アンロック/陰謀のコード
を観ました。
東ロンドンの地区センターで、就職斡旋の仕事に励むアリス・ラシーン(ノオミ・ラパス)。だが、それは表の顔。彼女の真の姿はCIA女性尋問官、過激派の潜むこの街で、囮捜査官としてテロリストの情報を集めている。
かつて尋問のスペシャリストとして華々しく活躍していたアリスだが、2012年にパリのテロ事件の首謀者を尋問した際に、自供させたが犯行を阻止できず、24人の犠牲者が出たことを今も重く受け止めている。12歳でヨーロッパから渡米し、過酷な環境を生き抜いたアリスは正義感が人一倍強く、当時の上司のラッシュ(マイケル・ダグラス)から「君のせいじゃない」と言われても、自らを許すことができずにいた。
そんななかCIAは、イスラム教の指導者ハリル(マクラム・フーリ)が、英国でテロを決行せよとの指示を使者のラティーフ(エイメン・ハムドゥーチ)に託したという情報を掴む。指示を与える相手は、ハリルを師と仰ぐマーサー(ミヒャエル・エップ)で、恐ろしい病原体によるバイオテロを企てているというのだ。
ラティーフの身柄の拘束に成功したCIAは、彼から密会の詳細を聞き出し、使者をすり替えてテロを止めるという作戦を立てる。だが、ドイツから呼びよせた尋問官が何者かに殺されてしまう。本部で緊急会議が開かれ、ヨーロッパ部門長のハンター(ジョン・マルコヴィッチ)は、代わりの尋問官にアリスを指名する。
翌日、ロンドン支局のサッター(マシュー・マーシュ)と名乗る男が現れ、アリスをラティーフの元へと連れて行く。アリスはラティーフと対面すると、2年間のブランクをものともせず、テキパキと指示を飛ばす。 監視カメラを切り、手錠を外し、1対1で信頼関係を結ぶのが彼女のやり方だ。やがてアリスはラティーフの心を掴み、密会の手順と合言葉を聞き出す。
しかし、隣の部屋で待機していたサッターに報告しようとしたその時、アリスの携帯電話が鳴る。本部のロムリー(ブライアン・カスプ)からで、「至急ロンドンで尋問を頼む」と言うのだ。「もう始めている」と戸惑うアリスに、「ロンドン支局には、まだ話していない」と驚くロムリー。罠だった! アリスはラティーフを連れて逃げるが、激しい銃撃戦へと発展し、ラティーフは撃ち殺される。
アリスがラッシュの自宅へと逃げ込む間に、本部はラティーフが誘拐されたことを突き止めるが、後の祭りだ。どうやらCIA内部に裏切り者がいるらしい。そう気づいた時には、既に追っ手は目の前に迫っていた。ラッシュは銃弾に倒れ、アリスは彼の指示したマンションへと避難する。
だが、部屋には盗みに入っていたジャック(オーランド・ブルーム)という思わぬ先客がいた。アリスは彼を縛り上げると、電話線に細工をし、固定電話から本部へと連絡する。向かいの棟に逆探知で駆け付けたロンドン警視庁の特殊部隊を確認したアリスは、今や自分が容疑者リストのトップだと知って逃げる。その時、彼女を助けたのが、ジャックだった。
力になると名乗り出た元海兵隊員のジャックを相棒にしたアリスは、信頼を寄せるMI5の捜査官ノウルズ(トニ・コレット)に、ある作戦を持ちかける。果たして、アメリカと英国の両政府に追われながら、恐るべきバイオテロを阻止することはできるのか?そして、裏切り者の正体とは──?
