メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

パラノーマル・アクティビティ

2010年02月06日 | 映画
パラノーマル・アクティビティ を観た。

ブレアウィッチ・プロジェクトとかクロバー・フィールドとか最近みたThe 4th Kindみたいなやつ。

コレ系ではクローバー・フィールド以外はどれも恐ろしくスベってるのでかなりスベリの予感を抱きつつ観に行きました。
なんだかんだ言っても恐怖の興味はそそられます。

先に結論を言わせてもらうならば、思いっきりスベっていたと思います。
結構混んでいて女性客は怖がっていましたが、僕は開始5分で萎えて、15分位からはコメディに見えてきて、心の中でツッコミながらニヤニヤと笑いながら観てしまいました。

でも恐怖の発想は悪く無いです。

(お話)
2006年9月位
平凡なカップルのミカとケイティの同棲生活。
しかしケイティは幼い時から時々おかしな音や声を聞いたりするという。

怖がるケイティの為にミカはビデオカメラを購入し、毎日の記録をつけ始める。

寝るときはパソコンに接続し固定カメラで二人の寝ている姿を撮影する。

翌朝起きて映像を確認すると、不思議な音が入っていたりする。
完全に不自然な現象が起きていると霊能力者を呼ぶが、これは悪魔の仕業で幽霊専門の自分にはどうにも出来ないと言われる。


(ネタバレ)
定期的におかしな現象が起きる。
・夜中扉が勝手に動く
・何かの影が動いているのが見える
・激しい音がして1階に降りると照明が揺れている
・何かが歩く様な音が聞こえる
・ケイティが夜中起き上がりずーっと立ったままミカを見つめているが翌朝その記憶は無い
など。

どんどん怖がるケイティ。
かかってこいよ!と挑発的になるミカ。

ミカは霊と交信するボードを買ってくるがケイティに反対されそのまま放置。
偶然その放置したボードを撮影しっぱなしででかけると、勝手に動いて人の名前と思われる文字をなぞる。

その名前を調べると悪魔に取り憑かれた少女に行き着く。

ケイティはミカが撮影を初めてから現象が悪化してるから撮影をやめろという。
このやりとりは飽きるほどやってます。

寝てる時の記録を観ると何かがだんだんケイティに近づいていきている感じ。
はっきりとした階段を登ってくる足音、布団がめくれる様な動き。
床に粉を巻いてその夜の撮影をすると粉の足跡がどんどんケイティに近づいて行くのが記録される。

その元を辿ると屋根裏に導かれ、そこには何故か幼い頃のケイティの写真があった。

さらに別の夜、ついにケイティは何者かの力によって引っ張られ、引きずられて行く。
何とかミカが助けるがもう限界寸前。

再び霊能力者を呼ぶが、家に居ることすら出来ないと逃げて行く。

そして最後の夜。
何かが近づいてくる音が聞こえる。
再び立ったままじーっとミカを見つめるケイティ。
やがて階下に降りてく、ケイティの凄まじい悲鳴がこだまする。
その騒ぎで目が覚め急いでケイティを助けに向かうミカ。
格闘するような声や音が聞こえるがやがて静かになる。

しばらくシーンとした後再び何かが階段を登ってくる。
その足音が響く。
するとカメラに向かってミカの体が吹っ飛んでくる。
そこには血まみれのケイティが写っていた。
何かに取り憑かれた様なケイティが這いつくばってカメラに向かってくる。

ミカの死亡は確認されケイティは未だに行方不明だそうです・・・

(評価)
何か実際の記録をそのまま流しただけだそうです。
が、いくらなんでもかなり演出じみてて不自然すぎました。

男も女も全ての行動が演技じみてるし。
あんなに恐ろしい体験してるのにそのまま毎日同じようにベットで寝るし。

そもそもびっくりするくらいわかりやすくカメラに納めてるし。
パニックの中何かを必死に探してる様な場面、ハンディカムのファインダーごしに探しますかね?
撮影に反対するわりに、ミカが映像を確認している姿を記録するケイティ。
だってそういう場面が無いと成立しませんからね。

日本のバラエティ番組的に右下にいい感じでビデオのカウンターが出てるのが効果的です。
夜のシーンは基本早送りでバーっとカウンターが進みますが突然通常再生になりカウンターの数字が時を刻みます。
何かくるぞ!とお客さん達はみんな強張ります。
寝室が階段の上がった先で、何故か扉を開けたまま寝るので何かが階段を登ってくる感じの恐怖感はいい感じでした。

これがそういう演出で作った映像ならいいセンスだと思いますが、実際の記録ですとか言われると一気に萎えてしまいます。

こんな場面もとんのかい!
こんな緊迫した場面でファインダーごしに探しすんかい!
いい感じでカメラ止め忘れ回りっぱなしやないかい!
驚かせておいて蜘蛛、アメリカ人必殺のすかしかい!
どんな怖くても扉開けたまま同じ場所で寝るんかい!
わかりやすいナレーション的な独り言多いな!

って突っ込んでました。
そんな感じでも楽しめるかもしれません。

そんなわけで5点。

怖いは怖いのでアリだとは思います。

つるーんとイッチャッタセヨー



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