最初の遠足。
小さな僕らは蟻の様に列を作って歩道を歩いた。
時々先生がみんなの確認をした。
信号待ちで数を数えられた。
徒歩1時間くらいの河川敷を目指していた。
アスファルトが近かった。
そのアスファルトを見ながら
見切れている前の同級生の踵を見ながら
リュックサックのお菓子の事を考えていた。
新発売のガムが入っていたので
それが友達への切り札だった。
それをいつ食べようか?
そのタイミングを考えていた。
目的地へつくとそれなりに遊んだ。
お菓子の時間
友達がアタリ付きでは無いお菓子に秘密のアタリがあると言い出した。
みんなでええーとその印を探した。
僕も探した。
僕は最初からそれが嘘だと思った。
嘘だと思っていたのだ。
帰り道は上手い事余らせたお菓子達が僕の気分を高揚させていた。
小さな僕らは蟻の様に列を作って歩道を歩いた。
時々先生がみんなの確認をした。
信号待ちで数を数えられた。
徒歩1時間くらいの河川敷を目指していた。
アスファルトが近かった。
そのアスファルトを見ながら
見切れている前の同級生の踵を見ながら
リュックサックのお菓子の事を考えていた。
新発売のガムが入っていたので
それが友達への切り札だった。
それをいつ食べようか?
そのタイミングを考えていた。
目的地へつくとそれなりに遊んだ。
お菓子の時間
友達がアタリ付きでは無いお菓子に秘密のアタリがあると言い出した。
みんなでええーとその印を探した。
僕も探した。
僕は最初からそれが嘘だと思った。
嘘だと思っていたのだ。
帰り道は上手い事余らせたお菓子達が僕の気分を高揚させていた。