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百万円と苦虫女

2009年06月05日 | 映画
百万円と苦虫女を観た。

人生に行き詰まった女の子佐藤鈴子(蒼井優)が自分を探さない旅に出て各地で転々とバイトをする。

そして100万円溜まるとまた次の土地へと旅立つというお話。


(ネタバレ)
フリーターの鈴子は友達とルームシェアをする計画を持ちかけられ、その話に乗りいい部屋を見つけて希望を持つ。

すると友達は彼氏も一緒に住むから3人で割れば安いと言い出し驚く鈴子。
彼氏も一緒に住むのは困るが内気な為言い出せない。

引越し当日、友達の彼氏に別れたから彼女は来ないと聞かされさらに驚く鈴子。

結局二人で暮らし始めるが、そのルームメイトは何かと文句を言ってきて鈴子が拾った子猫を捨ててしまう。
見つけた子猫は死んでいた。

怒った鈴子はルームメイトが居ない隙に部屋の荷物を全て捨ててしまう。

そして告訴され器物損壊罪で逮捕されてしまう。
すぐ釈放されるが前科がついてしまい近所で住みづらくなり家族もギクシャクする。
「そして100万円溜めたら出て行く」と宣言する。

弟の拓也(齋藤隆成)とひどく喧嘩するが拓也は学校でひどいイジメにあっており、鈴子も元イジメられっこだった為お互いの困難を知り仲直りする。

100万円溜めた鈴子はまず海辺の町へ行き海の家で住み込みで働き始める。

そこで出会いがあり、住み込み先の家族と仲良くなり常連の若い男にアプローチされる。

でも100万円溜めた鈴子はあっさりとその地を後にして次はど田舎の山の村に行く。

立ち寄った喫茶店のマスター(笹野高史)に桃の収穫の住み込みバイトを紹介されその仕事を始める。

仕事っぷりのよさと器量の良さから村人達が鈴子を村興しの為のPRキャラクターに勝手に決めてしまう。
住み込み先の農家の長男、藤井春夫(ピエール瀧)のアドバイスでそれを断ると村人達に非難されてしまう。
そこで自分には前科があるからどうしても出来ないと断る。
そして村を離れる。

今度はそこそこ都会な町に行き、近所のホームセンターで働き始める。

そこで大学生の中島亮平(森山未來)と出会い今までの事と100万円の事を話す。
二人は恋をして幸せな日々を送る。
しかし亮平は金にルーズで鈴子の溜めている金を借りまくる。

鈴子は結局、自分の貯金が目当てだったと思い町を出る決意をする。

亮平は金をちゃんと返した。
実は鈴子の事を本当に愛していたため100万円溜めて旅立たれるのが嫌で100万円溜まらない様にわざと金を借りていた。

やはり後悔して鈴子を追うが二人は出会えず、鈴子は新たな旅立ちをする。


(評価)
マイスウィートエンジェルの蒼井優さん主演の映画なのでそりゃ文句無しです。
彼女の内気なモジモジした感じがとても良かったです。

ただ縦に背が伸びたのか、何故か尋常じゃないほど痩せて見えて(推定35kg)ちょっと痛々しく見えてしまいました。

もう少しふっくらした方がかわいらしいと思います。

森山未来君は結構好きで、いい人から嫌な人になり、でもやっぱりいい人だったのでホッとしました。

でも離れたくないなら素直に言った方がよっぽどいいので、あの青年像は少々疑問でした。
格好つけたかっただけでしょうか。

王道なロードムービーなので一本の映画で色んな舞台があって、凄く真似したい気分になりました。
海の家で働きたいし、山で農業もしてみたい。
あー10年若返りたいって気分になりました。

脇役の方々の演技もナチュラルで良かったと思いました。

そんなわけで7点です。

蒼井優さん主演なのでプラス1点です。

旅に出たいっす。
苦虫男っす。









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