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ザ・プレデター

2018年09月16日 | 映画
ザ・プレデター
を観ました。


元特殊部隊で現在は傭兵の父親クインがメキシコで手に入れた謎の装置を、息子ローリーが箱の中から発見。
彼が起動させてしまったその装置は、地球にプレデターを呼び寄せるシグナルを発信するものだった・・・。
プレデターと接触したことで、事態を隠蔽しようとする政府の極秘機関に監禁されてしまったクイン。
彼はルーニーズと呼ばれるならず者の兵士たちと共に脱走し、危機が迫っている息子と人類を救うため奮闘する!
再び人類の前に姿を現したプレデターはほかの種のDNAを利用し、遺伝子レベルでアップグレード。より強く、賢くなっていた。
さらに、通常のプレデターをもはるかに上回る圧倒的なパワーを秘めた”アルティメット・プレデター”までもが突如出現!
人類はどのように立ち向かえばいいのか・・・!?


シェーン・ブラック監督作品です。
前情報無しで観に行ったので、まあプレデター映画を現代にリブートしたんだろうな、程度の気持ちで見に行きました。

しかしシェーン・ブラックってナイスガイズとかの監督なのですね。
いわゆるコメディ系の監督なのですが。
めちゃくちゃ裏切られました。

一応プレデターなのでエイリアンホラーな要素はもちろんありますが、ぶっ飛びアクション・コメディの要素の方が大分強かったですね。
ハリウッド映画で久々に笑いました。
序盤から終盤までずっと笑ってました。

プロローグは結構真面目にプレデターでそういう映画なのだという刷り込みされます。
ただ政府に捕まって、ならず者たちと絡みだしたあたりから「おや?」って感じになります。
お、今のシーン面白いじゃん!なんて思ったらもうその後はそんな映画でした。
やり取りやセリフがイチイチ面白くブラックで。
それでいて残虐描写多いのでR15ですが、笑えるタイプのブラック残虐な要素が強いです。

キック・アスやコードネーム U.N.C.L.E.やTEDなんかと同じ引き出しに入れたい映画でしたね。
僕自身が全くそんな映画とは思わず観に行ったので世の中にどれだけ作風が伝わっているのか?
それだけプレデターのイメージは強いと思いますが、ちゃんとプレデターしてますが、
それ以上にブラック・コメディな要素強かったです。
自分はかなりゲラゲラ笑っていましたが、場内でも結構な笑いでした。

ハリウッド映画お約束の説得のための演説が伝わらないコメディだったり、
軍隊の人数争いの口論をスナイパーが整えてしまうコメディだったり。

それでいて仲間たちの無償の愛というか、ならず者たちががさつながらも主人公を手伝う姿にはジーンとしました。
彼らを救わないと地球を救えないというシンプルな発想で行動するのは痛快でした。

プレデターが連れているおっかない宇宙犬がめちゃくちゃあっさり飼いならせてしまうのも面白かったですね。

ボイド・ホルブルックが主演でしたがこのテイストの作品にはピッタリだったかもですね。
適度にハンサムで適度にワイルドで。
コメディもなかなかでした。

今や大注目の天才子役ジェイコブ・トレンブレイが出ていたのがかなり意外でした。
自閉症で天才なサヴァン症候群の子供だったので最適でしたが。
ハイセンス、ハイレベル映画専門の子役と思っていたのでなかなか意外でしたがさすがの実力でした。

痛快おもしろぶっ飛び系SFホラーという新しい映画でした。
しかもガッツリプレデターで。

プレデターシリーズって懐深いですね。
色んなことやれるシリーズとして存在感出して行くと良いと思います。


そんなわけで8点。
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