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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

神木隆之介&松たか子&大倉孝二&後藤剛範 「いきなり本読み!」

2020-12-27 09:40:30 | 日記
クリスマスの夜、東京国際フォーラムで行われた
「いきなり本読み!」です。
役者さんが、台本を渡されて本読みに挑む。
この時、どういう状況になるか。
一種のバックステージもの。
とても面白い企画なので観に行きました。

企画したのは、劇作家で演出家でもある岩井秀人。
集まった役者さんは、神木隆之介 松たか子 大倉孝二 後藤剛範の4人です。
舞台上には5人分の机と椅子だけ。
机の上には、台本とミネラルウオーターが置かれている。
ソーシャルディスタンスたっぷりの舞台上^_^

舞台上には台本と役名が映し出され、役名は、演じる各役者の上に映し出される。
台本は、役者が読み進めるに連れてスクロールしていく。

観客にも、戯曲がどんな内容かは知らされず
役者が台本を読み進めていくに連れて、分かっていく仕組み。
最初に演じるのは
神木がニュースキャスター
松が医者
大倉が真治
後藤が鳴海

読んでいくと、岩井から
「鳴海は女性です」
と説明が入る。
意表を突かれた後藤の表情が面白い。

こうした調子で、本読みは続いていき、岩井から
「ちょっとヤンキー風に」
「歯のない感じで」•••
など注文が入り、難なくこなしていく役者陣。

ラスト、松と大倉の掛け合いが熱を帯びてきたところで
岩井からストップがかかる。
この企画、ラスト前で止める事が決まりだそうです。

最後に、タイトルが明かされます。
前川知大の「散歩する侵略者」でした。