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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

もう少し笑えると思ったが•••「鈴木家の嘘」

2018-12-09 11:26:00 | 日記
シネスイッチ銀座で上映中の「鈴木家の嘘」です。
岸部一徳 原日出子 加瀬亮 木竜麻生 岸本加世子 大森南朋らの出演。
引きこもりの長男が自殺。そのショックで記憶を失った母親を巡る悲喜劇。
予告編を見た限り、笑える作品かと思ったんですが、やはり題材が題材だけに、そうはいきませんでした。

鈴木家のお昼。母親•悠子(原)は、台所でご飯の支度。2階で引きこもっている長男の浩一(加瀬)は、自殺の準備。ご飯ができた母親が、浩一の部屋に持って行くと、目撃したのは、梁にぶら下がっている息子の姿。気を失ってしまう悠子。そこへ戻ってきた娘の富美(木竜) 兄と母を見て警察を呼びます。
病院に運ばれた悠子。意識が戻らない。
浩一の49日。父親の幸男(岸部) その妹•君子(岸本) 悠子の弟•博(大森) そして富美が揃って病院に行くと、悠子の意識が戻っている。
「浩一は?」
あの時の記憶を無くしている悠子。富美が思わず
「お兄ちゃんは、引きこもりが治ったの」
と、嘘をつきます。そして•••

嘘をつけば、それを繕う為に、また新たな嘘。段々収拾がつかなくなる富美たち。やがて、全てが明るみに出る時が•••
よくできた作品だと思いましたが、1点だけ。引きこも っていた浩一が、唯一 外界と関わりを持っていたらしいのが、イブちゃんというソープ嬢。幸男は、真相を探りに、何度もソープランドへ足を運びます。ラストも、そのシーンなのですが、 このエピソード どうも消化不良の気がしました。


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