊藤英明)と吉岡哲也(佐藤隆太)は海難救助の最後の砦と言われるエリート部隊、特殊救難隊(特救隊)に入隊する。
過去の実績からヒーロー扱いされる仙崎だが、先輩の嶋(伊原剛志)は認めない。
その熱さ故の無謀さからいつも自分も救出されていて運だけの男と思っている。
タンカーの炎上事故が起き、特救隊が駆りだされるが、意見の合わない嶋の判断の正しさに落ち込む。
仙崎の妻の環菜(加藤あい)は第二子を授かり、吉岡とCAの恋人矢部美香(仲里依紗)と4人は和気あいあい。
そして数日後、美香が乗ったジャンボジェット206便がエンジントラブルで制御不能となる、あらゆる機関が206便救出の為出動し、墜落に備え特救隊も駆りだされる。
日本国中の注目を集める中、機長の村松(平山浩行)はなんとか羽田への着陸を試みるが失敗。
海上保安庁の下川は日本では前例のない海上着水させ、沈むまでの20分で海上保安庁に救出させる作戦を提案するが、準備が間に合わないと却下される。
しかし仙崎は「間に合わせる!絶対に諦めるなとあなたに教わった!」と司令部のマイクに語りかけ、その言葉に刺激を受けた機長の村松も海上着水を決断する。
そして日本国中の皆が祈る中海上着水が決行される。
そしてそこからの乗員乗客の救出は困難を極める。
ってお話。
大人気シリーズの最新作。
もう、見事としか言いようのない素晴らしい出来でした。
映画を思い出すだけで熱くなってしまいますね。
前作で終のはずだったけど、要望やら震災やらの影響で結構早いスピードで作られましたね。
制作期間が短く感じたのでライトな作りかとおもいきや全然過去最高な濃度でしたね。
緊張と緩和、和やかなシーンから緊迫のシーンへ、キャラクター達の自然な熱さ、極限の困難での諦めない人々の姿、素晴らしかったです。
基本ハリウッドかぶれな日本の映画は大嫌いなのですけど、この完成度なら全然OKですね。
シリーズの長さも活かしているので下手なハリウッドのパニック映画よりは全然質が高いです。
映像も凄かったです。
飛行機が爆破起こすシーンとか人が宙を舞ったりしちゃっててかなりやばかったですね、飛行機会社とかと揉めないのか心配です。
前半半分は和やかなシーンや伏線となるようなタンカー事故のシーン、この最初の事故のシーンだけでも大分凄い映像でした。
そして飛行機事故から飛行機を海上着水させるための主要キャラクター達のカッコイイ仕事っぷり、一般の人々の助け合いの姿、見守る人々、そして機長やCA達の悲壮な仕事っぷり。
震災後の日本へのメッセージかのように、海上着水を知った一般の船や医者などが乗員乗客を助ける為に着水地点周りに自然と集まり感動です。
そして皆の祈りの中、遂に結構される海上着水、この盛り上がりへ持ってくテンションの上げ方がかなり最高でした。
この辺の仕上がりは個人的には踊るシリーズがその辺の極みと思ってますが、それに匹敵しますね。
僕も祈るような気持ちで観てしまい序盤で結構泣いちゃいました。
そして後半は困難を極める機内での救出作業。
飛行機がまっぷたつに折れてしまい、前方の機長を救出に行く仙崎と後方の乗客を救出に行く吉岡という感じで上手いこと見せます。
仙崎と村松の出会いがダイ・ハード的に感動したし、嶋も泣かせてくれます。
予告編でよく見るように、乗客の最後尾を担っていた吉岡はピンチとなりますが、ここの吉岡と美香のシーンも壮絶で素晴らしかったです。
仲里依紗のキャスティングはかなりナイスでした、上手ですこの子。
伊藤英明、佐藤隆太はいつも通りの言わずもがなの完成度、いい役にめぐり合いましたね。
カッコ良すぎて憧れちゃいますね。
加藤あいの見守る奥さん像もかなりいい感じです、こんな嫁さん欲しいです。
僕最近平山浩行が非常に好きなのですが、かなりいい感じでいい役で作品に参加していて嬉しかったです。
この人居ると結構場面が引き締まるのでいつも高評価です。
仲里依紗もなかなか素晴らしい演技でした。
この子役の幅が広くていい女優さんですね。
時任三郎は近頃どの作品でも似たようなポジションで区別がつかなくなってきました。
そしてどの作品でもヘリコプターと絡みがち♪ですね。
エンドロールでは前作同様、過去のシーンからのダイジェストで感慨深く感動させてくれます。
その後はキャスト達の和やかなオフショットでとても爽やかに清々しい気持ちにさせてくれます。
最初海猿見た時は、なんてアメリカかぶれなサブい映画だ、と腹立たしかったですが、ここまで続いて、ここまで完成度やスケールがでかくなるともう文句が言えませんね。
もう手に汗握って観てしまいました。
僕このシリーズのファンかも知れないですね。
そんなわけで9点です。
やはり震災に込めたようなメッセージが多く、
これからの日本のあり方をベタに偽善的に子供だましのように描いて居ます。
でもそんなのがとても大事なのかなって思いました。
あの極限でも諦めない心は、ちょいとアホになって感化されたいです。
