メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

自給自足

2006年05月01日 | 思い出
先日、栃木県に住む親戚のウチへと行ってきた。
その家には2人のかわいい子供達が居て、生まれた頃、我が実家で面倒見ていたため家族同然の付き合いをしている。
産まれたばかりの兄の子供のため、その子達のお下がりをもらいに兄の車でゴールデンウィークの最初の日に出掛けた。

とても天気の良い行楽日和。
兄と二人、兄の運転で高速道路を行く。途中の田舎SAで飯なんか食いながら。

昼頃に向こうの家に到着。嬉しそうな子供達。早速遊んで頂戴攻撃。適当に子供のゲームで遊びながら時間を過ごす。

山菜取りのシーズンという事で子供達とその母、兄と俺の5人でその親戚の家の所有する山へ入る。(お金持ちなので山を持っている)
たらの芽やら白木の芽やらわらびやら沢山取れた。想像以上に険しい山中。子供達の手を引きながら泥だらけになって歩いた。
都会で売れば何万にもなるという。だので山菜泥棒が絶えないらしい。困ったもんだ。
ついでに筍を探し、翌朝に取りに行こうということでしるしをつけて帰った。

その夜は我々のためにわざわざ人気のレストランを予約しておいてくれたので、みんなで食事に出掛けた。別荘街は洒落てて素敵だった。
賑やかにうまい飯を食って次は温泉へ。
大きな温泉施設へと到着。
3歳の男の子と兄と3人で入る。
兄と手分けして3歳児を洗ってやる。
自分でも一生懸命洗っていてとてもかわいかった。
田舎の広大な敷地の露天風呂で静かな夜空を見ながら3人で温泉につかった。
気持ちのいいもんだ。

夜はアイスとか食いながらまた賑やかに遊んだ。
みんな疲れて眠ったが、俺は男の子のリクエストに答える為、一人夜中までおもちゃの鉄道の線路を組み立てていた。凝り性の俺は子供以上にムキになり子供を眠らせてからもひたすら組み立てた。(すごいのを作ろうとすると大人でもかなり難しいし、かなり夢中になる)

翌朝、出来上がった鉄道に子供達は大喜び。(やったかいがあった)

朝飯を食って、兄と共に子供達を近所の人が作った手作り公園へと連れて行って遊んでやった。ブランコを押せみたいな要求を永遠としてくる。森のなか木漏れ日を浴びながら、なかなか素敵な公園だった。

それから軽トラックの荷台に子供達と共に乗り込み再び山菜、筍取りに山へ。
天気もいいし、トラックの荷台で子供達と歌を歌いながらとてもいい感じ。
筍取りを始めてやったが、発見した時の感触がなかなか病みつきになる楽しいもんだった。
それから帰って、自分達でとった山菜、筍で食事。
疲労やら、自分で取った充実感やら、新鮮さやらでめっさ美味い。
なんだか人間のあるべき姿を垣間見る。

でまー夕方に帰ったのだが、帰る前には5歳の女の子が、寂しかったのか静かにシクシクと30分程泣いていてめっさかわいかった。
生活をリフレッシュするいい週末だった。

田舎暮らしは素敵な暮らしだ。
田舎暮らしには多くの人が憧れる。
だが文明の利器はそう簡単に捨てれない。
だから東京は人だらけ。
でもいつかは色々捨ててしまいたいなんて思う俺。
自給自足はひとつの終着駅だ。
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