峠を越えて - Get over the Pass -

自然を愛する気持ちを忘れずに

ぼや?

2011-06-05 | 雑感
お昼を過ぎた2時半頃,けたたましくサイレンの音が近づいてきたので窓を開けてベランダに出ると,目の前の大通りを何台もの消防車がこちらに向かってくるではないか...1台,2台,3台.次々とやってきて,大型の梯子車を含め11台,それに救急車と遅れてパトカーまでもが,隣の棟の前に勢揃い.
先頭のポンプ車から降りてきた隊員が素早くホースを伸ばし消火栓につないで,放水準備.背中にボンベを背負った先陣隊2~3名が非常階段を一気に駆け上って行く.大変な事態だ! 最上階(9階)の廊下に住人と思しき男が手招きをして隊員を呼んでいる.通報者だろう.

でも,火や煙は出ていない.火元と思われる部屋の前で何人もの隊員らの慌ただしい動きが見えるが,消火活動は始まらない.

30分ほどこんな光景を眺めていたが,火災にはならなかったようで,消防車が次々と引き上げていく.代わりにガス会社の車と警察の鑑識?らしき捜査員が遅れてやってきた.

消防車から漏れる消防無線を聞いてた人からあとで教えてもらったが,この部屋の住人がコンロに火をつけたまま外出したため,煙か悪臭に気がついた隣人が通報したとのこと.大事には至らなかったが,無責任な人間のため消防車11台の出動という騒ぎになってしまったのだ.一時は,大火事やガス爆発などを心配したのだが,全く持って迷惑な話だ.