黒じぷたの漂流日記

Withうつ病で暮らしているらしい。

出社74日目…退職願提出

2015-12-11 23:30:43 | 日記
泣いた…

係長が…

退職願を見た時、係長は涙を流した。

悲しみなのか怒りなのか悔しさなのか憎しみなのか、真意は彼の口から放たれることはなかった。
何にしても大人の男が人前で涙を流すというのは尋常ではない。しかもここは職場だ。

いくら閉ざされた応接室の中とは言え、にわかに信じられない光景だった。

自分の言動でここまで彼を追い詰めてしまったのかと思うと、本当に申し訳ないことをしたと思う。
係長は精神疾患に配慮した業務を提案してくれた。有難く思う。

ただ、私が思いつきで退職しようとしている、と信じて疑わない。

冗談じゃない、私だって悩みに悩んだ末の結論だ。

ブログ上では面白おかしく軽口を叩いているけど、内臓が溶けるくらい苦しんでいる。

それに私だって大人の男だ。

泣いたぐらいで「はいそうですか」と退職願を引っ込めるほどやわじゃない。

とは言え係長だって「はいそうですか」と退職願を受け取ってはくれない。

交渉は平行線のまま難航する。

転職先の話を一切せずに交渉するのはずるい感じもするが、

別に内定をもらったわけじゃない。裸一貫になる可能性もハーフ・ハーフだ。

結局、今日はうまいこと煙に巻かれて、退職願を受け取ってもらうことはできなかった。

転職話を蹴っ飛ばして、今の会社に骨を埋めるか…が一瞬頭をよぎったけど、

年老いていく私には荷が重い、と改めて見直すこと出来た。

だけど、結果的にはどんな形でも係長を裏切ることになる。

これは大変心苦しい。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする