メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

パブリック・エネミーズ

2009年12月26日 | 映画
伝説の銀行強盗を描いたジョニー・デップ主演の映画です。

僕のお気に入りのクリスチャン・ベイル助演です。

(お話)
世界恐慌時代。
世間を賑わす銀行強盗グループのリーダー:ジョン・デリンジャーは黄金時代を謳歌していた。
大胆不敵で素早い犯行、金持ちからしか盗まないポリシーで情に厚く絶対に仲間を見捨てない。

ある日クラブのような店で見かけた女性ビリー・フレシェット(マリオン・コティヤール)に一目惚れして口説き落とす。
ビリーも最初は危険だからと躊躇するがあっさりと落ちる。

FBIはジョンを社会の敵と指名手配し、その追跡役にメルヴィン・パーヴィス(クリスチャン・ベイル)を指名する。

(ネタバレ)
ジョンは強盗生活を謳歌していたが徐々に陰りを見せる。
ビリーと居る時間に刹那的な幸福を感じ、ビリーもそれが長く続かない予感を抱く。

そして遂にメルヴィンに逮捕され、ビリーと離れ離れになってしまう。
しかし見事脱獄する。

仲間が死んだりして、新たに組んだ仲間はキレた男で無謀。
そいつのせいで強盗稼業は続けられたが、危機を迎える。

かつての仲間はもう銀行強盗で稼ぐのは古いと電話を使った新たな悪事に移行していた。
ジョンは有名過ぎてこの仕事には邪魔と隠れ家の提供などを一切の手助けをしてくれない。

最後の相棒も殺されジョンはどんどん孤立していく。

そんな中24時間監視されていたビリーを見事連れだし再会する。
そして二人はわずかな時間を惜しむように寄り添う。

しかしジョンの指示で出向いた店で待ち構えていたFBIにビリーは捕まる。
そしてジョンの居場所を吐けと激しく暴力を振るわれる。

ジョンは妻だか愛人だか友人だかの女の家に身を寄せるが、その女は既にFBIに通じていた。
その女の娘の付き添いで出向いた警察。
FBI達もまさかこんな所にジョンが居るとは思わず、ジョンは堂々と署内を闊歩する。
そして自分の今後の行動が包囲されている事を知る。

そして予定通りにその女と出向いた映画館ははFBIによって完全包囲されていた。

映画終わりに出てきたジョン。
包囲されている事は百も承知で堂々と出ていく。
そして撃たれて死ぬ。
ビリーへの最後の言葉「バイバイ、ブラックバード」と言い残して。

その言葉を伝えられたビリーはこらえていた涙をこぼす。


(評価)
なかなか渋い映画で良かったです。
台詞がなかなか良かったです。
台詞が良い映画はいい映画の一つの条件です。
「今日が最高なら明日の事は考えない」
「人は来た道ばかりを気にしている、大事なのは未来だ」
的ないい言葉がありました。

強盗シーンが過激すぎました。
実話らしいですが、昔はあんなにド派手に強盗していたのでしょうか。
街の銀行に正面から入り銃を乱射。
一般客には当たらないようにはしていますが、外にでたら警察と激しい銃撃戦。
毎度市街地で銃撃戦。
アメリカは野蛮すぎます。

そんなに好きではないジョニー・デップですが、こういう役はいいと思います。
あまり奇をてらわないで渋い役をやってればいいと思います。

そんなわけで6点です。

可もなく不可もなく。

好みの問題でしょうが、
ビリー役はもっと美人で良かったと思いました。



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