マイケル・アプテッド監督です。
放題がカッコ悪いですね。
前情報なしで見に行きましたが、なかなかシリアスなスパイ映画でした。
監督は安定の作品を撮る印象ですが、今作もそんな感じでした。
めちゃくちゃカッコイイほどでは無いですがかっこよく、
めちゃくちゃ複雑ではないですがなかなか複雑で、
困難さはなかなか困難でした。
スパイ映画のジャンルで、主人公な謎の集団に追われながらテロを防ごうとするタイプで。
誰が黒幕か?を楽しむ要素も強いです。
なかなか名のある盟友が脇役で沢山出てくるので、そこの見応えはなかなかありました。
冒頭はもっとシリアスな政治的スパイ映画と思ってみたいたのですが。
暗号コードを知っている組織からのアクセスで信用して手を貸していたらドッキリというパターンなのですが。
結構唐突にアクションになってびっくりしました。
銃撃戦と格闘アクションで結構ハリウッドあるあるな作風でした。
007やらジェイソン・ボーン的な雰囲気ですかね。
主人公がクールで冷静で徹底しているあたりが007っぽかったですが。
序盤にちょっと驚きの展開があるのですが、個人的にはそこに不自然さを感じたのですが。
案の定そこはクライマックスに効いてきました。
そんな感じでシリアスさはなかなかですがストーリーに不自然さを感じるポイントがいくつかあり、
そこは不自然に思って正解な事が多かったです。
クライマックスに敵が容赦なくテロをやろうとするのですが、止める術を主人公に与えてくれているのがちょっと謎でした。
いや、そんなモノ持ち歩かなければ君の狙いは完成したのに、と思いました。
ノオミ・ラパスが主人公のCIAの尋問官を演じていました。
なかなかのスパイスキルとクールさは良かったです。
女版ジェームス・ボンド感はありました。
格闘シーンも見事でした。
オーランド・ブルームが予想外な感じで出てきますが。
何だ大分ワイルドな感じになってきましたね。
キレイ系なルックスで売ってたハリウッドイケメンは大抵こうしてワイルド系になっていきますね。
マイケル・ダグラスも出ていました。
いい大御所感を出すようになってきました。
もうおじいさん俳優の仲間入りって感じですね。
ジョン・マルコヴィッチは不穏な雰囲気強めですが、安全地帯から指示するだけの大物でした。
トニ・コレットもなかなか存在感ある大物役でした。
脇役陣が豪華で若干主人公が薄れる程でした。
妥当に面白いのですが、記憶には残りにくい作品って感じです。
ただ全然続編できそうな終わり方だったので続編を続けてもらえると妥当に楽しめるアクションシリーズにはなりそうです。
そんなわけで5点。
を観ました。
東ロンドンの地区センターで、就職斡旋の仕事に励むアリス・ラシーン(ノオミ・ラパス)。だが、それは表の顔。彼女の真の姿はCIA女性尋問官、過激派の潜むこの街で、囮捜査官としてテロリストの情報を集めている。
かつて尋問のスペシャリストとして華々しく活躍していたアリスだが、2012年にパリのテロ事件の首謀者を尋問した際に、自供させたが犯行を阻止できず、24人の犠牲者が出たことを今も重く受け止めている。12歳でヨーロッパから渡米し、過酷な環境を生き抜いたアリスは正義感が人一倍強く、当時の上司のラッシュ(マイケル・ダグラス)から「君のせいじゃない」と言われても、自らを許すことができずにいた。
そんななかCIAは、イスラム教の指導者ハリル(マクラム・フーリ)が、英国でテロを決行せよとの指示を使者のラティーフ(エイメン・ハムドゥーチ)に託したという情報を掴む。指示を与える相手は、ハリルを師と仰ぐマーサー(ミヒャエル・エップ)で、恐ろしい病原体によるバイオテロを企てているというのだ。
ラティーフの身柄の拘束に成功したCIAは、彼から密会の詳細を聞き出し、使者をすり替えてテロを止めるという作戦を立てる。だが、ドイツから呼びよせた尋問官が何者かに殺されてしまう。本部で緊急会議が開かれ、ヨーロッパ部門長のハンター(ジョン・マルコヴィッチ)は、代わりの尋問官にアリスを指名する。
翌日、ロンドン支局のサッター(マシュー・マーシュ)と名乗る男が現れ、アリスをラティーフの元へと連れて行く。アリスはラティーフと対面すると、2年間のブランクをものともせず、テキパキと指示を飛ばす。 監視カメラを切り、手錠を外し、1対1で信頼関係を結ぶのが彼女のやり方だ。やがてアリスはラティーフの心を掴み、密会の手順と合言葉を聞き出す。
