響 -HIBIKI-
を観ました。
スマートフォン・SNSの普及により、活字離れは急速に進み、出版不況の文学界。そこに現れた一人の天才少女、彼女の名は『響』(平手友梨奈)。
15歳の彼女の小説は、圧倒的かつ絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を起こす力を持っていた。文芸誌「木蓮」編集者の花井ふみ(北川景子)との出会いを経て、響は一躍世の脚光を浴びることとなる。
しかし、響は、普通じゃない。彼女は自分の信じる生き方を絶対曲げない。
世間の常識に囚われ、建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない。
響がとる行動は、過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変え始める。
一方、響の執筆した処女作は、日本を代表する文学賞、直木賞・芥川賞のダブルノミネートという歴史的快挙にまで発展していく。
月川翔監督作品です。
もう最近高得点連発で急な快進撃が止まらない月川翔監督ですが、ちょっとアイドルを主演にしてるし独特のテーマだし。
と期待値は低めだったのですが、、、いやはやめちゃくちゃおもしろかったです!
アメリカみたいに日常的な銃文化が皆無なので、
ハリウッドみたいにピストルで人を殺したりするアクションで痛快な作品は作れない邦画だと思うのですが。
この手があったか!って思わされるような蝶痛快な作品でした。
原作は読んでないですが良い設定なのでしょう、それ以上に実写映画としてめちゃくちゃおもしろいです。
邦画でもこんな圧倒的な映画を作れるのだなと思いました。
社会的に抹殺されるくらいめちゃくちゃする天才小説家ですが、
その天才っぷりとぶれない迷いのない信念でどんなトラブルも乗り越えます。
社会状況の描き方がそれなりにリアルなので、流石にこれは無理だろうと言うような展開でもめちゃくちゃして乗り越えます。
感動すら覚えるような痛快さでした。
キャスティングも独特でありながら脇役が豪華で。
人気と実力を兼ね備えた監督だから可能って感じのキャスティングです。
世の中のあらゆる想像は、論理的に考えれば後発の方が有利だと思います。
既存のものを物差しに出来るし何よりツールの進化があるので。
そういうのを証明する月川翔監督って感じです。
非常に現在の最先端の映画作りのセンスを提唱している気がします。
15歳の天才小説家を欅坂の平手友梨奈が演じていました。
アイドルに全く興味が無い自分もかつて深夜ドラマでこの子を見たときにかなり惹かれ注目してきました。
この主人公の天才っぷりが実世界の平手友梨奈をオーバラップさせるような。
トップに居るアイドルの中でかなり最年少で人気実力ともに兼ね備えている印象で。
徹底したクールな役がぴったりでした。
映画ドラマに必ず出てくるような理不尽登場人物たちを容赦なくバイオレンスや巧妙なやり取りでやっつけます。
ダンスしているだけあって運動神経良さそうな所作も素晴らしかったです。
それでいてちゃんと見た目の可愛さもあって。
将来、女優としても飛躍する予感がプンプンありました。
そして僕が愛してやまないアヤカ・ウィルソンが久々に見れて最高でした。
この子を引っ張り出せたのは月川翔監督だからなのか?と思ってしまいました。
いい成長で相変わらずめちゃくちゃかわいいですがしっかりキャラを持った女優になっています。
今後もコンスタントに見たいです。
北川景子が天才小説家を発掘し、世話する編集者でした。
かなり出番が多く、主演に近い役どころでした。
相変わらずめちゃくちゃ美人だし、演技も素晴らしいです。
コミカルからシリアスから幅広い素晴らしい演技でした。
小栗旬はさほど出番は少なかったですが売れない小説家の雰囲気見事でした。
意外とこういう影のある役がハマりますね。
大好きな柳楽優弥もさすがの演技力で短い出番ながら見事な実力を披露していました。
天才を引き立てる見事なやられ役でした。
高嶋政伸が表裏激しい調子のいいコメディキャラのようで意外とちゃんとした大人でした。
北村有起哉が憎たらしい元売れっ子小説家でしたがこれまた欠かせないやられ役でした。
野間口徹がらしいクセのある週刊誌記者役でした。
やはり敵ですが一番憎たらしい悪役だったかもしれません。
No.1売れっ子小説家みたいな役を吉田栄作が演じていました。
何かすっかり良いおじさん俳優になってきましたね。
今、日本のドラマ・映画でヒットさせる1つの方法論として、こうしたロボット的なキャラクターを主演にするってのが定石ですね。
なかなかのロボットキャラクターっぷりでした。
それにしても映像も演出も編集も。
監督のバランス取れたセンスが半端ないと思いました。
センスぶっ飛んで評価得る監督も好きですが、ちゃんとまとまった中で名作作る人はターゲットが広い分更に凄いと思います。
そんなわけで9点。
を観ました。
スマートフォン・SNSの普及により、活字離れは急速に進み、出版不況の文学界。そこに現れた一人の天才少女、彼女の名は『響』(平手友梨奈)。
15歳の彼女の小説は、圧倒的かつ絶対的な才能を感じさせるもので、文学の世界に革命を起こす力を持っていた。文芸誌「木蓮」編集者の花井ふみ(北川景子)との出会いを経て、響は一躍世の脚光を浴びることとなる。
しかし、響は、普通じゃない。彼女は自分の信じる生き方を絶対曲げない。
世間の常識に囚われ、建前をかざして生きる人々の誤魔化しを許すことができない。
響がとる行動は、過去の栄光にすがる有名作家、スクープの欲だけで動く記者、生きることに挫折した売れない小説家など、様々な人に計り知れない影響を与え、彼らの価値観をも変え始める。
一方、響の執筆した処女作は、日本を代表する文学賞、直木賞・芥川賞のダブルノミネートという歴史的快挙にまで発展していく。
月川翔監督作品です。
もう最近高得点連発で急な快進撃が止まらない月川翔監督ですが、ちょっとアイドルを主演にしてるし独特のテーマだし。
と期待値は低めだったのですが、、、いやはやめちゃくちゃおもしろかったです!
