プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

中島淳彦「おとうふ」

2021-08-31 11:04:07 | 日記
下北沢OFF•OFF シアターで上演中の「おとうふ」です。
一昨年亡くなられた中島淳彦さんの作品。
笑い屋のおばさん達を主人公にしたお話です。

テレビ局の待合室。
収録が遅れ、笑い屋のおばさん達が、少しイラついていると
ADが説明にくる。
「タレントの入りが遅れて、収録が押します」
仕方なく待つおばさん達。
そこへ、1人の女性。
最近、事務所に所属したばかりで、今日が初仕事だという柿本さん。
つい先月、離婚したばかり。
おばさん達は、興味津々。
別れた夫は、放送作家目指していたのだが挫折。

この女性を中心に物語は進んでいき、
ラストには、悲惨な出来事が!

「おとうふ」というタイトル。
途中、おばさん達が、待ち時間に用意されたお弁当を食べる場面がある。
そこで、弁当の中に入っている高野豆腐を食べるのですが
そこまで重要なシーンとは思えない。
この作品、再演を重ねるうち、少しずつ手を加えたということですが
その過程のなかで、全体像も変わったのかもしれません。
とはいえ、なかなか面白いお芝居でした。