しかし、隣の部屋で待機していたサッターに報告しようとしたその時、アリスの携帯電話が鳴る。本部のロムリー(ブライアン・カスプ)からで、「至急ロンドンで尋問を頼む」と言うのだ。「もう始めている」と戸惑うアリスに、「ロンドン支局には、まだ話していない」と驚くロムリー。罠だった! アリスはラティーフを連れて逃げるが、激しい銃撃戦へと発展し、ラティーフは撃ち殺される。
アリスがラッシュの自宅へと逃げ込む間に、本部はラティーフが誘拐されたことを突き止めるが、後の祭りだ。どうやらCIA内部に裏切り者がいるらしい。そう気づいた時には、既に追っ手は目の前に迫っていた。ラッシュは銃弾に倒れ、アリスは彼の指示したマンションへと避難する。
だが、部屋には盗みに入っていたジャック(オーランド・ブルーム)という思わぬ先客がいた。アリスは彼を縛り上げると、電話線に細工をし、固定電話から本部へと連絡する。向かいの棟に逆探知で駆け付けたロンドン警視庁の特殊部隊を確認したアリスは、今や自分が容疑者リストのトップだと知って逃げる。その時、彼女を助けたのが、ジャックだった。
力になると名乗り出た元海兵隊員のジャックを相棒にしたアリスは、信頼を寄せるMI5の捜査官ノウルズ(トニ・コレット)に、ある作戦を持ちかける。果たして、アメリカと英国の両政府に追われながら、恐るべきバイオテロを阻止することはできるのか?そして、裏切り者の正体とは──?
マイケル・アプテッド監督です。
放題がカッコ悪いですね。
前情報なしで見に行きましたが、なかなかシリアスなスパイ映画でした。
監督は安定の作品を撮る印象ですが、今作もそんな感じでした。
めちゃくちゃカッコイイほどでは無いですがかっこよく、
めちゃくちゃ複雑ではないですがなかなか複雑で、
困難さはなかなか困難でした。
スパイ映画のジャンルで、主人公な謎の集団に追われながらテロを防ごうとするタイプで。
誰が黒幕か?を楽しむ要素も強いです。
なかなか名のある盟友が脇役で沢山出てくるので、そこの見応えはなかなかありました。
冒頭はもっとシリアスな政治的スパイ映画と思ってみたいたのですが。
暗号コードを知っている組織からのアクセスで信用して手を貸していたらドッキリというパターンなのですが。
結構唐突にアクションになってびっくりしました。
銃撃戦と格闘アクションで結構ハリウッドあるあるな作風でした。
007やらジェイソン・ボーン的な雰囲気ですかね。
主人公がクールで冷静で徹底しているあたりが007っぽかったですが。
序盤にちょっと驚きの展開があるのですが、個人的にはそこに不自然さを感じたのですが。
案の定そこはクライマックスに効いてきました。
そんな感じでシリアスさはなかなかですがストーリーに不自然さを感じるポイントがいくつかあり、
そこは不自然に思って正解な事が多かったです。
クライマックスに敵が容赦なくテロをやろうとするのですが、止める術を主人公に与えてくれているのがちょっと謎でした。
いや、そんなモノ持ち歩かなければ君の狙いは完成したのに、と思いました。
ノオミ・ラパスが主人公のCIAの尋問官を演じていました。
なかなかのスパイスキルとクールさは良かったです。
女版ジェームス・ボンド感はありました。
格闘シーンも見事でした。
オーランド・ブルームが予想外な感じで出てきますが。
何だ大分ワイルドな感じになってきましたね。
キレイ系なルックスで売ってたハリウッドイケメンは大抵こうしてワイルド系になっていきますね。
マイケル・ダグラスも出ていました。
いい大御所感を出すようになってきました。
もうおじいさん俳優の仲間入りって感じですね。
ジョン・マルコヴィッチは不穏な雰囲気強めですが、安全地帯から指示するだけの大物でした。
トニ・コレットもなかなか存在感ある大物役でした。
脇役陣が豪華で若干主人公が薄れる程でした。
妥当に面白いのですが、記憶には残りにくい作品って感じです。
ただ全然続編できそうな終わり方だったので続編を続けてもらえると妥当に楽しめるアクションシリーズにはなりそうです。
そんなわけで5点。