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「ごらん、世界は美しい」

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俺アカデミー賞 2013 (その壱)

2014年03月09日 | 映画
さてさて今年もやってきました、俺アカデミー賞。

いつも言いますけど世界で最も権威ある映画賞です。

去年の同記事で予告してましたが、
昨年は一年の3分の1くらい旅の中に居たので例年程には観れませんでした。
・・・と思って数えてみたら映画館へ行って劇場鑑賞した映画は113本。
かなりのハイペースで映画観ていたのだなぁと染み染み。

とても印象に残っている映画とすでに記憶の忘却の彼方へと消え去った映画もあるでしょう。



作品賞
インポッシブル


・自分が現代に生きる日本人である以上この映画以外には作品賞は無いですね。
とてもハイセンスな演出でこのテーマを描いてくれた事に現代に生きる日本人として感謝の気持ちで一杯でした。
津波映画ということで残念ながら日本ではあまり大々的に上映できませんでしたがコレほど泣ける映画も無いですね。
この映画を観て、「ああ今年の俺アカデミー賞は決まりだな」と思いました。
それ以降も惜しい映画はあれどコレはずっと心の中のチャンピオン映画でした。

次点ですが、即答で「地獄でなぜ悪い」です。
僕の映画鑑賞人生で築き上げた価値観はこの歳になるともう変わらないかな?
と思ってました。
若い頃は岩井俊二やダニー・ボイルにすぐに感化されてましたけど。
しかし園子温監督の情熱恐るべしでした。
映画そのものをテーマにした映画は沢山観てきて確かに名画は多かったです、
しかしこんなにも魂を揺さぶるものは他に知りません。





監督賞
吉田恵輔(ばしゃ馬さんとビッグマウス)


・純喫茶磯辺でかなり僕の心をわし掴みしてくれた吉田恵輔監督ですが、
ばしゃ馬さんとビッグマウスはかなりの名画でした。
とにかくセンスで映画を撮ってくれてるなってのがビシビシ伝わります。
映画作りの教科書とかよりも己のセンスを優先してるのがちょっとしたカット割りや編集ですぐわかります。
ジャンル問わずこういうセンスで仕事をする人が僕は大好きなのです。




脚本賞
宮藤官九郎(中学生円山)


・あまちゃんブームに湧いた昨年。
それより少し前のクドカンの仕事。
流石の天才っぷりが遺憾なく発揮された見事な物語でした。
妄想癖の自分のような人間にはたまらない天才過ぎる切り口の映画でした。
「考えない大人になるくらいなら死ぬまで中学生でいるべきだ!そうだろ!!」
僕を支えてくれる名言でした。




主演男優賞
川島省吾(ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE)


・全編アドリブでの演技。
コントと言ってしまえばそれまでですが、映画としても成立してました。
しかもかなり高い水準で。
この挑戦は正当に評価していいと思いますし、それをやり遂げた劇団ひとりは素直に凄いと思いました。




主演女優賞
濱田ここね(おしん)


・2013年が過ぎてしばらく経って一番印象に残った主演女優は誰だったろう?
と思った時に真っ先に出たのが濱田ここねちゃんだったので思い切ってこの子にしました。
恐らく最年少の受賞だし今後も抜かれないでしょう。
子供だからとか抜きにしても凄い体当たり演技でした。




長編アニメーション賞
かぐや姫の物語


・すっかりグローバルな人間になった自分で海外の友人も増えました。
日本のことをあまり知らない友人も居ます。
そんな彼らにとても薦めたいなって思えるような、日本人しか作れない映画だと心底思いました。
コレが日本です!と胸を張れるような映画ですね。
しかも泣けます。





こんな感じになりました。
他の賞は空席という事にしておきます。

比較的当たり年だったと思います。

毎年整理するのが大変すぎるので自分で評価システムを作ろうと思っています。

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