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「ごらん、世界は美しい」

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ヘルボーイ

2019年09月30日 | 映画
ヘルボーイ
を観ました。


人類への復讐心から地上を魔物の世界へ変えようと企む“ブラッドクイーン”こと最強の魔女ニムエ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。
極秘の超常現象調査防衛局(B.P.R.D.)の最強エージェント・ヘルボーイ(デヴィッド・ハーバー)は、地球を守るべく決死の戦いを挑むが、彼女の魔力により世界を滅亡させてしまうほどのパワーを手にいれてしまう。
世界は終焉を迎えるのか? ヘルボーイの運命は?
やがてバトルは天変地異へとエスカレートする−。


ニール・マーシャル監督です。

人気のアメコミ作品らしいですが全く知らないです。
過去にもギレルモ・デル・トロが映画化しているそうですが未見です。

今作は恐らくそれを踏まえたのでしょうか、R15+でめちゃくちゃグロテスクで残虐描写でした。
対象がクリーチャー的な生き物だとしてもなかなか残虐に殺すし血しぶき的なものが凄いです。

物語は比較的あるあるな、昔封印した恐るべき魔女が復活しようとして。
もちろんついに復活して世界は滅亡の危機ってやつです。

デッドプール的にかなりクールにシュールにスマートな演出ばかりで。
とんでもない状況だったり残虐をやってるのにコミカルに描写するようなシーンの連続です。
おまけに主人公自体が大きな秘密を持っていてそれが非常に厄介です。
物語はヘルボーイ誕生の物語でもありました。

モンスターでありながら人間に味方して人間を助ける鬼太郎式な設定です。
それが故に容赦なく人間に裏切られたりもしますが。
それを全然深刻に描かないところがかなり痛快で斬新でした。

相手の怖さやら人類にとっての絶望感は凄いです。
主に二人の仲間と3人で行動しますがかなり独特な設定の3人組でした。

霊媒師的な女とトラ的な獣に変身する軍人。
どう見ても相手の方が強いスペックを持っている印象ですがそれで上手く戦っていました。

いよいよなシーンはなかなか凄まじくて現れるモンスターはミストみたいな巨大さでした。

ただ全体的にこの手のテイストの作品の割にストーリーが複雑で。
見に行った人はもっと単純なストーリーを期待している事が多いでしょう。
クールな演出のせいか、重みがわかりにくく、それがそのままストーリー理解の遅延に繋がって居た気がします。
誰がどうで何がどうなってたんだっけ?ってなることが多かったです。

主演のヘルボーイはデヴィッド・ハーバーが演じていました。
ほぼ誰かわからない特殊メイクですがなんかとてもハマって居たように思います。
鬼のように怖いのにクールでスタイリッシュで良かったですね。


魔女役のミラ・ジョヴォヴィッチは相変わらず綺麗でセクシーで素晴らしいです。
この手の役にぴったりですね、素晴らしいキャスティングでした。

父親役のイアン・マクシェーンはとても雰囲気あっていいです。

ダニエル・デイ・キムはアジア系丸出しなルックスですがめちゃくちゃ鍛え上げられたボディが素晴らしかったです。

主人公の古くからの友人でともに戦う女性をサッシャ・レインが演じていました。
ルックスも良くて演技の雰囲気も良くて今後も売れそうな要素抜群でした。

この手の映画は映像の割に今や大作にもならないですが、世界観がバッチリあって悪くなかったです。


そんなわけで6点。
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