峠を越えて - Get over the Pass -

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外壁工事(モルタル塗布)

2014-01-07 | 家を建てる
天井裏の確認が済んだので,続いて外壁工事の進み具合を見てみました.
玄関から表に出ると,左官屋さん2人がすでに作業に入っていたんで,話をいろいろ聞かせていただきました.



これは玄関左側の角に当たる通し柱の部分です.
柱の三角にプラスティック製の定規のようなものが取り付けられていますが,
これはモルタルを塗る際の厚さのガイドだそうです.

このガイドの内側には2筋の細い溝が刻まれていて,その位置までモルタルを塗ると決められた厚さになります.
内側の溝で厚さ10mm,外側の溝まで更に6mm.合わせて16mmの厚さにモルタルを塗ります.
今日はまだ下塗りで10mmです.

柱や軒下など,外壁で角になる場所では全てこのような施工をするそうです.

それ以外の普通の外壁では,モルタルの厚みのガイドとして,こんな突起物が付けられてます.



この突起が隠れる程度に塗ると,規定の厚さになります.


これまで内壁と外壁の構造を見てきましたが,いろんな素材が何層にも重なってるんですね.

  <内側> 
  石膏ボード
    ↓
   断熱材
    ↓
  防湿シート
    ↓
 きずれパネル
    ↓
 透湿防水シート
    ↓
   ラス
    ↓
 モルタル(2層塗り)

  <外側>




天井

2014-01-07 | 家を建てる
年末年始のお休みで丸々一週間工事が止まってましたが,昨日の月曜日から再開です.
今朝は新年のご挨拶を兼ねて,現場を見てきました.

まずは2階の天井の様子です.

このように,天井の支え(棒状のステンレス材)が取り付けられてました.
この支えは両端を胴差しにネジで固定され,一部は梁から金具で吊るされているだけです.



意外と簡単な構造で固定されているんですね!


この支えの間に,ガラスウールの断熱材が敷き詰められています.



壁の断熱材は間柱に固定されてましたが,天井裏の断熱材は固定しないとのことです.
上側に板状の木を,下側に石膏ボードを貼れば,天井の出来上がりとなります.

あと1~2日すれば天井裏が見られなくなるので,よ~く見ておきました!


そこで肝心なことの確認がありました.
上棟式をやらなかったので(というより,住宅メーカーさんは手間ひまかかる上棟式をやりたがらないんですね),
年末に見に来てた時には,まだお札が貼られてなかったんです.

天井の多くは既に断熱材が貼られていたので,棟梁さんに無理を言って少し剥がしてもらいました.



きちっとお札があるのを確認させてもらいました.