海上保安庁の仙崎大輔(伊藤英明)と吉岡哲也(佐藤隆太)は海難救助の最後の砦と言われるエリート部隊、特殊救難隊(特救隊)に入隊する。
過去の実績からヒーロー扱いされる仙崎だが、先輩の嶋(伊原剛志)は認めない。
その熱さ故の無謀さからいつも自分も救出されていて運だけの男と思っている。
タンカーの炎上事故が起き、特救隊が駆りだされるが、意見の合わない嶋の判断の正しさに落ち込む。
仙崎の妻の環菜(加藤あい)は第二子を授かり、吉岡とCAの恋人矢部美香(仲里依紗)と4人は和気あいあい。
そして数日後、美香が乗ったジャンボジェット206便がエンジントラブルで制御不能となる、あらゆる機関が206便救出の為出動し、墜落に備え特救隊も駆りだされる。
日本国中の注目を集める中、機長の村松(平山浩行)はなんとか羽田への着陸を試みるが失敗。
海上保安庁の下川は日本では前例のない海上着水させ、沈むまでの20分で海上保安庁に救出させる作戦を提案するが、準備が間に合わないと却下される。
しかし仙崎は「間に合わせる!絶対に諦めるなとあなたに教わった!」と司令部のマイクに語りかけ、その言葉に刺激を受けた機長の村松も海上着水を決断する。
そして日本国中の皆が祈る中海上着水が決行される。
そしてそこからの乗員乗客の救出は困難を極める。
ってお話。
大人気シリーズの最新作。
もう、見事としか言いようのない素晴らしい出来でした。
映画を思い出すだけで熱くなってしまいますね。
前作で終のはずだったけど、要望やら震災やらの影響で結構早いスピードで作られましたね。
制作期間が短く感じたのでライトな作りかとおもいきや全然過去最高な濃度でしたね。
緊張と緩和、和やかなシーンから緊迫のシーンへ、キャラクター達の自然な熱さ、極限の困難での諦めない人々の姿、素晴らしかったです。
基本ハリウッドかぶれな日本の映画は大嫌いなのですけど、この完成度なら全然OKですね。
シリーズの長さも活かしているので下手なハリウッドのパニック映画よりは全然質が高いです。
映像も凄かったです。
飛行機が爆破起こすシーンとか人が宙を舞ったりしちゃっててかなりやばかったですね、飛行機会社とかと揉めないのか心配です。
前半半分は和やかなシーンや伏線となるようなタンカー事故のシーン、この最初の事故のシーンだけでも大分凄い映像でした。
そして飛行機事故から飛行機を海上着水させるための主要キャラクター達のカッコイイ仕事っぷり、一般の人々の助け合いの姿、見守る人々、そして機長やCA達の悲壮な仕事っぷり。
震災後の日本へのメッセージかのように、海上着水を知った一般の船や医者などが乗員乗客を助ける為に着水地点周りに自然と集まり感動です。
そして皆の祈りの中、遂に結構される海上着水、この盛り上がりへ持ってくテンションの上げ方がかなり最高でした。
この辺の仕上がりは個人的には踊るシリーズがその辺の極みと思ってますが、それに匹敵しますね。
僕も祈るような気持ちで観てしまい序盤で結構泣いちゃいました。
そして後半は困難を極める機内での救出作業。
飛行機がまっぷたつに折れてしまい、前方の機長を救出に行く仙崎と後方の乗客を救出に行く吉岡という感じで上手いこと見せます。
仙崎と村松の出会いがダイ・ハード的に感動したし、嶋も泣かせてくれます。
予告編でよく見るように、乗客の最後尾を担っていた吉岡はピンチとなりますが、ここの吉岡と美香のシーンも壮絶で素晴らしかったです。
仲里依紗のキャスティングはかなりナイスでした、上手ですこの子。
伊藤英明、佐藤隆太はいつも通りの言わずもがなの完成度、いい役にめぐり合いましたね。
カッコ良すぎて憧れちゃいますね。
加藤あいの見守る奥さん像もかなりいい感じです、こんな嫁さん欲しいです。
僕最近平山浩行が非常に好きなのですが、かなりいい感じでいい役で作品に参加していて嬉しかったです。
この人居ると結構場面が引き締まるのでいつも高評価です。
仲里依紗もなかなか素晴らしい演技でした。
この子役の幅が広くていい女優さんですね。
時任三郎は近頃どの作品でも似たようなポジションで区別がつかなくなってきました。
そしてどの作品でもヘリコプターと絡みがち♪ですね。
エンドロールでは前作同様、過去のシーンからのダイジェストで感慨深く感動させてくれます。
その後はキャスト達の和やかなオフショットでとても爽やかに清々しい気持ちにさせてくれます。
最初海猿見た時は、なんてアメリカかぶれなサブい映画だ、と腹立たしかったですが、ここまで続いて、ここまで完成度やスケールがでかくなるともう文句が言えませんね。
もう手に汗握って観てしまいました。
僕このシリーズのファンかも知れないですね。
そんなわけで9点です。
やはり震災に込めたようなメッセージが多く、
これからの日本のあり方をベタに偽善的に子供だましのように描いて居ます。
でもそんなのがとても大事なのかなって思いました。
あの極限でも諦めない心は、ちょいとアホになって感化されたいです。