アメリカみたいに日常的な銃文化が皆無なので、
ハリウッドみたいにピストルで人を殺したりするアクションで痛快な作品は作れない邦画だと思うのですが。
この手があったか!って思わされるような蝶痛快な作品でした。
原作は読んでないですが良い設定なのでしょう、それ以上に実写映画としてめちゃくちゃおもしろいです。
邦画でもこんな圧倒的な映画を作れるのだなと思いました。
社会的に抹殺されるくらいめちゃくちゃする天才小説家ですが、
その天才っぷりとぶれない迷いのない信念でどんなトラブルも乗り越えます。
社会状況の描き方がそれなりにリアルなので、流石にこれは無理だろうと言うような展開でもめちゃくちゃして乗り越えます。
感動すら覚えるような痛快さでした。
キャスティングも独特でありながら脇役が豪華で。
人気と実力を兼ね備えた監督だから可能って感じのキャスティングです。
世の中のあらゆる想像は、論理的に考えれば後発の方が有利だと思います。
既存のものを物差しに出来るし何よりツールの進化があるので。
そういうのを証明する月川翔監督って感じです。
非常に現在の最先端の映画作りのセンスを提唱している気がします。
15歳の天才小説家を欅坂の平手友梨奈が演じていました。
アイドルに全く興味が無い自分もかつて深夜ドラマでこの子を見たときにかなり惹かれ注目してきました。
この主人公の天才っぷりが実世界の平手友梨奈をオーバラップさせるような。
トップに居るアイドルの中でかなり最年少で人気実力ともに兼ね備えている印象で。
徹底したクールな役がぴったりでした。
映画ドラマに必ず出てくるような理不尽登場人物たちを容赦なくバイオレンスや巧妙なやり取りでやっつけます。
ダンスしているだけあって運動神経良さそうな所作も素晴らしかったです。
それでいてちゃんと見た目の可愛さもあって。
将来、女優としても飛躍する予感がプンプンありました。
そして僕が愛してやまないアヤカ・ウィルソンが久々に見れて最高でした。
この子を引っ張り出せたのは月川翔監督だからなのか?と思ってしまいました。
いい成長で相変わらずめちゃくちゃかわいいですがしっかりキャラを持った女優になっています。
今後もコンスタントに見たいです。
北川景子が天才小説家を発掘し、世話する編集者でした。
かなり出番が多く、主演に近い役どころでした。
相変わらずめちゃくちゃ美人だし、演技も素晴らしいです。
コミカルからシリアスから幅広い素晴らしい演技でした。
小栗旬はさほど出番は少なかったですが売れない小説家の雰囲気見事でした。
意外とこういう影のある役がハマりますね。
大好きな柳楽優弥もさすがの演技力で短い出番ながら見事な実力を披露していました。
天才を引き立てる見事なやられ役でした。
高嶋政伸が表裏激しい調子のいいコメディキャラのようで意外とちゃんとした大人でした。
北村有起哉が憎たらしい元売れっ子小説家でしたがこれまた欠かせないやられ役でした。
野間口徹がらしいクセのある週刊誌記者役でした。
やはり敵ですが一番憎たらしい悪役だったかもしれません。
No.1売れっ子小説家みたいな役を吉田栄作が演じていました。
何かすっかり良いおじさん俳優になってきましたね。
今、日本のドラマ・映画でヒットさせる1つの方法論として、こうしたロボット的なキャラクターを主演にするってのが定石ですね。
なかなかのロボットキャラクターっぷりでした。
それにしても映像も演出も編集も。
監督のバランス取れたセンスが半端ないと思いました。
センスぶっ飛んで評価得る監督も好きですが、ちゃんとまとまった中で名作作る人はターゲットが広い分更に凄いと思います。
そんなわけで9点。