天使の恋

天使の恋　を観た。

佐々木希、谷原章介によるラブロマンスです。
若い女性監督の寒竹ゆり監督という人が撮ってます。


（お話）
美人でカリスマ性にあふれ、仲間たちの中心に居る女子高生の小澤理央（佐々木希）。
クラスで柴田奈緒子（加賀美早紀）が地味な女の子鮎川友子（山本ひかる）を過剰にいじめているのを見て助ける。
感動した友子はさらに理央に友達になってもらい、田沼真樹（大石参月）、松方未歩（七菜香）とともにいつも４人で行動する仲良しグループになる。
理央達は理央をリーダーとして売りや中年を騙してお金を稼いでいて友子の事も誘う。
真面目な友子だが理央を尊敬していて参加する。

さらに理央は実は奈緒子とレズビアン関係も持っていた。
奈緒子は理央をかけがえのない存在と思っている。

ある日４人の写真の現像を受け取る理央だが写真屋の手違いで同じ小澤という名前の男の写真が入っていた。

そしてその写真に写っていた大学講師の小澤光輝（谷原章介）の元には理央の写真が渡っていた。
光輝は感情を押し殺したように一人で静かに暮らしていた。

何故か写真に写っていた男が気になった理央は光輝に直接連絡をして写真を取り替える事にする。
そして雨の降る中待ち合わせ。
光輝に一目惚れした理央は持っていた傘を他人にあげ、写真を交換するが傘が無いから駅まで送って下さいと勝負に出る。
そして相合い傘で軽く会話をしながら歩いている最中突然光輝は倒れる。
理央は救急車を呼び病院に付き添う。

その出来事をきっかけに二人は交流を持つようになる。
そして日本史オタクな光輝に勉強が出来ない理央は家庭教師を頼み次のテストで満点を取ったらデートする約束をする。

理央はとにかく光輝に夢中になり人目もはばからず光輝にアタックし、光輝は戸惑う。
そんな理央の姿に仲間たちもその恋を応援する。



（評価）
かなり低いハードルで観たせいか思ったより観れてしまいました。

全体的に少しレベルの高い演劇部みたいな演技ですがそれが逆にピュア感を出していた気もします。

BGMバックのプロモみたいなシーンが多くてスタイリッシュ感を出そうとしてました。
４人が買い物袋下げて笑いながら歩いてるシーンをスローで、みたいなパターン多いです。
SEX AND THE CITY　みたいです（全く観たこと無いので偏見ですけど）。

別に好きではないですが佐々木希は流石に可愛らしいです。
かなりキュンとしてしまったので思う壺でした。
セクシーショットも多く、セックスの達人と言う設定にも興奮しました。

他の女の子達も可愛らしくてよかったです。

ベタな設定ですが、最終的に少し切ないけどハッピーエンドだったので良かったです。

こんな純真な恋愛はいいですね。
若いっていいですね。

僕も１７歳のこんな可愛らしい女の子に猛烈アタックされたいですね。
とにかく羨ましい限りの映画です。

酒井若菜がチョイ役な感じでちょっと寂しい気分になりました。

そんなわけで６点。

佐々木希かわいいなーって言う映画です。

羨ましいなーって思わずこぼす映画です。



（ネタバレ）
光輝の事を好きになってすっかり変わってしまった理央。
奈緒子との関係も断ち切る。
奈緒子は家庭環境も悪く病んでいく。

見事テストで満点を取った理央は光輝とデートすることが出来た。
そしてキスもして幸せな日々を送る。

しかし再び光輝は倒れる。
実は脳に腫瘍があり手術しても障害が残る為死を覚悟していた。
理央が観た写真も実は遺影用。

光輝はある日忽然と姿を消し理央はひどく落ち込み病んでしまう。

そして関係を切られた奈緒子がナイフを持って教室に現れ、お前のせいだと友子に襲いかかる。
友子をかばい怪我をする理央。
奈緒子はそのまま屋上に登っていき理央の目の前で飛び降りてしまう。

そして友子にも、実は自分が奈緒子に命令して友子をいじめさせていた事を告白する。
今は反省していると言うが友子は泣き叫び去っていく。

何とか友子と仲直りしたい理央だったがストレスと食事を取っていなかった事で倒れる。
そばに居た友子が病院に運び看病し、二人は仲直り。

そして病院で光輝の従兄弟の潮田香里（酒井若菜）に会い光輝の居場所を聞く。
光輝の病気を知る理央。
光輝は再び倒れるが理央に感化され手術を受ける事にする。

数ヶ月後、とある田舎の病院を尋ねる理央。
そこには手術には成功したが一切の記憶も無くし性格も変わってしまった光輝が居た。

理央は雨の中傘を忘れたから駅まで送ってとお願いする。
自分の事を理解出来ない光輝と会話して笑いながらも涙が止まらない理央。

不思議がる光輝と別れるが駅のホームに光輝がやってきて二人は抱き合う。

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