紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで
上演された「黄昏の湖」です。
ヘンリー•フォンダとジェーン•フォンダが父娘役で共演した
「黄昏」を、ご覧になった方もいらっしゃると思います。
心の通わなかった父娘が、娘が連れてきた少年がきっかけで
互いに向き合っていく。
母親を演じたキャサリン•ヘップバーンとヘンリー•フォンダが
アカデミー主演女優賞と男優賞を受賞した名作。
ただ、原作者によると
「キャサリン•ヘップバーンは、戯曲と違うセリフを喋っていた」
ということ。
この映画、1981年製作。
私も観ましたが、当然、ほとんど覚えてない。
物語は、
ノーマン(加藤健一)とエセル(一柳みる)が避暑の為に
訪れた別荘に、娘のチェルシー(加藤忍)が、ボーイフレンドと
その息子を連れてきて始まります。
皮肉屋のノーマンと、その性格を受け継いだチェルシー。
当然、2人はうまくいかない。
が、2人とも、心の奥底では、このままでは行けない
と思っている。
エセルも、心を痛めている、
そんな微妙な人間関係を、分かりやすく演じてくれました。
にしても、驚くのが、この戯曲 作者28歳の時の作品。
どうゆう洞察力なんでしょうか。
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